3月1日(月)
トヨタの豊田章男社長の北京での謝罪記者会見はこちらでも大きなニュースに。トヨタの対応について評価する声もある一方、「安心できない」という声も多数。一時的に売上が下がるのは避けられないのではという気がするが、誠実な対応を続けることが大事だと思う。そうすれば、そのうち「トヨタはあのときこういう問題があったけれど、このように対処して、さすがトヨタだ」と言われるようになるかもしれない。温家宝首相のパフォーマンス(庶民の家におもむいて、料理したり泣いたり)からも得るものがありそう。
(下の写真は中国のニュース番組)
同じニュース番組の「今日の注目点」コーナーでは、米ロの核軍縮がテーマに。ポーランドに迎撃ミサイル・パトリオットが配備されるとなぜロシアは反発するのか、戦略核兵器削減交渉の背景と影響、ルーマニア、ブルガリアはどう対処するのかなどについて識者が解説している。中国では日本より“グローバル”な問題についての関心が高いように思う。情報は偏っていたりトンチンカンだったりするが、そのへんのオジサンでも世界政治を語ったりする。「国際社会への貢献」などと言いながら「アメリカと東アジア、プラスちょっと欧州」にしか関心のない日本人に比べ、中国人の関心は、より“グローバル”と云えるかも知れない。
(下の写真は中国のニュース番組)
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