風邪もほぼ治り、久々の展覧会巡り。
まず、初台のオペラシティ内にあるICCへ。
アート&テクノロジーの過去と未来
最初に、前林昭次の《ものと音、空間と身体のための4つの作品》の整理券をもらいに行く。早い時間に行ったのでそれなりの待ち時間だったけど、11時頃には2時間待ちになっていた。休みの日に行くなら、時間の余裕を持って行ったほうが良いかも。
実験工房やナムジュン・パイクなど、メディア・アート黎明期の資料的な展示も良かったけど、何と言っても体験型作品が面白い!私が特に気に入ったのは以下の2作品。
佐藤慶次郎の《エレクトロニック・ラーガ》は、二つの端子に手を触れると音が鳴る作品。指先で触れると低い音が鳴り、手のひらを当てると高い音が鳴る。触り方を変化させると音程が上下するけど、この動きはインドのラーガという旋法らしい。楽器系作品にヨワい私、時間を忘れて遊んでしまった。
江渡浩一郎の《Modulobe》 は、CGで描かれた骨組み状のモジュールをトラックボールで操作する作品。モジュールによっては、すぐに転んでしまうものや、逆になかなか倒れないものがあったけど、そういった作品を立たせたり、倒したりするのが楽しかった。
このほか、岩井俊雄の名作《時間層II》や、ブラックライトが妖しく光るヨシダミノルの《バイセクシャル・フラワー》もあり。でも、原田大三郎の出品は都合により中止とのこと。残念!
最後に、予約していた《ものと音、~》を観る。ヘッドホンを着けて、「ラジオ」、「窓」、「メトロノーム」、「闇」の4つの部屋を体験する作品だけど、最後の「闇」の部屋が最も印象的だった。部屋の中を移動すると、それに合わせて光が変化し、それが終わると……。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて、12月25日まで、月曜休館。
11月23日から一部展示替え。
初台から電車を乗り継ぎ、表参道に移動。
take art collection 2005 「美術百貨店」
なんとか最終日に滑り込み。アートフェア形式の展覧会で、若手から大御所まで、比較的求めやすい値段の作品も並ぶ。でも、「買ってもいいかな?」と思った作品は、ことごとく売約済み……。
結局、何も買わなかったけど、スパイラル・ペーパー104号に掲載されていたさとうりさの「阿部ちゃん」シリーズが実際に観られて満足。あと、大巻伸嗣は先日観た3展覧会のインスタレーションの一部分を出展していた。
スパイラルにて、10月30日まで(終了)。
児嶋サコ SAKOO -彼女のなかの森の中-
ナディッフの入口には、6体の可愛らしい小動物などが……と思ったら、全身に待ち針が刺さっていて痛々しい。この作品は参加型で、観客は1本ずつ待ち針を刺すことができる。それにしても、狙ったかのように痛そうなところに刺さっていた。
壁が緑に塗られた中央の展示スペースには、森の小動物が描かれた油彩画がかかっていた。そして、床には木のベッドが置かれ、小動物の立体がいくつか置かれていた。見た目はカワイイ小動物たちだけど、観ていて何か不安がこみ上げてきた。目が……キレイすぎる!?
このほか、児嶋サコがハムスターに扮したパフォーマンスのビデオ上映もあり。
ナディッフにて、11/27まで、会期中無休。
まず、初台のオペラシティ内にあるICCへ。
アート&テクノロジーの過去と未来
最初に、前林昭次の《ものと音、空間と身体のための4つの作品》の整理券をもらいに行く。早い時間に行ったのでそれなりの待ち時間だったけど、11時頃には2時間待ちになっていた。休みの日に行くなら、時間の余裕を持って行ったほうが良いかも。
実験工房やナムジュン・パイクなど、メディア・アート黎明期の資料的な展示も良かったけど、何と言っても体験型作品が面白い!私が特に気に入ったのは以下の2作品。
佐藤慶次郎の《エレクトロニック・ラーガ》は、二つの端子に手を触れると音が鳴る作品。指先で触れると低い音が鳴り、手のひらを当てると高い音が鳴る。触り方を変化させると音程が上下するけど、この動きはインドのラーガという旋法らしい。楽器系作品にヨワい私、時間を忘れて遊んでしまった。
江渡浩一郎の《Modulobe》 は、CGで描かれた骨組み状のモジュールをトラックボールで操作する作品。モジュールによっては、すぐに転んでしまうものや、逆になかなか倒れないものがあったけど、そういった作品を立たせたり、倒したりするのが楽しかった。
このほか、岩井俊雄の名作《時間層II》や、ブラックライトが妖しく光るヨシダミノルの《バイセクシャル・フラワー》もあり。でも、原田大三郎の出品は都合により中止とのこと。残念!
最後に、予約していた《ものと音、~》を観る。ヘッドホンを着けて、「ラジオ」、「窓」、「メトロノーム」、「闇」の4つの部屋を体験する作品だけど、最後の「闇」の部屋が最も印象的だった。部屋の中を移動すると、それに合わせて光が変化し、それが終わると……。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて、12月25日まで、月曜休館。
11月23日から一部展示替え。
初台から電車を乗り継ぎ、表参道に移動。
take art collection 2005 「美術百貨店」
なんとか最終日に滑り込み。アートフェア形式の展覧会で、若手から大御所まで、比較的求めやすい値段の作品も並ぶ。でも、「買ってもいいかな?」と思った作品は、ことごとく売約済み……。
結局、何も買わなかったけど、スパイラル・ペーパー104号に掲載されていたさとうりさの「阿部ちゃん」シリーズが実際に観られて満足。あと、大巻伸嗣は先日観た3展覧会のインスタレーションの一部分を出展していた。
スパイラルにて、10月30日まで(終了)。
児嶋サコ SAKOO -彼女のなかの森の中-
ナディッフの入口には、6体の可愛らしい小動物などが……と思ったら、全身に待ち針が刺さっていて痛々しい。この作品は参加型で、観客は1本ずつ待ち針を刺すことができる。それにしても、狙ったかのように痛そうなところに刺さっていた。
壁が緑に塗られた中央の展示スペースには、森の小動物が描かれた油彩画がかかっていた。そして、床には木のベッドが置かれ、小動物の立体がいくつか置かれていた。見た目はカワイイ小動物たちだけど、観ていて何か不安がこみ上げてきた。目が……キレイすぎる!?
このほか、児嶋サコがハムスターに扮したパフォーマンスのビデオ上映もあり。
ナディッフにて、11/27まで、会期中無休。