できるだけ歩く鳥

サラリーマンエンジニアによる日常メモ。たまにMac偏り気味。

今さら、時をかける少女を見た

2008-08-31 01:31:52 | diary
時をかける少女、を今更みました。
原田知世のじゃなくて、アニメの、一昨年くらいに話題になった方。しかも、1年前に地上波初登場したときのを録画したものを、今になってようやく見るという。

おもしろかったです。タイムリープの論理がどんくらい破綻しているかは、僕自身は深く考えようとも思わないほど許容範囲で、その破綻とともに得られる他の効果が絶大だったんじゃないでしょうか。

いろんな意味で、描写の距離感がとても良かった。

描写の距離感ってのは、作画的な意味でも心理描写などの意味でも。
顔のアップばっかの作品なんかだと、「近いよ」って突っ込みたい。周りの空気感もちゃんと描かないと。逆も然りで、風景ばっかりでもダメで。心理描写ばっかりだと、自分の位置がわからない。そのキャラのその心理をどこから覗き込んでんだと。

宮崎駿や押井守と比較してしまうと、リアリティのバランスが中途半端に思えてくるかもしんないけれど、いいんじゃないかな、と僕は思いました。

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