粉石けん

2017-12-01 14:54:05 | 日記
脂肪酸ナトリウム(固形)または脂肪酸カリウム(液体)を主成分とし、苛性ソーダとけん化反応させて作る。助剤として香料や着色料、金属イオン封鎖剤(硬水軟化剤)、炭酸塩を使ったものもある。
通常の使用では人体に対する影響がほとんどないが、市販の石けんによく使われる助剤のエデト酸塩には、皮膚障害や催奇形性などの疑いがある。無添加のものは天然成分であり、微生物分解を受けやすいために環境への悪影響はほとんどない。
粉石けんが上手く溶けない、石けんカスが衣類に残る、衣類に黄ばみが残る、洗濯機に黒カビが発生する等の問題が生じる場合もある。これには予洗を十分して泡立ちをよくしたりして適正使用するよう工夫する必要がある。


ウォームビズ

2017-12-01 14:52:50 | 日記
地球温暖化防止の一環として、秋冬のオフィスの暖房設定温度を省エネ温度の20度にし、暖かい服装を着用する秋冬のビジネススタイルのこと。「ビズ」はビジネスの意味で、ここでは暖房に頼りすぎず、暖かく効率的に働くことができる新しいビジネススタイルの意味が盛り込まれている。2005年に大きな話題を呼んだ「クールビズ」の冬版として、環境省によって提唱された。暖房設定温度を21℃から20℃にした場合、年間で1家庭あたり約25.7kgの二酸化炭素を削減することができるとしている。

フードセーフティネット

2017-12-01 14:51:29 | 日記
 食べものを用いた支援の概念であり、緊急時にすぐ食品を確保するための様々な支援の体制や活動の総称。言い換えれば、お金がなくても、誰もが、すぐに必要な食べ物を手に入れることができる仕組みのこと。
 この仕組みが有効に機能するためには、食品を提供する企業や団体と、受け取る(配布する)施設や慈善団体との間の、いわば供給先と需要先を結ぶ流通ネットワークの構築が不可欠であり、フードセーフティネットの構築に向けた有力な手段としてフードバンクがある。
 我が国では、飢餓が表面化している状況には至っていないと考えられており、「子供の貧困対策に関する大綱(平成26年8月29日閣議決定)」において、とくに子供の食事や栄養状態の確保を訴えているが、国民の間にこうした危機意識が共有されているとは言いがたい。
 国内では、公益財団法人セカンドハーベスト・ジャパン・アライアンスや認定NPO法人フードバンク山梨などがフードセーフティネットの確立を目指して活動している。