野菜と果物とミスチルとうさぎとパンダ好き♪

食べる事、音楽、動物が好き、何事にもポジティブに暮らす調理師で野菜ソムリエpikaの日々の紹介です。

退院後あれこれ

2009年10月02日 | Weblog
入院中も退院後も医療関係のテレビドラマを見ていた。
患者として自分が手術入院を実際に体験してきたので、入院前と退院後の見方が変わったことに気づいた。

ドラマのように、先生も看護士さんも忙しい毎日なのがわかりました。
なのに、術後手ににぎらされたナースコールを押しまくってしまった一夜は看護士さんに本当に申し訳なかったのですが
そしてドラマのように、先生も含めスタッフすべてが「若い
私の担当医は、私より少し若いです。
入院したらそれ以上に若い方々がごろごろと登場してきたので驚きました。
昼、夜と入れ替わる病室担当の看護士さんはすべて若かった。
麻酔科の先生は、私も惚れるほどの美人だったし、手術室担当看護士の男性はジャニーズ系、女性はアイドル系のお顔だちと若さ。
手術に係わってくれた外科の先生たちも若い。
本当に、ドラマの世界のようなメンバーだった
まっ、自分がもうかなりの年齢になったから感じたことだと思いますが。

近所の開業医は、ほとんどが年上の方々。。。
若いころの大きな病院で経験を積んで開業医となるからだろうか?と勝手に思った。

今まで知らなかったのですが・・・・
私の担当医のスケジュールが、午前中は手術、午後は外来と知り、これは非常勤で週1日この病院へ来ているからだろうか?と思っていたら、
この病院に席を置いている、甲状腺の手術に加わってくれたメンバーの外科の先生も1日の中で外来と手術と緊急手術もこなしている事を知ったのです。
午後の外来は、すべて予約制なのでだいたい4時ごろには終わっている科もあるよるうですが、甲状腺外来のこの担当医は患者がいっぱいで毎回6時過ぎ頃までやってる。
実際、私も外来診察の最終時間予約だった日には軽く6時を過ぎたこともあった。
甲状腺外来の日が祝日にあたると、病院自体が休みになってしまうので、先生は翌日に来てくれるようスケジュールが組まれている。
席を置いている病院でも、手術をしたり外来したり、その他に回っている病院もあるのに、すごいハードだと感じた。
CMでも目にしたことがあるが、医療現場では人手が足りていないというのを体験してきたように思う。

なのに、この先生はすごい
病室でのやりとりで、話ながらデータを打ち込む時は「ちょっとごめんね」と言いながらパソコンに向かい、それ以外は、しっかり向き合って話をしてくれる先生。
座っている椅子を患者側に向けてくれて、膝と膝がくっつくような感じで会話をして、疲れているはずなのに笑顔を見せてくれる。
しっかり目を見て、「○○さんの場合・・・」と確認しながら、名前で会話をしてくれる。
近所の病院には、少ないながらも何件か行ったことがあるが、目を合わせることがほとんどないままの会話、病状を伝えてもそっけない言葉、○○さんの場合などと名前を言われたことがない、もちろん具合が悪かったり不安だったりする中で会話をしている患者の私に笑顔など見せてくれたことは、無い。
正直、待合室もまばらな個人病院でこんな対応をされているので病院が、医者が嫌いな私なのです。
でも、今回は素晴らしいと思える先生と出会えて、無事に手術をしてもらえてラッキーだったと思う

もうひとつ気づいたことが、外科の手術をする先生たちは、すごく几帳面。
診察のやりとりの中で几帳面なことをいくつか感じた。
傷口を縫う作業もあるわけだし、細かいところに目が届き几帳面なのは、職業柄だろうか?と退院してから思った。

私の人生の中で出会った、「素敵」と思える先生の1人に加わわりました。



写真は、入院前にもらった入院中のスケジュール表と
手術前日に手術室担当の看護士さんから全身麻酔のことなど手術室内での流れの説明を受けながらもらったスケジュール表です。
説明の中で、麻酔から意識が戻ったら気管に入れている(麻酔中は人口呼吸)管を抜くと言われて「喉に管が入っていることに気づいたら、絶対にオエッーともどしてしまう」と言った私に「大丈夫です、ほとんどの方が管を抜くことの感覚がありませんから・・・」と言ってくれて安心していた。
意識が戻ったかの確認で、手をあげたり、手をにぎったりと言われた指示をこなしたそうですが、そんな事は全然覚えていない。
でも
目を開ける瞬間に喉のあたりが「オエッー」となる気持ち悪さと同時に
麻酔科の美人女医さんの「おわりましたよー」の声が聞こえた事をはっきり覚えている。。。。

つまり、喉の管を抜かれた感覚があったまま目覚めたのです

あー、まだ忘れられない