パート2
次に、実行状況を話し合った後、これまでの実行方法のどこを変えたらよいのか、改善策のアイデアを先生方で協力し合いながら付箋に書いていきます。一人の先生がアイデアを出すと、周りの先生方も「うん、うん」とうなずき、「○○学年はこう考えました」など、アイデアを声に出しながら付箋を模造紙の上に貼っていきました。
時折亀田がアドバイスをすると、「なるほど、そうか、そうか」という声やうなずく様子も見られ、たくさんのアイデアが付箋に書かれていきました。
◎低学年⇒階段の始まりに「ゆっくりおりよう」、終わりに「ゆっくりおりたね」
◎高学年⇒宿題ファイルを収納する宿題BOXをグループごとに作成
教師も宿題の出し方(プリントの工夫)を工夫する
上記の改善策をもとに、最後の発表へ・・・
各グループの発表を聞いて、亀田が「本校はしっかりと実行していて、少しずつ成果がでており、とても良い傾向だと思います」、「今後、先生方にお願いしたいことは、少しでも子どもたちに変化がみられたら、先生同士で共有していきながら子供たちへ声かけをして、認めてあげてほしい」、「本日決定した改善策を後期に実行していき、少しでも成果が現れることを期待しています」と感想を述べて、第二回の校内研修会が終了しました。
本校を訪問して感じたことは、校長先生と先生方が一体となり、アットホームで雰囲気のよい学校だというところです。また、先生方がみんなで協力し合いながらたくさんのアイデアを出し合う姿に、チームワークの良さも実感しました。決定した実行方法が具体的でしたので、早い時期に目標を達成できるのではないかと、期待を感じさせる校内研修会でした。
最後になりましたが、校長先生、教頭先生、教職員の皆様、今回も快く取材をさせていただき、ありがとうございました。
※PHP PolicyReview『PT方式による学校運営改善の進め方~学校評価を活用する「学校運営改善モデル」の新たな展開~』こちらもぜひ、ご覧ください。
総研ブログ『番町Cafe』を応援する
↑♭押してクリクリック♪↑