生活排水

2018-06-30 09:36:42 | 日記
 生活排水とは、台所、トイレ、風呂、選択などの日常生活からの排水のこと。このうち、トイレの排水を除いたものを生活雑排水という。
 かつて公共用水域におけるBODまたはCODの環境基準(生活環境項目)の達成が進まず、その要因として未処理のまま公共用水域に流入する生活排水の汚染負荷が無視できないことから、「生活排水対策」を盛り込んだ水質汚濁防止法の改正が行われた。

有害紫外線

2018-06-30 09:34:28 | 日記
紫外線のなかでも特に生物に有害な波長のものをいう。
太陽光のうち、可視域より短波長域(100?400nm)の光を紫外線と呼ぶ。紫外線は殺菌灯として利用されているように、生物の生存を制限する大きな環境因子である。この紫外線の中でも、波長280?315nmの紫外線(B領域紫外線;以後、UV-B)は、オゾン層の破壊の影響をもっとも強く受け、かつ、生物にとって有害であることから、一般に「有害紫外線」と呼ばれている。
肌表面に強く作用し赤く炎症を起こすほか、皮膚癌や白内障などの疾患を引き起こす原因にもなっている。このUV-Bの生物影響の強さは、波長により異なり、短波長ほど大きくなる。

DNA

2018-06-30 09:32:51 | 日記
 生物の細胞内にあって、遺伝情報を記録しているひも状の物質。核酸の一種であり、遺伝子の本体。デオキシリボ核酸というが、一般的には英語表記を略して「DNA(ディーエヌエー)」と呼ばれる。
 遺伝情報をRNA(リボ核酸)として持っているRNAウイルスを除くすべての生物の細胞内に存在する。
 DNAは通常、4種類の塩基(A・G・C・T)の配列によって構成されるポリヌクレオチドの2本鎖が対合して、「二重らせん構造」をとる。さらにこれが折りたたまれて、「染色体」を構成している。

 DNAには、生物の形質(各個体のもつ様々な性質)に関わる基本情報(これを遺伝子という)が記録されており、DNAの情報をもとに読み取られるアミノ酸配列によってさまざまなタンパク質が合成され、機能発現する。こうした生合成の連鎖は全生物に共通「セントラルドグマ」と呼ばれる。それとともに、DNAは細胞分裂の際に複製されて親細胞から子細胞ることによって、遺伝情報が親から子に伝わる。