東京都現代美術館(MOT)に行ってきた。実に9ヶ月ぶり。
美術館に着くと、チケット売り場に長い行列ができていてびっくり。アニメ・マンガや印象派に頼らなくても、イサム・ノグチならこんなに入るのか!
イサム・ノグチ展
モエレ沼公園(札幌)のグランド・オープンを記念した回顧展。師のプランクーシのコピーのような抽象彫刻に始まり、「地球を彫刻する男」になるまで、約50点の作品を展示。
もっとも印象に残ったのは、高さ3.6メートルの花崗岩の彫刻《エナジー・ヴォイド》。この作品は、少しねじれた輪の形をしていて、まわりを一周すると、色・形ともに様々な表情を見せてくれる。MOTの大空間にぴったりの作品。
また、この夏オープンしたばかりのモエレ沼公園を模型(1/500)、写真、映像などで紹介していたのも良かった。この公園はいつか行ってみたい。屋外には公園の遊具が展示されていて、大人も子供も思いっきり楽しんでいた(写真)。ちなみに、ここだけは写真撮影可能。
このほか、「こどものためのガイドブック」や「子供のためのワークルーム」など、子供向けの企画が充実していたけど、大人でも十分に楽しめる内容だった。
11月27日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。
東京府美術館の時代 1926~1970
東京府美術館で開催された4つの展覧会(下記)を、所蔵作品などにより再現した展覧会。日本近現代美術史を一望できる良い企画だった。
1926年 第一回聖徳太子奉賛美術展覧会
1940年 紀元二千六百年奉祝美術展覧会
1949~63年、日本アンデパンダン展(読売アンデパンダン)
1970年 第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)人間と物質
12月4日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。
常設展示 MOTコレクション 1920年代の東京/1960年代以降の美術
「東京府美術館の時代」展に日本の近現代作品を持って行ったためか、1階はいつもと逆回りで、現代にシフトした構成になっていた。おかげで舟越桂、高柳恵里、小沢剛、横尾忠則の作品をまとめて観られて満足。
2階はいつものサム・フランシスのほか、1920年代の東京を描いた版画の特集展示。もちろん、最後のシメは宮島達男。
12月18日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。
美術館に着くと、チケット売り場に長い行列ができていてびっくり。アニメ・マンガや印象派に頼らなくても、イサム・ノグチならこんなに入るのか!
イサム・ノグチ展
モエレ沼公園(札幌)のグランド・オープンを記念した回顧展。師のプランクーシのコピーのような抽象彫刻に始まり、「地球を彫刻する男」になるまで、約50点の作品を展示。
もっとも印象に残ったのは、高さ3.6メートルの花崗岩の彫刻《エナジー・ヴォイド》。この作品は、少しねじれた輪の形をしていて、まわりを一周すると、色・形ともに様々な表情を見せてくれる。MOTの大空間にぴったりの作品。
また、この夏オープンしたばかりのモエレ沼公園を模型(1/500)、写真、映像などで紹介していたのも良かった。この公園はいつか行ってみたい。屋外には公園の遊具が展示されていて、大人も子供も思いっきり楽しんでいた(写真)。ちなみに、ここだけは写真撮影可能。
このほか、「こどものためのガイドブック」や「子供のためのワークルーム」など、子供向けの企画が充実していたけど、大人でも十分に楽しめる内容だった。
11月27日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。
東京府美術館の時代 1926~1970
東京府美術館で開催された4つの展覧会(下記)を、所蔵作品などにより再現した展覧会。日本近現代美術史を一望できる良い企画だった。
1926年 第一回聖徳太子奉賛美術展覧会
1940年 紀元二千六百年奉祝美術展覧会
1949~63年、日本アンデパンダン展(読売アンデパンダン)
1970年 第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)人間と物質
12月4日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。
常設展示 MOTコレクション 1920年代の東京/1960年代以降の美術
「東京府美術館の時代」展に日本の近現代作品を持って行ったためか、1階はいつもと逆回りで、現代にシフトした構成になっていた。おかげで舟越桂、高柳恵里、小沢剛、横尾忠則の作品をまとめて観られて満足。
2階はいつものサム・フランシスのほか、1920年代の東京を描いた版画の特集展示。もちろん、最後のシメは宮島達男。
12月18日まで、月曜休館(ただし10/10開館、10/11休館)。