映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「モンスターインロウ ~Monster in Law~」

2008年02月16日 | 映画~ま~
ジェニロペ。またもやってくれました。『イナフ』に続いて、こちらでもやってくれちゃいました。

2年ほど前にテレビ東京系の「Showbiz カウントダウン」で紹介されていて、見るのを楽しみにしていたのだけど…見事に期待を裏切ってくれました。

何がって?ジェニロペの演技力です。以前『シティオブエンジェル』でのメグ・ライアンのがっかりについて書きましたが、おそらくそれを超えています。ジェニロペ演技下手と言うより、演技できてません。映画の冒頭から、あまりの驚きに彼女から目が離せず、物語なんかどうでもよくなり、映画見るのを途中でやめました。本当に耐えられないくらいひどかった。

そして映画も厳しいわ。嫁姑問題の話なんだけど、もうちょっとお互い知恵を絞ったいじめ方を見せてほしかった、個人的には。欧米での嫁姑問題ってあんまり映画では見たことないような気がするし(舅婿はあるような気がするけど…「ミートザペアレンツ」とか)楽しみだったんだけどなぁ。かなりあからさまで、幼稚園の子供のけんかを見ているよう。80年代のコメディーのような・・・『ローズ家の戦争』とかそんな感じ。

そして姑役のジェーン・フォンダ。以前『ジョージア・ルール』を紹介したときに、ジェーン・フォンダを「名優」と書きましたが・・・撤回させていただいてよろしいでしょうか? 確かに芸暦は長いし、俳優一家フォンダ家ですが・・・なんか・・・品がない(爆)。役柄のせいもあるかもしれないけど、それでもなんか違う。

この映画を見て、以前みた『イナフ』を思い出したのですが、ジェニロペの演技力相応の映画だったんだと納得できました。あのくらいの有り得なさが、ジェニロペには合っているんだ、と。


これ、嫁姑問題で悩んでいる人には痛快な面白さかもしれません。でも私は好きじゃない。


おすすめ度:★







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