お別れの年

デビッド・ボウイ、プリンス、ジョージ・マイケル、大好きなスターがいなくなっていった年。お母さんも亡くなった。テレビではＳＭＡＰが最後に世界に一つだけの花を歌っているし。キラキラしたスターをテレビで見てるとき、いつもそばにはお母さんがいた。お母さんがいなくなって、スターたちも私にとってのスターたちは亡くなっていった。
今年が終わるのが嫌だ。お母さんが生きていた最後の年がもうすぐ終わってしまう。新しい年にお母さんは存在しない。

不完全な世界

これから先は、どんなに幸せなことがあっても、もう今までみたいな完璧な幸せが完成することはない。この世界にお母さんがいなくなったから。
今までは本当に心から、今が一番幸せかもと思える瞬間があって、いつもお母さんと妹が一緒だった。でも、もう今は違う。
　お母さんに会いたい。でも、命は大切にすると約束しているから、まだまだ先は長い。天国にいるお母さんに届いているのかは、わからないけど、あしたもお墓参りに行く予定だ。今は、それ以外のことをしても楽しくはない。