ブルーノ・シュルツ全集 | |
Bruno Schulz,工藤 幸雄 | |
新潮社 |
ブルーノ・シュルツの世界 | |
加藤 有子 | |
成文社 |
ストリートオブクロコダイルの原作、「大鰐通り」を書いたブルーノ・シュルツ(クエイ兄弟は、生涯をかけて、彼にオマージュを捧げ続けてる…)も22歳頃、読みたいと思いながら(多分、朝日新聞かなんかの特集記事で最初に知ったのよ…)、今の今まで延び延びにしてる。。。(早く読まねば人生が終わってしまうがな。。。 しかし、タイミングが合わない時に読むと、背伸びして勘違い解釈して終わりになっちゃうからなー…)
16歳の頃に、失われた時を求めての断片を知って、生きている間に必ず読みたいと思ってた(そして、ようやく最近になって、作品を脳科学の視点から解析した本を読むことでその謎に取り掛かることが出来るようになった。。。)マルセル・プルーストの時と同じパターン
想いのあるアーティストを書こうとなると、すべての想いを込めたくなり、しかもうまく語れるかどうか心配で、結局「もっと調子のいい時に・・・」と先延ばししてしまいそうになる。
でも、語りきれないのなら、何度でも語る。自分の出来る範囲で。
そうしないと語る前に人生が終わってしまうような気がします。
ニック・ドレイクのことは、12年ほど前、雑誌エスクワイアの70年代特集で知りました。
そこには彼をめぐる哀しい事実が書かれていました。
素晴らしい才能を持っているのに、それにふさわしい評価を得られないまま26歳で亡くなった、英国のシンガーソングライター。
彼の繊細な精神を支えるために、彼が生きているうちに、少しでも「自分はアーティストである」という自信を与えてあげられてたら・・・。でも、そのためにはいったいどの程度の評価が必要だったのだろう?結局、彼は、禅を組む修行者のように自分の内側で闘っていたのではないかと思います。
セカンドアルバム「bryter layter」は、陰鬱な雰囲気に飲み込まれてしまいそうになる彼の他の作品よりも、幾分か楽天的な要素を含んでいて、彼のアーティスト性の明るい面が表れているみたいです。
それでも、彼はこの作品が気に入らず、何回か録り直しをしたみたいです。
私は最初に手に取った作品がこのセカンドだったので、(青いバックが、純粋で儚い彼のイメージにぴったりだと思って・・・。あと、眼光と姿勢が好戦的で、いい表情だなと思いました。)このアルバムに私が呼ばれたのだと思っています。(←?)
優しく響く美しいメロディに、柔らかく、起伏のない、詩を朗読してるかのような歌声に、
命と引き換えにして地上の一番美しい世界を音楽にして見せてくれたニック・ドレイクを想います・・・。
ベタで野暮な言い方しか出来なくてごめんなさい・・・。
でも、語りきれないのなら、何度でも語る。自分の出来る範囲で。
そうしないと語る前に人生が終わってしまうような気がします。
ニック・ドレイクのことは、12年ほど前、雑誌エスクワイアの70年代特集で知りました。
そこには彼をめぐる哀しい事実が書かれていました。
素晴らしい才能を持っているのに、それにふさわしい評価を得られないまま26歳で亡くなった、英国のシンガーソングライター。
彼の繊細な精神を支えるために、彼が生きているうちに、少しでも「自分はアーティストである」という自信を与えてあげられてたら・・・。でも、そのためにはいったいどの程度の評価が必要だったのだろう?結局、彼は、禅を組む修行者のように自分の内側で闘っていたのではないかと思います。
セカンドアルバム「bryter layter」は、陰鬱な雰囲気に飲み込まれてしまいそうになる彼の他の作品よりも、幾分か楽天的な要素を含んでいて、彼のアーティスト性の明るい面が表れているみたいです。
それでも、彼はこの作品が気に入らず、何回か録り直しをしたみたいです。
私は最初に手に取った作品がこのセカンドだったので、(青いバックが、純粋で儚い彼のイメージにぴったりだと思って・・・。あと、眼光と姿勢が好戦的で、いい表情だなと思いました。)このアルバムに私が呼ばれたのだと思っています。(←?)
優しく響く美しいメロディに、柔らかく、起伏のない、詩を朗読してるかのような歌声に、
命と引き換えにして地上の一番美しい世界を音楽にして見せてくれたニック・ドレイクを想います・・・。
ベタで野暮な言い方しか出来なくてごめんなさい・・・。
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