甲状腺の病気の検索で、このページに飛び込んだ方は、
このページを読む前にとりあえず「甲状腺の手術検索で見にきた方へ」というタイトルの内容からまず読んでいただきたく思います。
これは手術の前に病室で写したものです。
この画像が私の許可なく、他のサイトに使われていますが、そのサイトとは無関係です。
そのサイトに医療機関の名前が出ていても、私が手術してもらった病院ではありません。
わざと腫瘍が目立つように、強調して家族に写してもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4c/5a65664962b63b04bc06a5028af8762d.jpg)
私の場合、右の甲状腺から正面にかけて気管を巻き込むように腫瘍が出来ていました。
ちなみに腫瘍の出来る場所は、こことは限らないようです。
甲状腺の待合室では、喉仏の横あたり顎に近い辺りにポコンと膨らんでいる人をみかけましたし・・・。
この手術着はマジックテープで前身ごろと後身ごろがくっついているだけのもの。
手術中は心電図を着けられたり、麻酔がかかると尿管も入れられたり、翌日まで寝たきりになるので両足をエコノミークラス症候群を防ぐ為のシップのようなものと包帯のようなものでグルグル巻いてくれたり・・・となんだかんだと首にメスを入れるのでも、知らない間にスッ裸にされているわけで、脱ぎやすい仕組みになっている。
病室で下着はパンツ1枚で、この手術着を着て待っていて下さいと言われました。
私「どうせ、パンツも脱がされるなら、履いて行かなくてもいいですか?」と言ってしまうと、看護士さんニヤリとしながらも「それはちょっと・・・」と困っていた。
私「パンツに名前書いてきてないから、『私のおパンツ何処へ行ったの~?』って騒ぎになっても恥ずかしいし~」と言ってしまったら、
緊急手術を受け入院していたお隣のベットの方が、笑い声と共に「大丈夫よ、袋に入ってちゃんと、戻ってくるから」と言ってくれた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
そんなやりとりから多分10歳位年上のお隣のベットの方とも術前、術後と色々話しかけてもらい、孤独感を感じない入院生活を過ごせた。
なのできちんと下着のパンツをはいて時間まで待機していた時の写真です。
この後、点滴も何もされていない私は、下の階にある中央手術部へ看護士さんと旦那と3人でテクテク歩いて向かった。
手術部の前には朝一番の手術待ちの人たちが5人くらいいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
結構若い人たちが多かった。
みんな何処を手術するんだろう・・・?なんて思っている間に大きな自動ドアが開き私が呼ばれて「じゃぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
」と言った時の旦那
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さんの反応がそっけなかったようで私を呼んでくれた麻酔科の先生から「そんなもんでいいんですか?」みたいな突込みを受けてしまい、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tora.gif)
さんも軽く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
をふった(笑)
元々、私の10分の1くらいしか言葉を発しない人、マイペースでお外では更に感情をあまりむき出しにしないし、言葉少ない人になる。なので、これが普通だったのです
そして、なんと・・・・
大きな自動ドアの向こうは更に左右に5部屋くらいづつ手術室があったのです、こんな体験初めてだったので初心者の私キョロキョロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
こちらです、とその中の左側の一つの手術室の扉が開き中へ入り、改めて麻酔科の先生、手術室の看護士さん男、女1名づつと挨拶をされて、腕のバーコードチェックと名前確認と手術箇所の確認をされた。
手術室には意外な音楽が流れていた・・・こんなのリクエストしてないわい
この先もコロッと麻酔がかかるまで色々なエピソードがあるのですが、今回は首の紹介なので話題を戻します。
退院の日の朝、自宅に帰ってからのテープの交換方法を看護士さんに教わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7b/91a9e6ba3a3fc989abc9b19a87af6fb8.jpg)
この白いテープが術後からずっと貼られていたもの。
この日まで更にこの上にはガーゼなどを当てられていたり大きなテープで固定されていた。
白いテープを自分で剥がして(剥がし方も学ぶ為)から貼りかえましょうと言われたけれども・・・・
この状態を見て「これを剥がすのは怖いよ
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」と言ったら看護士さんが説明しながら剥がしてくれた。
傷口からほんのちょっと血が滲んで出てきた
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でも、しっかりついてるから大丈夫ですよ、傷口も綺麗ですよ、と消毒をしてくれた。
私にはこれで大丈夫なのか???という風にしか見えなかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
左に見えるカサブタは、ドレンといって手術部分からの血液、廃液などを吸い出すための管(ストローのような)が出ていた穴。
この管は術後2日目に抜いてもらえた。
退院してからは、こんな保護テープを貼っています。
(首がシワシワ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d7/c3b927881c8abea9eb782fa254692a6b.jpg)
このままお風呂に入っても良し、だけどなるべくならテープを剥がしゴシゴシとよく洗ってからテープを貼ることが良いと言われる。
しかし・・・・まだ変な痛みもあるし、いまだにゴシゴシなんて洗えておりませんのよ。
多分、首は垢だらけ
ここから生々しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
術後5日目です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d8/7c73f38bb44450400a712b9a64571451.jpg)
周りが赤いのはテープかぶれです。
皮膚が弱いので痒くなったら病院に連絡くださいと言われていたけど、我慢できる程度と家にいる時には剥がしている時間を多くとっているのでこのテープを使って頑張っている。
そしてこれが術後8日目
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段々と腫れがひけてきました。
自分自身もここを見るのに慣れてきました。
慣れてくると気になり毎日何度も何度も見てしまう
そしてめまいなどのフラフラ感も治まったので、1人で歩いて世間に出てみようとした日がまだ少し暑かったので、ストールじゃ暑苦しく、こんなものを首に巻き買い物に出てみた。
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しかし首がスムーズに回らず、道を渡る時に車の往来の確認が大変だった。
買い物することも結構大変だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
なんだものすごく疲れた
そしてこれが一番最近のもの手術から2週間。
怪しげな事が起きたので病院へ連絡をして急遽診察へ行くことになった日。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ad/566e2b76d90a8ca59986083bb983bfc2.jpg)
この日診てくれたオペに加わった外科の先生には術痕がすごくきれいだと言われ、確かに綺麗だと思ったのだが、上手い具合にシワが1本増えたように見えるな~とも思えた。
「ボクが頑張りますからね」「いっしょに頑張りましょうね」とポンポンと何度も肩を叩いてくれ手術説明を受けた時、執刀医(甲状腺専門の先生)には「傷口は最小限にしますから5cm程度になると思います」と言われ、
「傷口はいくら大きくても無事に終わればいい」みたいな発言をしてしまった私に先生からは「ボクのポリシーが許さないから・・・」と言われた。
女性ということもあり傷口は最小限に綺麗に仕上げたいことポリシーにしているんだという事を知った。
なので紫外線を当てないようにというメッセージをしっかり守る日々を過ごしている。
これからは、ストールやマフラー(まだ早いか?)も巻ける時期になるので、テープを卒業してお外に出られそうです