ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

柿狩り

2007-06-04 23:26:45 | 習慣などなど

こんにちは。サンパウロは晴天です。

土曜日(6/2)に柿狩りに行きました。
サンパウロは晩秋?初冬?であり、ちょうど柿の季節です。
つい先週も周辺都市で柿祭りなるものが行われ、大賑わいだったようです。
行った先はモジの町。サンパウロ中心部からは60Kmほどです。
社員の義父が農園(ファゼンダ)を営んでおり、招待されました。
農園は湖のほとりにあり、敷地15万㎡の中に柿の木が2,000本、びわの木が800本、その他諸々の農作物が収穫できるようです。

生憎の雨で、柿狩りはできませんでしたが、実は目的はシュラスコパーティーです。
他の社員も多数呼んでおり、家族も含めて総勢20名ほどでシュラスコをしました。調達した肉は10Kg、ビールも4ダース、その他に農園で採れた栗を使った栗ご飯、野菜類やデザート、カイピリーニャなどなどです。
お昼頃に到着すると既に数名で準備が進んでおり、肉も焼かれて準備万端です。

テーブルや椅子も用意されていますが、皆適当に立ったまま缶ビールを飲み、肉は焼かれる傍からつままれて消えていきます(笑)。
もっとも最初から全員揃っているわけではなく、大まかなスタート時間だけが決められており、後は自由参加のような感じでした。
事実、乾杯してから1時間ほどで帰る人もいれば、3時ごろに現れた人もいたりして、結局その人達はお互いに顔を合わせていないわけです(笑)。
雨が小降りになった際に、倉庫に積まれている大量の柿を見せてもらいました。

なんだかんだ飲み食いして、4時頃に失礼しましたが、まだ大勢残っており、何時にお開きになったのかはよくわかりません(笑)

モジの町はサンパウロの食料庫として昔から野菜を提供してきた一大農村地域とのことです。
日本からの移民もここで農業に従事してきたので、日系人も多く住んでいます。
日系の農園(今回お邪魔した先もそうですが)も数多くあったようですが、最近は農業が儲からなくなり、跡継ぎがいないようです。
農園よりも日本への出稼ぎの方が良いようで、皆働きに行ってしまうようです。
地球の反対側まで世代を超えて行ったり来たりと関係の深い日本とブラジルですが、移民や出稼ぎについてはいろいろ問題も多く孕んでおり、簡単にはコメントできません。来年は移民100周年です、その頃には何かコメントできるかもしれません。