Edie Sedgwick;Poor Little Rich Girl
After Hours - Velvet Underground
1965年のガール・オブ・ザ・イヤーに選ばれたり、アンディ・ウォーホールのファクトリーのミューズとなったり、28年の短い人生の瞬間、刹那的な輝きを見せポップシーンを駆け抜けたイーディ・セジウィック
そういったセレブの中のセレブ然とした経歴を持ちながらも、彼女には素朴なところがある、と評した人が居たけど、またもヘッドバンキング並みに頷く。
彼女は牧場で育った美しき野生児であり、基本に流れる魂は田舎出身の純朴な少女だったのだと思う。
・・・と、今に至ってもイーディ・セジウィックのことについて考え続けている私。。。(そのくらい彼女が魅せた魔法は強力。。。 美しく儚い、剥き出しの魂の姿、生命という名前のひとつの魔法...)
22歳の頃、彼女の周りに居た人たちの口伝えによる伝記=オーラルバイオグラフィー「イーディ-'60年代のヒロイン」を読み(WAVEのポップアメリカ特集→イーディ伝記といった順序で興味、関心が数珠繋がりに拡がっていった憶え)、彼女が患っていた醜形恐怖や摂食障害の苦しさ、周囲に優しくされながらも、コントロールしがたい情緒不安定により、次々関係を台無しにしてしまうところなど(根本的に人を疑うことを覚えず、“騙されてしまう”こともたびたびあったのだけど...)、共感しながら、身につまされながら、そして、彼女の生前の姿のいきいきとした(そして時折痛ましい...)フォトグラフにうっとり、そして、アンディー・ウォーホールをはじめとする華やかな人々との交流にドキドキしながら、読み進んでいったことを、その本に浮かび上がる彼女の眩く輝く生きる姿を、今でも強烈に記憶してます。
この動画では、ほとんどノーメイクでの(髭を蓄えヒッピー然とした...)年下の夫マイケル・ポストとの婚礼儀式での姿など、ナチュラルなイーディ・セジウィックを見ることが出来ます...。 イーディは、チェルシーホテルに滞在中、(おそらくドラッグで朦朧としてたため...)寝たばこによりボヤをだしてしまう出来事があったのですが、その時の火傷をした手にぐるぐる包帯を巻いた痛々しい姿も...
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イーディ―’60年代のヒロイン |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |