きっくの歯科処置からちょうど一週間。
私の中ではすごく前の事のように感じるほどこの一週間もいろいろな事がありました。
麻酔をかけて臼歯(奥歯)を削る処置をしたのは前回は2月でした。
現在は切歯(前歯)まで異常な伸び方をしてしまうようになりたびたびの処置が必要な完全な不正咬合となってしまったきっくです
以前ちょっと触れましたが、この切歯の伸び方の対策として傾斜をつけて削る方法を試みることとなりそれには麻酔が必要で、どうしましょうか?と院長先生から話しが出ました。
臼歯(奥歯)の状態にもかなり不安があったので、これを含めて処置してもらう事になりました。
今回で麻酔をかけての処置は4度目です。
短時間で終わる歯の処置はガス麻酔のごく浅いものなのですが、鼻の調子も良くないので毎回麻酔への不安だらけの私です。
でも、歯の調子が悪いのもこのままにしておくわけにも行かないのでお願いしました。
処置後は、飼い主さんに抱かれて目を覚ますという方針の病院なので処置後半もしくは処置途中などで手術室に呼ばれます。
今回は処置後の麻酔をはずした瞬間に呼ばれました。
やはり
臼歯(奥歯)も悪くなっていて口の内側に傷が出来ていたそうです。
そして今回は処置後だったので説明を受けて確認をしたのが切歯(前歯)です。
説明をしてもらい自分で写真も写してきました。
逆さまになって寝ている状態です。
下顎の歯の先に傾斜をつけて削ってあります。
これが伸びてきた時、上顎の歯の裏に入るようになればいいのですが
そしてそのまま体をクルリと回転させて目がグルグルと回っている状態で私がきっくの爪きり、看護士さんが耳掃除と「やりたい放題だね」と言いながらまだ覚めない間に素早くやらせてもらいました。
そしてタオルに包んだまま私が抱っこ。
心の中では「おしっこもらさないで~
」と思いつつ、またまたカメラで撮影する私
これは膝の上に抱えて一枚。
このままではぐっすり寝てしまうので、
手術台にのせて様子を見ながらまた撮影
麻酔から覚めるまでには、鼻息が荒くなったりクシャミをしたりを繰り返します。
そして段々、目をしっかりと開けて立ち上がろうとしますがヨタッとよろけてしまいます。
動こうとしてよろける・・・・立ってよろけるを何度か繰り返しているうちに
全身の身震いを数回するとシャキッ
とした目をして私を見つめてしっかり立ち上がり私の胸にしがみつき、前足で私の胸にウサパンチをしました
「帰ろうよ
」と訴えていたのかな~?
きっくの様子を確認してもらい
に乗って帰宅しました。
ピンボケですが、車の中ではキャリーから顔を出したりしていました
今回、臼歯(奥歯)も削っていただきとても口の中の調子が良いようで処置前までの食べ方と全然違う食べ方になっていました。
たくさん、調子良く食べる姿は見ている私もホッとします。
でもなによりきっく自身が一番食べやすくて安心したことと思います。
きっくは、歯の調子が悪いと口の動かし方がおかしくなります。
すごくわかりやすいので、病院へ行くタイミングがつかめますがきっくにもこの私にも負担はかかります
私の負担は医療費ですが・・・・
私の働く目的のひとつには「きっくの医療費稼ぎ」が含まれています
麻酔をかける前には必ず体全体の調子がわかる血液検査をします。
だいたい毎年10月には夏の暑さで内臓などが衰えていないか健康診断を兼ねて血液検査をしますが今回はこの処置の為に検査となりました。
今まで結構問題があってひっかかっていた数値のものも、今回はクリアーしました。
ただ、一つだけ今後も様子をみた方が良さそうなものもあったのですがそんなに心配はいらなそうでした。
血液検査でひっかからなかったのには、とても安心できました