PICO's BLOG~きままな日記帖~

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稲沢・岡崎仏像めぐり@仏教美術友の会

2016年11月26日 13時13分46秒 | 寺社めぐり

一昨日の寒さから一変して昨日は最高の

お出かけ日和になった。

年2回(春、秋)の仏像巡りに参加してきました。

 

今回は地元愛知県の稲沢と岡崎の寺院5寺を

訪れました。

 

まずは稲沢の無量光院。

稲沢は全国的にも知られている裸祭りで有名な町、

この地方には多くの寺院がある、中でもこの無量光院は

阿弥陀三尊像が有名。

宝物館に寺物は保管されている、予約してあるので

すぐ入って拝観できることができた。

仏師慶派の寛慶の作と伝わっている。

じっくり見ているとなんだか厳かな気落ちになる。

化仏も綺麗

お礼を言って次の安楽寺へ

安楽寺と言う名のお寺全国たくさんあるが、ここのは

重要文化財に指定されている、阿弥陀三尊像だ。

ヒノキ材の寄木造りで半丈六の仏像である。

保管状態が良かったのは綺麗な仏像だった。

 

三件目は国分寺

奈良時代に全国の造られた国分寺の尾張に

設置された由緒あるお寺、今は臨済宗妙心寺派に

属されている。ここのご本尊は釈迦如来で随分と

像が傷んでいた、特にめっきが剥がれており

修復だれたほうがいいかもしれない。

 

そして稲沢市内で昼食をとって、岡崎に向かう。

岡崎の最初は徳川家康ゆかりのお寺大樹寺である。

大樹寺は松平、徳川家の菩提寺で江戸時代は大いに

栄えた寺院である。重文の山門をはじめ、徳川歴代の

将軍の位牌が等身大に安置されていた、しかし15代

将軍、徳川慶喜だけは明治維新で平民となって

残されいない。

愉快な案内人に別れをつげて、最後の訪問地、滝山寺へ。

本堂

多宝塔

鐘楼

本尊 阿弥陀如来

 

毎年2月に開催される鬼まつりで有名な滝山寺には、それはそれは

綺麗な聖観音と脇侍には弁財天と梵天の三尊像がある。

聖観音菩薩立像の胎内には源頼朝の髪と歯が納められて

いることがX線検査で判明した。また作者が運慶とその子、

湛慶によって造られたあった。

滝山寺本堂

東照宮

聖観音三尊

甍に陽が落ちてもみじが綺麗だ。

 

 

今日は5つのお寺めぐりをしてきました。

秋のつるべ落とし、日の暮れるの夕方の帰路についた

一日だった。

次回は来春の予定、さて何処に行こうか。