雨の中、横浜のBankARTに行ってきた。まずは、馬車道駅前のBankART1929へ。
食と現代美術 part2 - 美食同源
(ブログで知り合った方に招待券をいただきました。ありがとうございます。)
去年のpart1に引き続き、2回目の展覧会。
1階では、BankART Marketが開催中。個性的な屋台がひしめくこのフロアは、まさにマーケットそのもの。食べ物・飲み物のほか、ちょっとしたグッズなども売っていた。数ある屋台のなかで最もインパクトがあったのは、過激な活動で知られる画家増山麗奈の屋台。信じられないものを売っていて(しかも、製造直売!?)、さすがの私もこれにはビックリ。
3階は食をテーマにした作品展示。ここでも田中偉一郎は異才を発揮していた。あえて作品タイトルは伏せるけど、このセンスは只者じゃない。このほか、トラフの《エッグ座布団》が、見た目と質感にギャップあって面白かった。
地下1階は「現代美術に現れる食のイコン」の展示。ふむふむ。
続いて、徒歩3~4分のBankART NYKに移動。
1階はホール全体を使った折元立身のインスタレーション《TATSUMI ORIMOTO Bread Variation》。約7000個のパンを使った展示は圧巻だった。でも、会期中にカビが生えたりしないか心配。
NYKの2階も食をテーマにした作品展示。入口のところでは、ガラスケースに入った須田悦弘の《するめ》と《雑草》がお出迎え。このスルメ、やっぱり木彫りなんだろうなあ。
この階の一番奥のスペースでは、水戸芸術館で観た雨宮庸介の《THE WORLD》が展示されていた。展示の内容は水戸芸のとほぼ同じだけど、配置が変わっていて、映像も現地のものになっていた。
このほか、謝琳の砂糖でできたウェディングケーキのようなタワー群《untitled》も印象的だった。
BankART1929およびNYKにて、3月14日まで(会期中無休)。
同じくNYKの2階では、もう一つの展覧会が開催中だった。
エレクトリカル・ファンタジスタ 2006
入口で靴を脱いで、フワフワのクッションの上を歩いて作品を観るのは面白かったけど、なんとなく前日に観たメディア芸術祭と印象が重なる作品ばかり。
児玉幸子の《モルフォタワー》が磁性流体でできているのを知り、ようやくその原理を理解。道理で液体がトゲトゲになるわけだ。
////// fur ////の《PainStation》は、負けた方が熱・電気ショックなどの罰を左手に受ける対戦ゲーム。ケガは「自己責任」らしいけど、勇気ある方はぜひプレイして欲しい。
BankARTNYKにて、3月14日まで(会期中無休)。
食と現代美術 part2 - 美食同源
(ブログで知り合った方に招待券をいただきました。ありがとうございます。)
去年のpart1に引き続き、2回目の展覧会。
1階では、BankART Marketが開催中。個性的な屋台がひしめくこのフロアは、まさにマーケットそのもの。食べ物・飲み物のほか、ちょっとしたグッズなども売っていた。数ある屋台のなかで最もインパクトがあったのは、過激な活動で知られる画家増山麗奈の屋台。信じられないものを売っていて(しかも、製造直売!?)、さすがの私もこれにはビックリ。
3階は食をテーマにした作品展示。ここでも田中偉一郎は異才を発揮していた。あえて作品タイトルは伏せるけど、このセンスは只者じゃない。このほか、トラフの《エッグ座布団》が、見た目と質感にギャップあって面白かった。
地下1階は「現代美術に現れる食のイコン」の展示。ふむふむ。
続いて、徒歩3~4分のBankART NYKに移動。
1階はホール全体を使った折元立身のインスタレーション《TATSUMI ORIMOTO Bread Variation》。約7000個のパンを使った展示は圧巻だった。でも、会期中にカビが生えたりしないか心配。
NYKの2階も食をテーマにした作品展示。入口のところでは、ガラスケースに入った須田悦弘の《するめ》と《雑草》がお出迎え。このスルメ、やっぱり木彫りなんだろうなあ。
この階の一番奥のスペースでは、水戸芸術館で観た雨宮庸介の《THE WORLD》が展示されていた。展示の内容は水戸芸のとほぼ同じだけど、配置が変わっていて、映像も現地のものになっていた。
このほか、謝琳の砂糖でできたウェディングケーキのようなタワー群《untitled》も印象的だった。
BankART1929およびNYKにて、3月14日まで(会期中無休)。
同じくNYKの2階では、もう一つの展覧会が開催中だった。
エレクトリカル・ファンタジスタ 2006
入口で靴を脱いで、フワフワのクッションの上を歩いて作品を観るのは面白かったけど、なんとなく前日に観たメディア芸術祭と印象が重なる作品ばかり。
児玉幸子の《モルフォタワー》が磁性流体でできているのを知り、ようやくその原理を理解。道理で液体がトゲトゲになるわけだ。
////// fur ////の《PainStation》は、負けた方が熱・電気ショックなどの罰を左手に受ける対戦ゲーム。ケガは「自己責任」らしいけど、勇気ある方はぜひプレイして欲しい。
BankARTNYKにて、3月14日まで(会期中無休)。