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現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

スペイン料理 カボ・デルポニエンテ@大阪中之島

2006-07-01 | 食べ歩き
中之島(大阪)のダイビルに入っているスペイン料理店「カボ・デルポニエンテ」にてランチ。場所は国立国際美術館の目と鼻の先。開放的なオープンキッチンスタイルなのに加え、テーブルや椅子にシンプルなものを使っていて、気取らない雰囲気が心地よい。

今回注文したのは、1500円のAlmuerzo A(月替わりランチ)。平日は950円のランチもあるらしい。

最初に出てきたのは、ガスパチョ(野菜の冷製スープ)。酸味の効いたスープがキリっと冷えていて、まさにこの季節にぴったり。一緒に出てきたパンもなかなかの味。

メインは、ハモのグリーンソース・バスク風(写真)。ハモは肉厚ながらもあっさりとしていて、グリーンソースやアサリとの組合せが絶妙。ソース自体も美味しくて、パンをソースに付けて食べたくなるほど。

デザートはアイスクリームとケーキの盛り合わせ。甘いモノは別腹と言うけど、デザートだけでもかなりのボリューム。もちろんコーヒーor紅茶付き。

小松弥助@金沢片町

2006-03-04 | 食べ歩き
金沢に行ってきた。久々の遠征。

この日のランチは、アパホテル金沢片町1階の寿司屋、小松弥助。ビジネスホテルに入っている小さな和食屋さんといった店構えだったけど、外見と内容のギャップがスゴイ。

この道50年(?)のご主人による繊細な技が込められた寿司は、それぞれが美しい小皿で1貫ずつ出てくる(ただし、テーブル席では数貫まとめて)。一口サイズに握られたシャリは、口の中に入れるとほどけるような食感で、まさに技の賜物。ネタも隠し包丁が細かく入っていて、新鮮な素材をますます引き立てている。

なかでも感動的だったのは、最初に出てきたイカ。鮮やかな手つきで3枚に下ろされたかと思うと、あっという間にイカソーメンに姿を変える。これをシャリと握ってから、ゴマと塩でほんのり味をつけて出来上がり。普段食べているイカとは同じ生き物とは思えないような上品な味に、思わず言葉を失ってしまった。

ウニも素晴らしかった。てっきり軍艦で出てくるかと思ったら、深めの器にシャリ、その上にヅケ・山かけ・ウニというカタチで出てきた。「昆布だけを食べて育った利尻のウニ」の繊細な風味を楽しめるように、あえて海苔を使っていないのかも。

値段もなかなかのものだったけど、新鮮なネタと熟練の技の結晶を味わえたのに加え、ご主人のトークと包丁さばきを間近で楽しめて大満足!

名古屋食べ歩き

2005-12-03 | 食べ歩き
ふらっと名古屋に帰省。

栄三丁目のいば昇本店にてランチ。錦三丁目にも「いば昇」があるけど、両店は親戚関係らしい。こっちは錦三のお店と比べて庶民的な店構えで、レトロな食堂風の内装。

常連は鰻丼を頼むみたいだけど、今となってはヨソ者の私は、名古屋名物「櫃まぶし」(2200円、写真)を注文。蒸さずに焼いた鰻がカリっとしていて香ばしい。この鰻を一口大に刻んで、ご飯にまぶしたものが「櫃まぶし」。最初はそのまま食べ、次にネギ・ワサビをのせて食べ、最後にだし汁でお茶漬けにして食べる。私のお気に入りはお茶漬け。あっさりとしていて何杯でも食べられそう。



夕食は「あんかけスパ」。前回はチャオに行ったけど、今回は元祖を名乗るスパゲティハウス ヨコイへ。お腹が空いていたので、ミラカン1.5人前(1000円)を注文。想像以上に豪快な盛りで少し焦ったけど、意外としつこくなくてペロリと食べてしまった。チャオよりもスパイシーで大人向けの味わいかも。

柿の葉すし@奈良

2005-11-06 | 食べ歩き
ガラにもなく奈良博で正倉院展を見た帰りに、以前食べて美味しかった「柿の葉すし本舗たなか」で柿の葉すしを購入。ちなみに柿の葉すしとは、サバなどの切り身をすし飯にのせ、柿の葉で包んだ奈良の名物料理。

ここの柿の葉すしは、サバ、サケ、タイの3種類あるけど、私のオススメはサケ(写真)。寿司をくるんだ柿の葉を開けると、柿の葉の香りがフワーッと広がる。寿司を口に含むと、ほど良い塩味のしっとりした味わいのネタと、シャリとのバランスが絶妙。これに美味しいお茶があれば、あとは何もいらないかも。

HPによると、東京のデパートでも扱っているとのこと。

みそ煮込みうどん店オープン@浅草

2005-09-11 | 食べ歩き
名古屋名物みそ煮込みうどんの山本屋総本家が、浅草に東京二号店(浅草雷門店)をオープンしたとのこと。
山本屋総本家、浅草に2号店 東京5店舗体制へ中日新聞
2月に行った東京一号店(神田和泉店)と比べ、浅草雷門店は駅から近くて席も多い(74席)。

想像を絶するほど麺がカタいので、初めての方は心の準備を!

キハチ チャイナ@横浜

2005-09-10 | 食べ歩き
帰りにルミネ横浜店に寄って、お買い物&ディナー。

キハチ チャイナ ダイニングバー・横浜店

熊谷喜八が展開するキハチのうち、創作中華ダイニングバーのお店。ルミネの最上階をまるまる使った高級感ある店内で、オシャレなテラス席まである。別途サービス料がかかるだけあって、店員の接客レベルも高かった。

メニューを見たところ、ドリンク・フードともに1品1000円程度と、ドリンクこそそれなりの値段だったけど、フードは意外にリーズナブル。ドリンクはビール・ワインなど種類が豊富で、なかでも焼酎とカクテルが充実。フードは「中国風」創作料理といった感じ。こういった料理は、本場中国では逆に食べられないのかも。

「健味鶏の煎り焼き 特製レモンソースがけ」(写真)は、甘酸っぱいレモンソースが食欲をそそる。これならいくらでも食べられそう。おすすめの「マトウ鯛のカリカリ揚げ 特製ソース」は、鯛も美味しかったけど、付け合わせのマコモダケ(タケノコに似た野菜)がシャキシャキしていて美味だった。

で、肝心のデザートだけど、それまでに食べ過ぎてしまったため、断腸の思いで頼むのをやめたのが唯一の心残り。キハチといえば、甘いものも有名なのに……。

お会計は一人当たり6000円程度。しっかり飲んで食べた割には安く上がったのかも。

金沢・富山食べ歩き

2005-08-13 | 食べ歩き
金沢で人気の居酒屋、いたるに行ってきた。

今回行ってきたのは、まるびぃのすぐ近くにある「柿木茶屋いたる」で、3店のうちこの店だけがランチタイムも営業。

昼なのにほの暗いカウンターに案内され、「大人様ランチ」(写真:1000円)を注文。写真のほか、ウーロン茶もサービス。

旗も立っていて、見た目はお子様ランチ風だけど、味は大人様。揚げ春巻きはタコがコリコリしているし、肉のように見えたのは薩摩揚げだった。デザートの抹茶プリンも美味。

次は夜に行かなくては!



富山で人気の寿司屋、寿司栄に行ってきた。

以前、総曲輪本店で食べたら感動的な美味しさだったので、今回は支店の奥田店に行ってきた。総曲輪本店は禁酒禁煙だけど、奥田店はビール・酒もあり。

店に入ると、地元に帰省中のお客さんで満員だった。さらに、持ち帰り寿司の注文も大量に入っていて店の中は戦争状態。地元の人に愛されているのを実感。

寿司は1貫から握ってくれて、105円(1貫)の玉子・げそから788円の大トロまで、リーズナブルな明朗会計。もちろんネタは新鮮で、握りたてをスグに食べられる。富山の一部でしか食べられない白えび(軍艦:315円)も美味しかった。

また、ガリと一緒に出てくるメロンの漬物や、抹茶のように茶筅で一杯ずつたてたお茶も美味しかった。

これで一人当たり3000円~5000円とはオドロキ。東京で同レベルの寿司を食べたら倍以上の値段になるかも。

蕎麦三昧@松本

2005-08-07 | 食べ歩き
松本といえば蕎麦だけど、昼も夜も蕎麦を食べてしまった(汗)。

野麦

このお店はお昼だけの営業。テーブル3つの小さな店で、入ったときは偶然すぐに座れたけど、食べ終わると店の前で待っている人がいた。メニューは、ざるそば・日本酒・ビールとシンプルで、まさに蕎麦一筋といった感じ。

細めの蕎麦は、信州蕎麦らしいしっかりとした味で、まろやかなつゆがそれを包み込む感じ。私が頼んだのは一人前(冒頭の写真、1100円)だったけど、そば湯まで飲めば十分な量。ちなみに大盛は1300円。

女鳥羽そば

こちらの店は、自家製胡麻豆腐や馬刺しなどの一品料理もあって、ちょっと飲むことも可能。店内禁煙なのが私には嬉しい。



注文したのは名物三重(みかさね)そば(写真、1365円)。こちらの蕎麦は洗練された上品な味で、つゆもまろやか。1枚目は海苔がかかった普通のざる。2枚目はとろろがかかっていて、つゆにゴマを入れて食べる。3枚目は抹茶がけ。以上3種類の味が楽しめておトクな気分。なお、2枚目以降の蕎麦は少なめなので、多すぎるということはなかった。

南翔饅頭店@六本木ヒルズ

2005-07-09 | 食べ歩き
アートも中国なら、食事も中国。行ったのは、六本木ヒルズのヒルサイド1階にある南翔饅頭店。このお店は、上海にある小龍包の老舗が国外に初めて出店したものらしい。

ここはかなりの人気店のようで、入店した17時過ぎには席がほとんど埋まっていて、店を出る頃には行列ができていた。手ごろな値段のためか、客層は比較的若く、女性比率も高い。今回は二人で入ったけど、「おひとりさま」でディナーは厳しいかも。

注文後、ほどなくドリンクと点心が運ばれてくる。極太に切られた「醤油味干しきりダイコン」は量があったけど、コリコリしてて美味しい。期間限定の「南翔蒸し鶏 酒粕漬け」も塩味が効いていてビールに良く合う。ビールは、六本木の伝説となった店の名を冠した「ハートランド」。緑のビンがオシャレ。

しばらくして小籠包が重ねセイロで運ばれてきた。今回頼んだのは「豚肉入り小籠包」と「海老入り小籠包」(どちらも一人前6個)で、小ぶりの小籠包が可愛らしい。肉汁をこぼさないようにレンゲにのせ、薄い皮をかじると、ほのかに甘い肉汁が口全体に溢れる。これは美味しい!海老もプリプリだった。

デザートに「杏仁豆腐」や「マンゴープリン」もあったけど、今回はお腹いっぱいで断念。結局、一人当たり約3000円と、かなりリーズナブルなディナーだった。

Oriental table AMA@五反田

2005-06-20 | 食べ歩き
今日は五反田でランチ。先日行ったタイ料理店の近くに最近できたお店。

Oriental table AMA gotanda

カフェのような雰囲気の店内に入ると、近所のマダムたちでほとんど満席。夜はタイやベトナム等の料理も出すみたいだけど、ランチタイムはインド・ネパール料理のみ。マダムたちはインド系のメニュー(カレー+ナン(orライス)+ドリンク)を頼んでいたけど、私はあえてネパール系のAMAセット(ネパール定食)を注文。

AMAセットは、ネパールチキンカレー+ダルカレー+ライス+炒め物3種+ドリンク(チャイorラッシーorコーヒー)で950円也。チキンカレーは、まろやかで油っこくなく胃に優しい。ダル(豆)カレーは、カレーというよりスープに近く、柔らかな味わい。これぞネパール料理の定番!ラッシーも濃厚で美味だった。

お店の情報は以下のとおり。HPはないみたい。
[ランチ]11:30~14:30(月~土)
[ディナー]17:00~23:00(月~土)
品川区西五反田8-2-5 ファインズ五反田1階
代々木店はこちらに情報あり。

ベトナム家庭料理 ラ・スコール@銀座

2005-06-11 | 食べ歩き
今日は銀座でランチ。以前タイ料理を食べたお店の隣。

家庭的越南飯店 ラ・スコール 銀座ファイブ店

ここも隣と同様、女性客を中心に繁盛していた。新メニューの「ベトナム冷やし麺セット(ブン・ティット・ヌン)」を注文。豚肉と野菜がのった冷やし麺に、揚げ春巻き、炊き込みご飯、デザート、そしてなぜかお新香が付いて950円。

この店は生米麺を使っていて、モチモチした食感で美味。ボリュームも十分あって、炊き込みご飯なしでもいいくらいだった。味付けは日本人向けにアレンジされていて、万人向きかも。揚げ春巻きとデザートのフルーツゼリーも美味しかった。

タイ屋台料理 ラックタイペェンロイ@五反田

2005-06-07 | 食べ歩き
今日は五反田でランチ。

タイ屋台料理 ラックタイペェンロイ

お店は通りに面した1階にあって、気軽に入れる雰囲気。遅めの時間だったけど、ほとんどのテーブルが埋まっていた。客層は男女とも「おひとり様」が多かったけど、外国人カップルの姿も。

5種類のランチメニューから、ガパオガイ(鶏肉バジル炒め目玉焼きのせご飯添え)を注文。これにスープが付いて840円。それ以外のメニューも800円前後とリーズナブル。

ほどなく料理が運ばれてきて、早速いただく。辛さこそほんの少し抑えてあったけど、かなり本格的な味。ご飯が長粒種というのも私には嬉しい。コストパフォーマンスも考えれば、かなりレベルの高いお店かも。

鳥つね自然洞@末広町

2005-05-31 | 食べ歩き
上野近辺に行ったついでに、「カジカジアート」のmifoさんご贔屓のお店でランチ。

鳥つね自然洞@末広町

ちょっと遅めの時間に入店したけど、限定20食の特上親子丼が運良く残っていたので迷わず注文。カウンター席が禁煙なのは嬉しい。(テーブル席・二階座敷は不明。)

注文後すぐにお新香、しばらくして親子丼とお吸い物が運ばれてきた(写真)。これで1600円也。

白身と黄身が軽く混ざった卵は、トロトロの半熟と言うより生卵の一歩手前。黄身が半透明のオレンジ色で美しい。口に含むと、卵そのものに味わいがあり、ほのかな甘みすら感じた。

鶏肉もパサパサした感じは全くなく、むしろコリコリした食感に近い。これに美味しいタレとご飯が絡まると絶品!こんな美味しい親子丼があったとは……。

並の親子丼(900円)とは、卵と鶏肉が違うらしい。このほか、鳥しんじょ2個と鳥サラダが付いたセット(並:2000円、特上:2700円)もあり。

店のデータはこちら(データは多少古い)。

タイ料理 ティーヌン@銀座

2005-05-26 | 食べ歩き
久々に銀座でランチ。

タイ屋台料理&タイ国ラーメン ティーヌン銀座店

場所は銀座ファイブの地下1階。西早稲田本店のタイ国ラーメンと、系列のカオタイの屋台料理が楽しめるお店。外の通路とは屋台で仕切ってあるだけで、開放的で庶民的な雰囲気。ちょっと遅めだったせいか、女性の一人客が多かった。

ご飯モノが食べたかったので、日替わり一皿飯を注文。ご飯にかけるおかずは、4種類のうち2種類を実物を見て選べる。私が選んだのはナスとカレー。これにサラダとスープが付いて800円。さらに目玉焼き(カイダーオ)を50円で追加。

ほどなくしてテーブルに運ばれてくると、その豪快な盛り付けにビックリ!まさに屋台の雰囲気。味付けはややマイルドなうえ、ご飯も短粒種なので、エスニック初心者向けかも。また機会があったら、3種の麺が選べるタイ国ラーメンを食べてみよう。

隣のベトナム料理店 ラ・スコールも、良さそうな雰囲気だった。こっちもいずれ。

あんかけスパゲティ@チャオ(名古屋)

2005-05-08 | 食べ歩き
名古屋に帰省。

せっかくなので名古屋名物を!と思い、「あんかけスパゲティ」を食べることにした。

「あんかけスパゲティ」とは、とろみのあるトマトベースのミートソースを、極太スパゲティの周りにかけたもので、中華や和食の「あんかけ」とは全く別の味。スパゲティハウス ヨコイが元祖みたいだけど、ヨコイは日曜休みだったので、もう一つの有名店に行ってきた。

スパゲティハウス チャオ 菱信ビル店

店内は明るく、男性客がやや多かったけど、家族連れや女性の一人客もいて、幅広い客層。普段の昼は行列ができるらしいけど、この日は並ばずに入店。

注文したのは定番の「ミラカン」で、サイズは真ん中の「レギュラー」(730円)。「ミラカン」とは、赤ウインナーなどが入った「ミラネーズ」と、野菜中心の「カントリー」を合わせたもの。今ではほとんど見なくなった赤ウインナーが妙に懐かしさをそそる。

さっそく、極太スパゲティを「あんかけソース」に絡めながらいただく。実のところ、「あんかけスパ」の味を知ったのはつい最近なんだけど、小さい頃から食べてきたような、なんだか懐かしい味。これも、とろみのある食べ物を好む名古屋の食文化の影響かも。普通の店の大盛くらいの量があったけど、あっという間に完食。あー美味しかった!

ちなみに、東京でもパスタ・デ・ココという店で「あんかけスパ」を味わえる。ご参考までに。