ズッコケ×ゆず

笑える本？マンガチックな本？と思いきや・・・

小６の仲良しトリオが活躍する 「ズッコケ三人組」 誕生から
３０周年を迎えるというシリーズの最新刊・・・

『ズッコケ中年三人組ａｇｅ４２』　著者 ： 那須 正幹

実は、このシリーズ・・・まったく知りませんでした。なので、いきなり ４２歳になった
「ズッコケ三人組」 を読んでしまったわけで・・・。
思いっきし、四十代？父親が直面する問題が取り上げられてて、ズッコケてなんぞ
いられない～。って感じでした。

ハチベエ（コンビニ店主）は、高校生の息子の反抗・登校拒否に悩み、
モーちゃん（サラリーマン）は、中学生の娘のイジメに心を痛め、
ハカセ（中学校教諭・独身）に相談する。親身になって心配してくれるハカセ。

ハカセが救いを求めたベテラン美術教師・・・の、対応が頼もしい。
「いじめられている私」 「いじめている私」 というテーマで心の中を描かせ、いじめる
側の生徒が抱えるストレスを探り・・・。

♪ぼくは小さい頃太っていて　勉強も運動も苦手だった
自信が無いからお調子者になって　なんとかみんなに溶け込んでいた♪

重要なテーマとなっている 「イジメ」・・・
モーちゃんの娘は、ゆずの 「ぼくの漫画の主人公」 の歌詞に励まされ、イジメを
乗り越える。

♪あの頃のぼくよ　君の目に　今のぼくはどんな風に映るのかな？
憧れていたヒーローにはなれなかったけど　信じた道をこうして歩いているよ♪

ズッコケ×ゆず　夢のコラボフェア！
フォークデュオ ゆずの 「ぼくの漫画の主人公」 が、サポーターソングとして登場～。