PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

ダンナさんの身辺との不思議なシンクロ。

2006-11-14 17:52:07 | 事象への想い
週末に、ダンナさんのmixiでのマイミクの方のページで私が10代の頃によく通っていたバンドの人脈であった雑誌フールズメイトの元編集長北村昌士さんが亡くなったのを知ってショックを受けました。(私が仲良くさせていただいていた年上の友達と、北村さんは恋人関係だったんです。。彼女のことが、今すごく心配。。でも彼の死からもう半年経っているのだけど。。)(それと、ダンナさんのマイミクの方々、ごめんなさい..m(__)m
時々足跡を残しているのは私です。。ダンナさんのお友達たちの考えていることにすごく興味があって。。)

もうあの時よく会ってた人達とは全く連絡を取っていないのだけど、こういう風に、ダンナさんのお友達から、訃報を聞くことになるなんて・・。

・・30過ぎてから今までの私の交友関係とは全く別の所で出会ったはずのダンナさんの身辺との不思議なシンクロに驚くことが今までもあった・・・。

私が今リンクを貼らせていただいている『Tigerlily Scribble』『Tigerliliyland...Momo Nonaka』を運営していらっしゃる野中モモさんは、私が*22歳の時に一人っきりで池袋を彷徨。フラッと入った詩の本を主に置いてある本屋さんで、心が魅かれて私が手に取った一冊の同人誌を創った人。
水色の装丁でビートルズのサージェントペパーズ~のように人物がギッシリ埋められたデザイン。一目惚れして家に連れて帰る・・。
家に帰って読んでみる。“団塊ジュニア”を自称される同世代の(しかもモモさんの方が少しお若い..)野中さんの文化的嗅覚に脱帽して、文章力に唸る...。私はその頃、自閉症的な、まるでパズルのような、ぽつぽつとしたつぶやきしかかけなかったから・・・。
ジェネレーションXと言われる世代のウィノナ・ライダーへの愛情を知ったのも野中さんの本から。
森鴎外の娘、森茉莉の描いたロココ調小説のことも・・。

それから10年が経ち、私は付き合い始めたばかりのダンナさんの部屋にその本を持ち込む。
「この本素敵でしょ?」
「どれどれ・・・。あっ!これモモさんの本じゃん!!」

とてもビックリ・・。
私がシンパシーを感じて(だってそこ光ってたもん。。)偶然手に取った本の作者の方と10年後の恋人が友人関係だとは・・。

モモさん、勝手にリンクを貼らせていただいてますが、いつかご挨拶しようしようと思っていましたm(__)m(←私のページ見ていらっしゃらないかもしれないのに勝手に挨拶・・
例えば、一ヶ月前に家出した時・・。
鈴木いづみの本を紹介しようと思った時にモモさんの本“ビウィッチド”のことをお話ししようと思ってました。
鈴木いづみは17歳の時に宝島の70年代特集の別冊本で読んで“ヘンな70年代のヒト”としか認識していなかったのだけど、「恋のサイケデリック」など、彼女が大好きだったGS(グループサウンズ)へのオマージュの詰まった魅力的なSF作品を書く才能溢れる女性なんだということを、モモさんの本で読んで初めて知りましたよ!(今から12年前。干支ひとまわりですね・汗)


P.S.北村さんと私が通っていたバンドのことはまた今度(近い内に..?)お話ししようかなと思います。

ちなみに北村さんの音楽誌は、フールズメイト→MIX→REMIXと雑誌の形態が変わっていったようですが、版権元と喧嘩して雑誌社『ガロ』に移ったりいろいろ大変だったみたいですね。。私はMIX時代が一番好きでした・・。特集がめちゃくちゃ面白かった!REMIX時代はポール・ウェラー表紙率高し!
・・今のフールズメイトはビジュアル系ど真ん中になっているようで、私は声高に言いたいけど、日本のビジュアル系はヨーロッパ耽美主義を歪んでうけとっているのであって、THE CUREとかBAUHAUSとかKILLINGJOKEとかDEAD CAN DANCEに影響受けたとか自分のファンに吹聴しないで欲しいと思う(汗)←毒舌。。問題あったらこの一節消すかも・汗



〈追記の“注”〉*20歳か21歳だったかもしれません。。
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6 コメント

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Unknown (いたち野郎)
2006-11-14 22:11:52
フールズ・メイトのバックナンバー幾つか持ってるんですが、ニューウェーヴ時代のこの雑誌、凄く面白いですよね!メンバー募集の欄も変なバンドしかないですし(笑)
今はビジュアル系しか扱ってないですよね…昔みたいな濃密さがなくなったのは残念です。フールズメイトの中で、北村さん亡くなったときの記事も凄く凄く小さかったらしいですね…。
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こんばんは! (miura)
2006-11-14 22:30:11
ルルさん、こんばんは!

鈴木いづみさん、僕も一時期とても好きで読みましたよ。同郷なんですよね~ってそんなことはどうでもいいのですけど...強烈でした、それも含めとても感情が動かされました。阿部薫も聴きました...凄すぎて怖かったです。
フールズメイトは高校生の頃時々近くの本屋さんに取り寄せてもらって買ってましたね。思いっきりRock Magazine??(阿木譲の)だったかな....それに近い?アンダーグラウンドまっしぐらだった頃です。

鈴木いづみで反応してしまいました。
ごめんくださいませ。失礼しました。
返信する
いたちさん。 (ルル)
2006-11-15 15:47:44
いたちさんのお年でフールズメイトを持っていらっしゃるの、ビックリです
私が10代後半の時、すでにビジュアル系が表紙だった覚えがありますが・・
>メンバー募集の欄も変なバンドしかないですし(笑)

私の周りは“バンドやろうぜ”という雑誌で集まった人も居ましたが・・
バンドブームだったので・・汗汗
私はロッキンオンで・・

>フールズメイトの中で、北村さん亡くなったときの記事も凄く凄く小さかったらしいですね…。

今の人は北村さんのお名前を聞いてもピンと来ないのだろうなぁ...
返信する
miuraさま、こんにちは!! (ルル)
2006-11-15 15:58:40
お返事が一夜明けてしまってごめんなさいね~。。m(__)m

どうもボンヤリが激しいわたくしです。。

>鈴木いづみさん、僕も一時期とても好きで読みましたよ。同郷なんですよね~ってそんなことはどうでもいいのですけど...強烈でした、それも含めとても感情が動かされました。

あっ!miuraさま、そうか・・!同郷でいらっしゃいますよね・・!!
私も両親の故郷であるS県から、あんなすごい、はげしい人が出てきたことが、嬉しい&感慨深かったデス!!
なんか、カッチョいいです・・!!
ケンカの末、足の小指を切ったりはしたくないけど、鈴木いづみさんの阿部薫氏への強い&真っすぐな愛は、学びたいなぁ..と思います・・!
(あと、私、鈴木いづみさんの肖像画(?)を何枚か書いたことがあります・・!)

私が読んだのは、鈴木いづみ氏追悼のオーラルバイオグラフィーと、“声のない日々”という「恋のサイケデリック」を含む短編集だけなのですけど、彼女と同郷でいらっしゃるmiuraさまのオススメ本を読んでみたいですよ~!!

>阿部薫も聴きました...凄すぎて怖かったです。

阿部氏は29歳で亡くなられたのですよね。。
プロバリンの飲み過ぎだったそうですね。。
私はmiuraさまのページでもお話しした「彗星パルティータ」を聴いて、時計仕掛けのオレンジのアレックスのように窓から飛び降りたくなりました・・←ドン引きになるようなことを申してごめんなさい。。

>フールズメイトは高校生の頃時々近くの本屋さんに取り寄せてもらって買ってましたね。思いっきりRock Magazine??(阿木譲の)だったかな....それに近い?アンダーグラウンドまっしぐらだった頃です。

あっ!高校生の時買っていらっしゃったんですね~!!(阿木譲さん?のことを知らない勉強不足のわたしです。。)
私は、音楽を聴き始めるのが遅かったので、音楽心がついた頃にはすでにフールズメイトはビジュアル系ばっかり載ってました・・
MIXは、“タイプ別歌姫特集”(ビョークが高校中退ヤンママタイプとか、マリアンヌ・フェイスフルが“いいじゃないの幸せならば”タイプとか・笑)とか特集がすごく面白かったデス~!!

>鈴木いづみで反応してしまいました。
ごめんくださいませ。失礼しました。

光栄でございます~~!!
(こちらこそお返事が遅くて失礼いたしました...
また遊びにいらしてくださいね~!!
返信する
鈴木いづみさん&阿部薫さん (miura)
2006-11-15 22:13:17
こんばんは!

うちの方にもコメントしてくれてありがとうございます。どーもっ!
さて、鈴木いづみさんと阿部薫さんについてです。
えっと実はお金がない時に全て売ってしまったのですよ!今ではとても後悔してるんですが...致し方ありません。なので書名などわからなくなってしまいました..。
でも憶えているのは..
鈴木いづみさんの方は「恋のサイケデリック」はもちろん好きでしたが、確かエッセイっぽいのも良かった。だいたいどれも好きでしたよ。一気に一晩で読み終えてしまうかんじでした...ちょっと極端な言い方ですけど..そんなかんじ。
阿部薫さんは、今、どのように売られているのかわからないのですが、モノクロのジャケットで何枚かアンソロジーっぽく出てたCDを聴きましたよ。基本的にソロの演奏だったと思います。評伝もくるものがありました。
ルルさんが描いた鈴木いづみの肖像画見てみたいです!関心ありますよ~。

では、全く参考にならず恐縮です。
ごめんくださいませ。


返信する
miuraさま☆ (ルル)
2006-11-16 02:26:30
ふたたびコメントをくださって、ありがとうございます~!!
さっきブリ大根を作ってまいりました~!!
今日は和食で・・。

>うちの方にもコメントしてくれてありがとうございます。どーもっ!

最新記事の、お部屋のディスプレイもすごく素敵だったのですけど、気の利いたことを書かせていただく自信が無くて..orz
pierre CARDINのジャケットの記事にコメントをさせていただきました・・!!
なんか、うちのダンナさんの露骨なつぶやきをそのままコメントで書いてしまってごめんなさーい..
うちのダンナさんも服が大好きなので・・

>さて、鈴木いづみさんと阿部薫さんについてです。

あっ・・!すみません。。
丁寧に質問に答えてくださってありがとうございます~!!
私も結婚が決まった時に多くの本とCDを売りましたよ~!!
あっ!彼女のエッセイも面白いのですねっ!!
そういえば、最近彼女の再評価が高まってるみたいで、いつのまにか、本屋で彼女の本のスペースが出来ていたり、新しい装丁で本が出てたりしてるので、また読んでみようかな~??
オススメありがとうございます~!!

>一気に一晩で読み終えてしまうかんじでした...ちょっと極端な言い方ですけど..そんなかんじ。

あっ、そういえば、彼女自身も“ライト感覚”を本分にしていると言ってたような気がします・・!!
ポップだからすんなり読めちゃうのかな・・

>阿部薫さんは、今、どのように売られているのかわからないのですが、モノクロのジャケットで何枚かアンソロジーっぽく出てたCDを聴きましたよ。基本的にソロの演奏だったと思います。評伝もくるものがありました。

阿部薫さんのアルバムは、彼があんな感じで亡くなってしまったから、余計に辛く響いてくるのかしら。。
モノクロのジャケのイメージ、私も覚えてます・・。
結局自分では所有しなかったのですけど、友人宅で聴いて、切迫した感じの息が詰まるような緊張感を感じました・・
彼は集中力を持続することに疲れてしまったのかなぁ。。
いづみさんの亡くなり方も胸が詰まります・・。
でも激しく生き抜いたのですよね。。彼らは・・

そんな感じで20代前半から20代後半にかけて、鈴木いづみさんに夢中になった時期があったのですけど、

>ルルさんが描いた鈴木いづみの肖像画見てみたいです!関心ありますよ~。

っておっしゃってくださって、ありがとうございます・・!!!
実は、私が今まで描きためた絵は、もしかしたらよほどヒドいものは結婚と同時に処分してしまったかもしれないのですが(不吉だと母にも言われましたもので・・汗)、写真はとってあったはずだ!とガサガサ探してみました・・!!
でも、鈴木いづみさんの絵の写真が見つからなくて・・
赤紫と灰色と黒だけで描いた絵なのですけど、もし実物か写真が見つかったら、記事としてアップさせていただきたいです~!!
ツィギーとか、イーディとか、シャロン・テートの絵などは、私のブログの“絵”というカテゴリーに収めてあるのですけど、ド下手ではあるのですけど、気が向きましたら、見てやってください~!!

>では、全く参考にならず恐縮です。
ごめんくださいませ。

すごく参考になりましたよ~!!
近い内に、鈴木いづみさんのエッセイを本屋で探してみますね~!!
miuraさま、ありがとうございました・・!!
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