ブラックホール、電波望遠鏡で撮影に成功か

世界中の電波天文学者が参加するプロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ（EHT）」が４月12日、ブラックホールの撮影に史上初めて成功した可能性があると発表した。



画像作成は数か月かかると言うが、宇宙の組成や誕生に関する謎の解明に大きく進むだろう。場所は約2万6000光年離れた天の川銀河（銀河系、Milky Way）中心部にある「射手座A*（Sagittarius A*）」。質量は太陽の400万倍ある。銀河系内なので、より多くの情報が得られ、宇宙論の研究が進むだろう。


ブラックホールが、ガス運を飲み込む様子はいくつか発見されている。下記は地球から約10億光年の距離にある「銀河団「Abell 2597」の中心部で、ガス雲をのみ込むブラックホールの映像とイメージ。観測されたのは、ガス雲がブラックホールとされるものに落下する際にできる、ガス雲そのものの影で、ガス雲は地球とブラックホールの間にあるため、ブラックホール周辺の物質から放たれるこの光の一部を遮るために出来たもの






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