ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【練】楽器屋さん?/PMF宣伝

2007年07月10日 22時28分36秒 | 練習記録
♪室蘭市民オケ練習 2007.7.9(月)18:30-21:30@NHK
曲 スヴェンセン交響曲第2番 → グリーグピアノ協奏曲

 これだけあちこちに弾きにいっていると、楽器の売買に関する話がちょくちょくあります。今回、「チェロを売りたい」札幌の知人 と 「チェロを買いたい」室蘭の知人 がいたので、その橋渡しをすることになりました。
 そして受け渡しのこの日、左肩にそのチェロを、右肩に参考のため持参したマイチェロを背負い、右手にバイオリンとビオラのダブルケース、左手に楽譜袋を持って練習会場へ。二度に分けて運べばよいものを、アホですね。こんな荷物背負った人間には滅多にお目にかかれるものではありません。たまたま通りかかった団員さんに呆れられつつ、さすがに重かったので荷物を少し持ってもらいました(感謝!)。
 練習の方は菊地先生の指導による土日月と三日連続の特別練習の最終日。誰にとっても未知の曲、スヴェンセンの交響曲は、北欧らしい透明な澄んだ美しさの中に、一部泥臭さというか田舎臭さが漂う、ビミョーな感じ。『か~え~る~の~う~た~が~~♪』を彷彿とさせるメロディーが出てきたり、ドボ8・4楽章の "あの" メロディーに勝るとも劣らないくらいニヤリとしてしまうメロディーが4楽章の前半に出てきます。菊地先生の解説によると、グリーグがこの曲を聴きそのあまりの出来栄えに、自身で作曲した交響曲が恥かしくなり隠してしまうほどだったそうです。また、グリーグのピアノ協奏曲については、現在出回っているのは改稿版で、初稿版では頭の方に出てくる短いチェロパートソロ部分はトランペットが吹いており、改稿版に慣れた耳で聴くとなんとも変な感じだとか。
 練習中、「ちょっと借りていい?」と言ったかと思うと、菊地先生は会場に置いてあった私のチェロを持ち出し、お手本を弾き始めました。その後はチェロを傍らに置き、事あるごとにお手本を。これまではいつも最前列の奏者の楽器をいちいち借りて手本を弾いていましたが、このように菊地先生専用の楽器を用意しておくことで、具体的な演奏手本をふんだんに聴くことができ、なおかつ練習もスムーズに進むということで、これはちょっとした発見です。というわけで、このチェロも夕張に持参決定。メロンオケに参加の方は菊地先生の奏でる私のチェロの音色を存分に聴くことになるでしょう~♪
 結局チェロの売買については結論出ず。もう少し様子見。

 ゼムリンガー定価45万のチェロ(本体のみ)を20万でいかが~??

♪本番 室蘭市民オーケストラ 定期演奏会 2007.12.9(日)@室蘭市文化センター
~~~~~~~~~~
 室蘭の音楽文化の発展に尽力されているK氏が、室蘭で行なわれるPMF関連の演奏会の宣伝のため練習会場を訪れました。何でも7/9時点でさばけたチケットがまだ230枚足らずとのこと。座席数約1400の会場にしてはあまりにも寂しい数です。室蘭の人間として「このまま会場がガラガラだとあまりに恥かしい」との思いで、特にPMFの関係者というわけでもないのに、個人的にあちこち宣伝して回っているそうです。ちょうど買おうと思っていたところだったので、一枚購入。
 まだまだ座席に余裕があると思われますので、興味のある方は是非どうぞ。通常なら2500円ではとても聴くことが出来ない内容の演奏会です。苫小牧や札幌あたりから聴衆が押し寄せてもいいくらいだと思うのですが……クラシック音楽の認知度はまだまだこの程度なのか。。。

PMFウィーン弦楽四重奏演奏会
7/13(金)開演時間 18:30
会場 室蘭市文化センター
出演者 PMFウィーン
 ヴェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)
 フーベルト・クロイザマー(ヴァイオリン)
 ハンス=ペーター・オクセンホーファー(ヴィオラ)
 フリッツ・ドレシャル(チェロ)
 ヴェルナー・レーゼル(チェロ)
演奏曲目
モーツァルト 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K. 575「プロイセン王第1番」
ボッケリーニ 弦楽五重奏曲 ハ長調
シューベルト 弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D. 810 「死と乙女」
入場料(税込) 一般自由席 2,500円


http://www.pmf.or.jp/php/jp/attend/pmf_concert/index.php?id=18 より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【練】カルテットでミカン星

2007年07月10日 18時56分37秒 | 練習記録
♪室蘭ジュニアオケ練習 2007.7.7(土)14:00-16:00@NHK
曲 未完成1・2楽章 → 悲しきワルツ

 この日は、月に一度ほどいらっしゃる中山先生の指導による特別練習。練習開始時に集まったメンバーは、管楽器5~6名と、弦楽器はコントラバスを除く各パート一名ずつのまさにカルテット状態。1st-Kさん(娘)、2nd-Kさん(母)、Va-ぴかりん、Vc-Oさん。しかも子供は一人だけだし。。。高校生は学校祭、小学生は七夕??なんかの行事が重なったらしく、なんとも寂しい人数でした。せっかく来てくださる中山先生には本当に申し訳ない。
 この人数でもやらねばならぬ! という訳で大好きな(?)未完成をカルテットで開始。チェロ一本で10小節ほどのドSoloの後、Vnの刻みとVaのPizz…… 中山先生のテンポはチャッチャと弾いてごまかす事を許さぬ、容赦の無い遅さです。こいつはしんどい。小節の頭にある4分音1個だけの頭打ちについて、「もっと悲しみのこもった音で」の指示。一音のみでそこまでの表現は難易度高し。とりあえずそれらしき顔つきで弾くことで対応。ClのSoloがずいぶんイイ音してました(本来はObも入るのかな?)。
 初めて音を出した悲しきワルツでは、開始と同時に私の音がどうも回りから浮いて聴こえてオカシイ、と演奏が中断。楽譜を良く見ると、なぜがVaのくせに全てト音記号。え~!? こんな曲なの?? …ってこりゃぁ1stVnの楽譜じゃねーか!! 大ボケ炸裂。でも、楽譜が他のパートにすりかわっていると意外と気がつかないものですよ。管楽器でも2ndを吹いてるつもりが1stの楽譜だったなんてよくあるのではないかと思います。え??そんなことない??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする