とうとう

とうとう妹と絶縁してしばらくたつ。
妹には、人を見下し馬鹿にしてきたことや、これまでの数々の仕打ちを謝る気はまったくないらしい。

母が亡くなってからひどい行動をいっぱいされた。
それをいさめる母はもういない、無法地帯だ。

連絡をとらないほうが気持ちが安定する。

本当にひとりになった。

これも通過点だったのだろう。

最近、体調が悪い。がんかもしれない。

紛らわすために

　もともと、アメリカのテレビドラマを見るのが大好きなのだけど、この１年ぐらいは日本のドラマも見るようになって、ＴＳＵＴＡＹＡから遠ざかっていた。しかし、休日今までは、何かと母が気にかけてくれて休日会いに来てくれてた日々がぽっかりあくようになった。お母さんが安心をくれて楽しく過ごしていた時間が宙に浮いてしまった。

　家に読めなくて積んである本がたくさんあるのだけど、読書はしんどい。なので、またＴＳＵＴＡＹＡ通いするようになった。見たい映画、ドラマはたくさんある。

　今はＧＲＩＭＭにはまっていて、きょうも借りてきた。このごろはネットでいろいろな情報がわかるから、第６シーズンで終わることはわかっているが、今は第３シーズンを見ているので、まだ、しばらく楽しめる。

　アメリカのドラマで特にはまっているのが、ＳＵＰＥＲＮＡＴＵＲＡＬで、これは１０年前からすでに始まっていてまだ続いているおばけ番組だ。内容は、魔物が出てくるホラー、ダークファンタジーものだ。ＧＲＩＭＭもこれに近い。日本の幽霊ドラマは怖すぎて夜眠れなくなるのだが、海外のは恐怖感を感じずに観賞できるので、どうもこういうジャンルが好きらしい。

　家にこもってしまう趣味なのだけど、今週は明日友達と出かけるので、よい気分転換になりそう。ＧＲＩＭＭを見つつ、明日に備えて休もうと思う。

早いなあ

　今年の桜も母と見るつもりで去年一緒に見ようねと話していた。
わたしのマンションから花火が見えるから、今年もおかあさんと見られたらいいなと去年思っていた。去年ひとりで見たけど、数年後とかこれからまたお母さんと見られる機会もあるだろうなと思い込んでいた。
　いつも、いつまでもお母さんと一緒なら何も怖くない、何があっても大丈夫と思っていた。ひとりになった今、毎日がストレスで仕方がない。母がどれだけの安心感をくれていたかを感じて、母の存在の大きさをただただ振り返るばかりだ。

　仕事で人の悪意に接することが多く、嫌な思いをする。それをリセットしてくれるのが母だった。どんなに嫌なやつがいても、母がわたしを好きでいてくれたから、愛してくれていたから、他人から嫌われることがストレスじゃなかった。

　母が生きているときは、そういうことがわからなかった。母が亡くなる半年ぐらい前から、なぜかいつも家を出るとき、きょうも無事お母さんのもとに帰ってこられるかなと不安になることがあって、わたしは自分が死ぬのかと思っていたけど、母が大変なことになっていたのだった。祖母が亡くなるときもわたしは祖母が亡くなることがわかっていた。本能としか言いようがない。お母さんのことはお母さんが大事すぎて現実を見ることができなかったのだろうと思う。祖母も大事だったが、お母さんほどには大きな存在ではなかった。祖母も好きだったが、母が晩年、祖母のことを話してくれて、お母さんをあまり大事にしてくれてなかったと知って、残念な思いがしたものだ。

いつか、お母さんや祖母と会ったとき、いろいろつもる話がある。
それがいつになるかわからないのもつらいけど、わかっていても怖い。

今はただただストレスな毎日を乗り越えるので、精いっぱいだ。