六フッ化硫黄

2017-06-30 14:02:38 | 日記
融点-50.7℃、昇華点-63℃で、1個の硫黄原子(S)と6個の弗素原子(F)からなる無色無臭の気体。空気を1としたときの比重は約5.1 。

 熱的、化学的に安定で、耐熱性、不燃性、非腐食性に優れているため、変圧器などに封入される電気絶縁ガスとして使用されるほか、半導体や液晶の製造工程でも使われている。

 地球温暖化係数が23,900と大きく大気中の寿命が長いため、京都議定書で定められた6つの温室効果ガスのひとつとして位置付けられ、地球温暖化防止対策推進法における排出抑制対象ガスのひとつになっっている。

ペットボトル再生繊維

2017-06-30 14:01:41 | 日記
ペットボトルをリサイクルしてできた化学繊維。
ペットボトルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)でできており、清涼飲料容器や調味料容器などに使われている。ポリエチレンテレフタレートは、ポリエステル繊維の原料でもある。
容器包装リサイクル法でメーカーにリサイクルが義務付けられているペットボトルは、市町村が分別回収したりスーパーなどが店頭で回収して集められる。回収されたペットボトルは、破砕して溶かし、シートやポリエステル繊維などに再生される。ペットボトル再生繊維は、企業の制服などに採用されつつある。

堆肥

2017-06-30 14:00:10 | 日記
落ち葉などを自然に腐敗発酵させて作った肥料のこと。
有機質は適当な湿度と温度、空気(酸素)があると好気性微生物の作用によって発酵分解して植物などに吸収されやすい状態になる。そうした自然界の法則を利用して、作物の残滓・落葉・枝・野草・厨芥などを農地の片隅に積み上げ、腐敗醗酵させて得られた有機肥料は、耕作農家にとっては貴重な自給肥料となった。
肥料成分は一定していないが、厩肥とともに古くから使われてきた肥料のひとつで、播種や移植前に元肥として施す。
堆肥は、土壌を柔らかくし土壌中の微生物の活動を活発にするため、有機農業には必須で、土壌改良剤としての効果が大きく、化学肥料に較べて地力を維持培養する点で優れ、地下水を汚染することも少ない。
最近では生ごみを発酵させて堆肥にする技術が注目されている。