今朝の続きで、ラー郡でのこと。
ラー郡の名物に、「温泉の塩」があります。
私は、4年ほど前から、この塩を料理に使っています。
この塩は、とても甘いんです。
でも、粗塩で、ひとつぶひとぶつ、大小が極端に違うのが、
ちょっと欠点かなあ。
日本にいる親類や友達にも、紹介したいなあなんて思いますが、
塩の中に、炭のかすが、ちろっと混じっているから、ダメだろうな。
この「温泉の塩」づくり。かなりしぶい。
たぶん、かなり原始的なつくり方だと思います。
「天然炭焼き」っていう感じかな。
まず、ラー郡の中心を流れる浅い川(温泉が湧き出ている)の土を、
女のひとたちが天秤竿で、よっこら、よっこら、運んできます。
籐のはっぱを葺いた、ちっちゃな小屋の下に山積みして、
少しずつろ過します。
黒っぽい土の山の下には竹が蛇口のように出ていて、
そこから、ちょろちょろと、塩水が流れてきます。
それから、その塩水を、パウンドケーキを焼くときの型の
ような容器に入れて、下に蒔きを入れ、火をぼんぼん焚く。
イメージとしては、昔の五右衛門風呂。
沸騰した塩水は、次第に塩の結晶に変化していって、
それをかごに入れて冷ませば、出来上がり。
この塩をつくっている村人たちは、地元の市場で売ったり、
ウドムサイの市場でモノを買うときに、物々交換してもらうそうです。
昔は、村中みんなつくっていた「温泉の塩」。
今は、4家族しかつくっていないそうです。
ラー郡の名物に、「温泉の塩」があります。
私は、4年ほど前から、この塩を料理に使っています。
この塩は、とても甘いんです。
でも、粗塩で、ひとつぶひとぶつ、大小が極端に違うのが、
ちょっと欠点かなあ。
日本にいる親類や友達にも、紹介したいなあなんて思いますが、
塩の中に、炭のかすが、ちろっと混じっているから、ダメだろうな。
この「温泉の塩」づくり。かなりしぶい。
たぶん、かなり原始的なつくり方だと思います。
「天然炭焼き」っていう感じかな。
まず、ラー郡の中心を流れる浅い川(温泉が湧き出ている)の土を、
女のひとたちが天秤竿で、よっこら、よっこら、運んできます。
籐のはっぱを葺いた、ちっちゃな小屋の下に山積みして、
少しずつろ過します。
黒っぽい土の山の下には竹が蛇口のように出ていて、
そこから、ちょろちょろと、塩水が流れてきます。
それから、その塩水を、パウンドケーキを焼くときの型の
ような容器に入れて、下に蒔きを入れ、火をぼんぼん焚く。
イメージとしては、昔の五右衛門風呂。
沸騰した塩水は、次第に塩の結晶に変化していって、
それをかごに入れて冷ませば、出来上がり。
この塩をつくっている村人たちは、地元の市場で売ったり、
ウドムサイの市場でモノを買うときに、物々交換してもらうそうです。
昔は、村中みんなつくっていた「温泉の塩」。
今は、4家族しかつくっていないそうです。
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