先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

なんども人員削減するNEC

2018年04月25日 16時14分13秒 | 日記

かっては日本のITをリードしていたNECが、なんども人員削減した結果、底なしになっているのではなかろうか?勝手の富士通は、業績を着実に伸ばしているのに、NECは一体どうしたのか?

NECが2018年度に実施する3000人規模の人員削減のうち、1200人分については取引先などへの出向や転籍を進める方針であることが25日、分かった。退職金を上乗せする早期希望退職を別途、10月から募り、人件費削減につなげる。

 NECは業績低迷を受けて、18年1月に国内で3000人規模の人員削減を実施する方針を示した。このうち1200人の枠については、NECでの経験を生かしてグループ外の取引先に出向・転籍してもらう。NECはこのほか、リストラ策の一環として、一関事業所(岩手県一関市)と茨城事業所(茨城県筑西市)を18年度末までに閉鎖する。

富士通とNECの業績をみると上段の富士通はん何とか売り上げを保っているのに対し、下段のNECは2000年の初めのころは富士通と同じくらいの売り上げがあったのが半減しているし、利益も富士通の半分以下。この際は富士通は早くから営業を重視し、トップに営業出身者をアサインしているのに対し、NECは技術系をアサインして技術志向を貫いてきている。これが差異をもたらした原因だろう。人員削減はやってはならないことで、やればやるほど先がなくなる。

 

富士通の業績

NECの業績、