航空機騒音

2016-06-30 14:38:52 | 日記
航空機の運行に伴って発生する騒音。昭和30年代後半から航空機のジェット化が進展したことに伴い、空港周辺において問題が顕在化した。ことに、空港周辺の市街地化が進行していた大阪国際空港(伊丹空港)において、地域住民が損害賠償と夜間における航空機の離着陸の差し止めを求める訴訟をおこし、大きな社会問題となった。
1983年には航空機騒音に係る環境基準が設定され、飛行機の低騒音化、飛行経路の改善、空港周辺の緩衝緑地帯の設置、民家の移転、民家防音工事等の対策が実施されている。なお、航空機騒音の問題は、民間飛行場周辺だけでなく自衛隊や在日米軍の飛行場周辺でも発生している。

微生物

2016-06-30 14:37:24 | 日記
肉眼では見えないような微少な生物の総称だが、大きさについて厳密な定義があるわけではない。藻類や原生動物など、単細胞・多細胞生物で細胞の機能や組織分化がほとんどみられない生物が代表的だが、細菌類や菌類、ウイルスを含む場合もある。
微生物は動植物の死骸などを分解するため、自然界の物質循環における重要な構成員となっている。病原体もあるなど、人間生活との関わりは深い。大腸菌をはじめとするいくつかの微生物は、成長が速い、代謝活性が高い、定量的な操作がしやすいなどの特徴から、医学や遺伝学などの実験材料として広く利用されている。

太陽光発電

2016-06-30 14:35:21 | 日記
自然エネルギーを利用した発電方式のうち、太陽光を利用した発電方式を、太陽光発電という。
太陽エネルギーの利用には、熱を利用する温水器のシステムと、太陽電池を使い、太陽光を電気に変換して利用する太陽光発電があり、これらは区別して理解する必要がある。太陽光発電は電力に変換するため、汎用性が高く、また、太陽光さえ得られればどこでも発電できるというメリットを持つため、早くから注目されてきた。しかし、太陽電池が高価であること、国際規格がまだ完全に標準化されていないことから、課題を持ちつつも、今後、さらに推進が期待される発電方式である。
現在、日本では、国内規格であるJISと、International Electrotechnical Commission(IEC国際電気標準会議)の調整が図られている。