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先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

シアトルには巨大企業が多い!

2018年08月23日 02時09分08秒 | 日記
Forbesがシアトルには巨大企業が続々誕生していると報じていた。確かにマイクロソフト、アマゾン、スターバックス・コヒー、シカゴに移転してしまったがボーイングなど。
 
その理由を4つあげていたがなるほどと思う。
 
 シアトルはバンクーバー(カナダ第3の経済都市)と国境を挟んで隣り合わせで、アメリカで最もカナダを商圏として抱えているという特典がある。2001年の同時多発テロで法律が変わるまでは、アメリカ人とカナダ人は、自国の運転免許の提示だけで往来ができた。カナダドルを受け付ける店があるのもアメリカ全土でシアトルくらいで、自由の雰囲気が漂っている。

さらに、ベンチャーキャピタル(VC)が集積するシリコンバレーから飛行機で1時間半という地の利もある。アメリカは本土だけで4つの時間帯を抱えるが、この両都市間には時差もない。ベンチャー企業に欠かせない資金調達において、ベンチャーキャピタリストは(意外かもしれないが)具体的な面談やライブでのプレゼンを重視するので、このシリコンバレーから近いというメリットは大きい。
 
 
ワシントン大学を中心として研究施設が充実している。これは、一世代や二世代前のベンチャーであるマイクロソフトやボーイングが、同大学に膨大な寄付金を投入し、その産学共同プログラムが、優秀な教授や学生を惹きつけているところからくる。
 
やはりこの都市固有の風土も大きく作用している。アメリカ西海岸の大都市は、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ、ともに基本的にはリベラルな風土で有名だ。ヒッピー文化の発祥地はサンフランシスコだし、チャイナタウンは全米にあるとはいえ、西に行くほど大きくなると断じてほぼ間違いない。シアトル市長もゲイだと公言しているし、リベラルな年であることは確か。
 


 
 

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