厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

とんでもないドライバーを二人も目撃!

2024-02-18 09:19:50 | 日記
昨日、買物の往復でとんでもないドライバーを二人も見た。それも同じ道路で。

まず往き。

片側二車線の道路。前を軽自動車がゆっくりと走っていた。高齢者マーク付き。

やがて信号の交差点が来た。買物にはここで左に曲がる。

前ののろのろ車も左の方向指示器を出した。

並行する歩道を女性が小さな犬を連れて歩いていた。連れて、と言っても犬が女性の前1メートルほどを歩いている。もちろんリード付きで。

その女性はそのまま交差点を直進するようで、交差点の横断歩道に入り始めた。

嫌な予感がした。

前ののろのろ車はほとんどノールックで左折した。

交差点に入った犬の、それこそ鼻と目の先を横切っていった。あと数センチで犬は轢かれるところだった。

当然女性はショックの余りそこに突っ立った。後ろで見ていて私もびっくり。しかし予感が半分あたったが、犬に当たらなくてよかった。

車はその直後、まずいと気づいたようで、ちょっとだけ徐行したので、止まるかと思ったら、思い直したようにそのままショッピングモールに向かって走り始めた。

女性は多分車を睨みつけたと思う。車が去った後も視線をそちらに向けていた。

高齢者マーク。あぶないね。

次は帰り。

同じ道を今度は逆方向に向かって走っていた。

私は追越車線を走っていた。

車を一台追い越した。

その時、視界の端に運転しながらお弁当を食べている女性を捕らえた。

まさか!と思い、追い越した後バックミラーを見たら、確かにその女性は箸を使ってなにかを食べていた。お弁当は左手に持っていた。

最近、スマホ運転で捕まるなら、おにぎりを食べながら運転した場合はどうだ、という議論をネットでよく見る。

しかし両手を使ってお弁当を食べながら運転するのは、問答無用だろう。たとえ道路交通法に禁止が明記されていなくても、これは減点どころか逮捕じゃないだろうか。

その女性はちょっとしか見てないので確かなことは家ないが、髪は黒黒としてたので、30歳台かいって40歳台だと思う。

その道はずっとまっすぐな道なので、やろうと思えば食べながらハンドルに手を添えて破綻なく運転することは可能かもしれない。それにしてもすごいな、と思い、バックミラーを見ていたら、なんと彼女はそのまま高速道路のインターに入っていった。

とんでもない女だ。

*****

今日は朝はちょっと雨。今は止んで曇り空。

さっきLINEで友人から昼飯の誘いがあった。OKの返事をしておいた。その後、もう一人の友人からもOKの返事があった。

またうどん屋かな。

糖質制限をしているが、こういう誘いには乗ることにしている。なかなか体重が減らない原因だ。




無事錦糸町に到着

2023-12-14 15:49:47 | 日記
午後3時、無事東京都特別区錦糸町に到着した。

早速ロッテシティホテルにて旅装を解く。

久しぶりだ。

錦糸町は相変わらずの活気。駅の改札を出て、最初に出くわした女性が当然のことながら中国人。

そこから数歩歩いてホテルの手前の横断歩道で待っていると、隣の女性もどうみても中国人。

ホテルにチェックインしたら、隣でチェックインしている夫婦が中華人民共和国のパスポートを出していた。

もう自由に来れるのか?

確か処理水問題で反日の嵐が吹き荒れ、日本に旅行に行くような非国民というか非人民はいないと思っていたが。

周近平の威光はどうやら衰えつつあるようだ。

さて、母親との面会は明日なので、今日はこのあと錦糸町をぶらぶらするか、足を伸ばして東京駅界隈に行くか。はたまた最近更に様変わりした渋谷に行くか。

現在検討中。

とりあえず映画館に行って今何を上映しているか見てくるか。

盛岡、盛岡駅、そして盛岡ダイワロイネットホテルが史上最高の都市、駅、ホテルであるこれだけの理由 - 本編 III

2023-10-22 09:21:02 | 日記
つい先程、都道府県魅力度ランキングが発表された。

それによると岩手県は47都道府県中29位。

1位は北海道。京都、沖縄、東京、大阪と続く。

市区町村魅力度ランキングでは盛岡は上位50位に入っていない。

トップは札幌市。

みなさん、何もわかってないね。札幌などスカスカの町じゃないか。おまけに北海道は車がスピードを出しすぎだ。生きている心地がしない。

その点、盛岡は自然はあるし、穏やかな雰囲気だし、それでいて便利だし、歴史的な名所もある。日本でダントツ1位の都市だ。

ポイントは intimacy。隠れ家的な親密さとでも言うか。

ドイツ語で言うところの gemütlichさ。

あまりオーバーツーリズムに毒されるのも何なので、ランキングもこれくらいがいいかも。

さて、写真で綴る盛岡の旅を続けよう(実は月末締め切りの結構面倒な仕事があるので、あまりこれに時間を割けないのだが。)

2023年10月19日。木曜ですね。

朝の散歩の後、一度ホテルに戻りチェックアウトした。荷物をホテルに預け、今度はお城の方に向かって歩いた。

まず目の前に川がある。これは北上川。東北で一番大きな川だ。





ゆったりと流れている。

Still water runs deep という英語のことわざを思い出した。

架かる橋もレトロ調でいい。



散策にベストな遊歩道が川沿いに走っている。



鮭が遡上するらしい。


橋を渡るとちょっと中途半端なスクランブル交差点が。



交差点の向かいのビル。よく見ると屋上で工事関係者がなにか打ち合わせをしている。手すりがないので危険だと思うが、プロだから問題ないか。






パトカーが止まっていた。このパトカーはこの後、何度も見かけた。巡回の密度がすごい。

シャッターに落書きされた朽ち始めた店舗。


ただし荒れた建物はこれだけだった。街全体に荒れた雰囲気は全くない。過疎化の気配はゼロ。

小学校のフェンスにこんな看板が。



いい味を出している。

これは盛岡の中心なので、東京に例えるなら、銀座通りか大手町で立ちションをするようなものだ。なんとなく微笑ましい。古き良き日本だ。

「ご遠慮」の「遠」の字の崩し方が最高。

この小学校は盛岡市立桜城小学校という。いい名前だ。盛岡にふさわしい。

校庭で生徒が体育座りをして先生の言葉に傾聴していた。時々「はいっ。はいっ。」という威勢のいい可愛い返事が響いた。



こちらは日焼けサロン。



Loco という言葉はよく店舗名で使われる。

私の地元にもそんな名前のラブホテルがあったし、確か東京の清澄白河界隈にこの名前の美容院があった。

しかしスペイン語でこれはあまりいい意味ではないので、避けたほうがいい。インバウンドで南米の皆さんも来るでしょうから。

今調べたら、清澄白河の美容院は Loca だった。

loco というのは形容詞だが、男性の場合の形。女性に使う場合は loca となる。

ということはこの美容院のオーナーは形容詞の語尾が男性、女性で変化することくらいは知っていたということか。

となると、この言葉の意味も知っていたのかな?それはそれで問題だ。

パン屋さんに目に入った。

カレーパンがおいしそうだったので買った。するとなんとコーヒーがただで付いてきた。




しめて205円



安すぎ!

これは中京圏の有名なモーニングの逆パターンだ。

そしてはるかにモーニングより安い。

これだけでも盛岡に定住したいと思ってしまった。

というのもこの場所は町の中心街だし、シニアにとってはこれくらいの量のパンが気楽に食べられるのはとても助かるのだ。

外のベンチでいただいたが、道行く人を見ているだけで飽きない。



東京の銀座で205円でパンとコーヒーがいただけて、おまけに外のベンチで通行人をゆっくりと見る、などというリッチな経験はできません。

お向かいのセブンイレブン。店舗デザインが簡素かつ見やすくていい。


せっせと道の掃除。



道が綺麗な訳だ。

さっきのパトカーがなぜか私にまとわりついてくる。



(この記事の内容は2023年10月19日のことです)

串かつ田中発見。

これで移住動機が上昇。


ここは「大通り」というらしい。


また付け回される。







なかなか昭和調でいいでしょう。

また来た。しつこい。暇なのか治安がそんなに悪いのか。



こんな雑居ビルに赤十字が入っていてびっくり。

思わず「日本赤十字」という名前の熟女倶楽部かなにか、と思ってしまった。

でもやはり居酒屋の看板みたいに赤十字があるのはおかしくないか?



一見整然とした由緒ある町と思わせておいて、この雑然さが突然現れるのも盛岡の魅力というか奥の深さだ。

昭和調の書店発見。



入り口を入ると、すぐそこに銭湯の番台のように店内を監視するレジがあるこの店舗設計の店はもう死に絶えつつある。

後でここで水木しげるの遠野物語のマンガ本を買った。


ちーたん?なんだろう。

この店舗看板の配列は斬新だ。というか、もろ終戦直後風。



昭和レトロが続く。

こちらは入るのがちょっと怖い。



↓これは盛岡のランドマークだろうか?

昭和レトロの頂点だ。



ゴジラに踏み潰されても文句が言えないデザインといえよう。

↓城郭の直ぐ側にかなり古い建物があった。近々補強工事が入るらしい。





↓この注意書き。いかにも昭和。まだこういうおじさんが棲息しているのでしょう。



このブレスは格好いい。



その説明書。


この郵便箱はまだ現役のようだ。



さてお堀に出ました。


お堀のすぐ前のこちらの商店施設がほのぼのとしていて、いい。



フロリダのマイアミにこんな建物が並んでいる一角がある。アールデコ調の建物ばかりだが、それに似ている。色合いはアールデコではないか?

ここはお城の眼の前という絶好の位置にあるので、最上階に部屋が空いていたら借りてみたいくらいだ。

なんと日乃屋カレーがあった。



すごいね。盛岡まで進出していたのか。これで盛岡移住の動機がまた一つ増えた。

とても長いチューロス。盛岡にそんな需要があるとは。



まだまだ続く昭和レトロ。ちょっと通りを戻ってご披露します。






音楽家の名前をそのまま店の名前にするのはなかなかないかな。

この「なかなかないかな」を解読できる外国人はなかなかいないだろう。



メニューの値段がサインペンで書き直してある。

面白い。細かいことにはうるさく言わないのが盛岡人なのだ。


こちらの居酒屋の前を通ったら、ちょうど店の前で朝礼をやっていた。威勢のいい声が飛び通った。



この暖簾を掛けるのに女性店員が苦労していた。彼女に何の店と聞いたら、「おにぎりの店」という答えが帰ってきた。

ただし、夜は居酒屋になるらしい。昼も夜も試してみたい。次回訪問時に是非行ってみよう。

ダイソーも一応ある。断っておくがこれらの店舗は全てお城から歩いて数分のところにある。

素晴らしいコンパクト性ではないだろうか?


当然、ドトールもある。

これでミラノサンドにもちゃんとありつける訳だ。

盛岡移住の動機がまた一つ増えた。


この通りだが、単に「大通り」というらしい。

このこだわりのなさというか、潔さも素晴らしい。




Google Map でも大通りと出ていた。

さてお城の敷地内になかなかに印象的な神社がありました。


すぐ裏の祠。



その先にマッターホルンのようにそびえ立つ巨岩というか奇岩。




その裏で猫に遭遇。

城の周りの飲食店を少し紹介。



とても微妙な看板。

ちょうどお昼時なので、どこかに入ろうと画策しました。



無難そうなこちらにしました。生姜定食です。

ちょうど地元のニュースをやっていた。

駅からここまで来るまでに盛岡には医科大学があることを知った。

さすが大都市。県庁所在地。

その岩手医科大学というらしい。ちょっと調べたら、岩手県には医科大学というか医学部はここしかないようだ。

岩手大学には医学部はなかった。

さてその岩手医科大学の教授が論文改ざんを行ったというニュースをやっていた。

まあそういうこともあるでしょう、ということ。

城の近くには本格的なスクランブル交差点があった。



さすが県庁所在地だ。

私の地元の県庁所在地にはスクランブル交差点などない。

以上、盛岡の魅力をご紹介しました。

時間があれば今日か明日、盛岡駅と盛岡ダイワロイネットホテルのご紹介をします。

*****

盛岡の記事で午前中が潰れてしまった。

今日は月末締め切りの仕事を引き続きやって、休憩代わりの庭仕事もする予定。

天気は最高。生きていてよかったと思える一日になりそう。






いよいよ始まるインボイス制度

2023-09-19 08:52:02 | 日記
10月からいよいよインボイス制度が始まる。

私もいっぱしの個人事業主。もう登録番号はもらってます。すでに請求書にも番号を記載してるし。

消費税にからむこの制度というか仕組み。今ひとつ理解できないので、うまく運用できるかちょっと心配。

お世話になっている税理士事務所の指導を受けながらぼちぼちやります。

とはいえ、売上は1000万円にはるか及ばない零細事業主なので、結構いいかげんにやっても税務署の調査が入る可能性は限りなくゼロ。

ということで気楽にやるつもり。

世の中は、この制度の開始で深刻な悩みを抱えている人もいらっしゃる。

昨日見たこちらの動画。

ハンコ店は“特需”で大忙し『インボイス』来月導入 今後の懸念は?(2023年9月18日) 


はんこ屋が忙しいというのが意外な展開。

取り上げられている個人事業主の方は廃業も視野に入れている模様。

私は廃業しても別に構わないが、せっかくの社会的な出来事なので、是非経験したいと思っている。

今手元のレシートの束を見たら、すでにレシートに登録番号を印刷しているお店も多い。レジの設定変更など、結構たいへんだろうな、と同情申し上げる。

私自身はレシートの発行はないので、請求書の記載をいじるだけだ。

さあ、どうなるか、楽しみだ。

*****

終活の一環としてクレジットカードの整理をする。

現在複数のカードを使っているが、一番長く使っている三井住友ゴールデンVISAカードを解約しようと思っている。

理由は2つ:

(1)年会費がもったいない。
(2)そもそもこのカードに入った大きな理由が海外旅行時の旅行者障害保険だったが、もう海外旅行は頻繁にはしなくなった。加えて旅行のたびに保険に入ればいいので、必須ではなくなった。

ということで、このカードで引き落としているサービスなどをまずは調べ上げて、それぞれクレジットカードの変更手続きをする予定。

三井住友ゴールデンVISAカードの年会費の支払日が12月なので、10月中には全ての手続きを終えるつもり。

思えばまだ若いサラリーマン時代に先輩が出張先で自動車事故に遭い、このカードのおかげで助かったので、私も入ったのだが、もう40年近く使い続けていた。お世話になりました。

*****

三井住友ゴールデンVISAカードで引き落としていたサービスの変更をすることにした。

自動引き落としの対象は結局以下の5件。

NewsPicks

Google Play Japan

Apple Com Bill

まぐまぐ!

某インターネットサービスプロバイダー

NewsPicks は7月に一年分が引き落とされている。これはこのまま放っておくつもり。来年の7月に当然引き落とせなくなるので、そこでサービスは停止するだろう。最近あまり見てないので、それでいいと判断した。

某インターネットサービスプロバイダー。これはNTT光と別にredundancy 維持のために加入しているサービスだ。業務用にはNTT光を使っている。息子のゲームなどはこちらの某プロバイダーの世話になっている。私用と業務を切り分けて、変な干渉を業務用のネットワークが受けないようにする狙いで、こうした。加えてどちらかのサービスにトラブルがあったときには、もう一つのサービスが緊急避難的に使えるので、バックアップの目的もある。

このプロバイダーの支払いは、結局クレジットではなく、業務用に使っている三菱UFJの口座からの自動引き落としにした。

今、その手続をしたのだが、これは結構面倒。

途中までサクサク入力していたら、名義人の入力は半角カタカナでしなければならないというところでストップした。

その名義人の入力は漢字ともカタカナともなんの指示もないので、最初は漢字で入れたが、拒否された。

よく読むと「半角」とあるので、漢字を半角で入力する方法をネットでも調べたが、どうもそれは不可能なようだ。

なぜそんな不可能なことを三菱UFJが要求するのか。理解に苦しむ。

そこではたと思った。これはカタカナ入力を要求されているのでは?

画面にはカタカナの指示は何もないが、他にやりようがないので、仕方なくカタカナ半角で入力した。

これも結構面倒なのだ。

そしてこれが正解だった。

なんとか支払い方法の変更を終了したが、それなりにパソコンを仕事でこなしている私だからなんとかなったが、普通のシニアは無理じゃね。

加えて日本在住の外国人はまず不可能。

とはいえ、実は郵送で申し込みができるオプションがあるので、ITリテラシーのない方々はそちらを選べばいいのだが。

さて次はGoogle とApple だ。

まぐまぐ!を先にやるか。これはホリエモンのメルマガ購読のために加入している。月880円だし、毎週見ているので、NewsPicks よりは価値がある。

まぐまぐ!の支払いクレジットカードの変更、無事終了。これは au Pay カードに変えた。

今後は基本的にプライベートも仕事も、全てau Pay カードを使うことにする。

こうすると明細書で仕事用の経費を抜き出すのが面倒だが、そもそももう経済活動も大してしていないので、考えてみればそんなに面倒ではない。

むしろ業務用の経費を別カードにして業務用の銀行口座にチャージするほうが、会計処理が面倒だ、ということに気づいた。

とにかく処理手続きを簡単にシンプルにしたいだけ。

*****

東京駅の近くの工事現場で事故発生

これは串焼きのでんがなの目の前の工事現場だ。

私もよく目の前を通った。

先日上京したときはでんがなでお昼一杯やりながら串焼きを楽しんだが、昼前だったけどどんどん目の前の工事現場から作業員が店に入って日替わり定食を頼んでいた。

皆さん結構な日焼けぶりで大変な仕事だな、と思った。

あの中にも巻き込まれた人がいたのかもしれない。

すでにお二人なくなったようだが、なんとか被害を最小限に抑えてほしい。

東京駅界隈はいま工事だらけで、私はなるべく工事現場の前の歩道は避けるようにしていた。

最近はお泊りは錦糸町なので、日本橋界隈を歩くこともなくなった。今後も近寄らないようにしよう。

建設工事、解体工事の事故が最近目立つ。おそらく外国人の作業員も増えて意識の共有・伝達が思うように行ってないのかもしれない。

やはり給与を上げて日本人をもっと雇うようにしないと、安全は保たれないかもしれない。




これはEVにとってのヒンデンブルク号事件か?

2023-07-31 08:10:46 | 日記
オランダ沖を航行していた自動車運搬船で25日深夜、火災が発生した。

こちらの記事をどうぞ。

最初は電気自動車が25台ほど積載されたと報じられた。しかしその後、それが500台近いことが明らかになった。船をチャーターしていた川崎汽船がそう言うのだから、これが正しいだろう。

そして火元がどうやら電気自動車らしい。具体的にはリチウムイオンバッテリーだ。

この数字の変動から窺えるが、なんらかの隠蔽操作も行われている可能性がある。

フォルクスワーゲンは自社の自動車が載っていたかどうか調査中と言ったらしいが、1週間近くたっても調査結果らしきものは出てこない。後述の専門家が言うには、今やあらゆる新車はバーコードで週7日一日24時間体制で監視されているので、今現在どこにあるかは即座に分かるらしい。なぜフォルクスワーゲンは調査にそんな時間をかけているのか?

さてこの事故。もう事件と言ったほうがいいかもしれない。

電気自動車が火元の可能性が高いが、もしそうだとすると、こんな船に誰が乗りたいと思うだろうか。

今回は自動車運搬船なのでいわゆる一般乗客はいなかったが、もし何百人もの乗客が載っているフェリーで同じ様なことが起きて、かつそれが海のど真ん中で起きれば、とんでもない悲劇となる。それこそ火を見るよりも明らかだ。

そしてもし電気自動車への切り替えがどんどん進みフェリーに積まれている自動車が全部電気自動車という時代になったら、このリスクは想像を絶する。

更にさらに。

今はまだ電気自動車は黎明期なので世に出ているものはほぼ新車状態。積載するバッテリーもいわゆる純正品が多いだろう。しかし今後電気自動車が普及して中古車が当たり前に普及する時代になれば、積載するバッテリーも安い非純正品が蔓延する。

当然、質の悪いパチもんが増えるだろう。中国あたりの怪しげなメーカーは手ぐすね引いて待っているだろう。

欧州のエリートが夢と仰ぐ電気自動車天国が実は地獄だった、という羽目に陥らないとも言えない。

たまたま見たオーストラリアの自動車専門家が、この事件を取り上げて大きな警鐘を鳴らしている。

Runaway 500 EV meltdown on cargo ship: Proof our cities aren't ready for full EV deployment 



オーストラリア英語だが意外を聞き取りやすい。英語のリスニングの練習としてもお薦めだ。

私なりに動画主の発言をまとめてみた。

(1)この船は "Dutch Oven" と名前を変えるべきです。これは electric, chemical oven だから。

(2)これを「火」などと呼んではいけません。キャンプファイヤーで皆が囲む「火」や、消防士が消火のために放水する、我々が普通考える「火」とは異質なものだからです。

(3)Dutch Ovenが呈しているのは止めることができない化学反応で、これと闘うことは不可能です。実際、オランダの沿岸警備隊は消火活動を行ってません。マスコミは消火活動が行われていると繰り返し報じていますが。

(4)沿岸警備隊はただただ、待っているだけです。現状ではできることはそれしかないのです。

(5)プロ知識を一つ。内燃機関の自動車(つまりガソリンやディーゼル車)の新車が船に積まれる時、工場出荷時に一台あたり5リットルの燃料が搭載されるので、船にたどり着いたときにはこれが4リットルくらいになってます。船にざっと2500台が積まれると仮定すると、燃料は合計で1万リットルとなります。これが2500台の個々の自動車の封印されたガソリン容器に4リットルずつ分散されます。それらは燃えるためには空気と接する必要があります。

(6)プロ知識をもうひとつ。火災対策としては格納庫内への空気を遮断する方法が取られます。格納庫には窓はありません。換気を止めれば火は消えるか、勢いが抑えられます。ただし、燃えるために空気が必要な「火」であることが条件です。

(7)バッテリーではこうは行きません。

(8)バッテリーは分解時に自ら酸素を発しますが、これが大きな問題です。

(9)リチウムイオンバッテリーはガソリンよりも熱くなり、なり長く燃え続けます。消火も難しい。消えたと思っても、何時間も、場合によっては何日間も再発火します。

(10)電気自動車は今や宗教であり、批判すれば宗教を侮辱するのかと謗られます。

(11)ここで事実を述べます。1台あたり400キロのバッテリーが500台分あるとします。合計で20万キロのバッテリーです。

(12)つまり自燃できる(self-sustaining)、言葉を変えると熱暴走(thermal runaway)する化学反応物質が200トン積まれていることになります。

(13)Dutch Oven は今や文字通り海に浮かぶ窯です。毒性物質の嵐を撒き散らす溶鉱炉です。

(14)これがDutch Oven が未だに燃え続ける理由です。

(15)これは事実であり、人の感情(宗教のことを言っているのだろう。訳注。)とは無縁のことです。

(16)フォルクスワーゲンの広報担当者は「当社は鋭意調査中である」と言ってますが、更なる情報の提供はできてません。テスラからコメントは得られてません。ウォルフスブルク(フォルクスワーゲンの本部所在地)はそんなに遠く離れてませんけど。

(17)大手自動車メーカーが自社の車がこの船に載っていたことを把握できない、などというこがあり得るでしょうか?

(18)フォルクスワーゲンが5日かけても調査結果が出ないなんてありえるのでしょうか?

(19)先日、世界最大級の組立工場の自動車積載ドックを見学したことがありますが、全ての車はバーコードで管理されて、所在地状況は常時把握され追跡されていました。フォルクスワーゲンの典型的な対応です。まあ、すぐには認めたくないのでしょう。例のディーゼル事件に比べればまだ犯罪とまでは言えませんが。

(20)このDutch Oven は長さ200メートルの海に浮かぶ駐車場です。近くには世界遺産の地域があります。極めて毒性の高いガスを無限に撒き散らしてます。

(13)これは事実です。

(14)そのうち沈むかもしれませんが、積載物とともに全損となることは間違いないでしょう。

(15)内包するエネルギーを無駄に消費し、誰の得にもならない形でCO2を発散してます。そして毒性ガスは風任せで漂っています。

(16)この事件の教訓は何でしょう?

(17)この Dutch Oven は、私自身が将来遭遇するかもしれない電気自動車の悪夢の大規模な実演とも言えます。電気自動車の夢想家(utopian)がその存在を認めたくない現実を垣間見るものです。

(18)オーストラリア人として想像もしてください。シドニーのオペラハウスの地下駐車場を。1200台分の駐車スペースが用意されてます。

(19)防火対策は換気措置のスイッチを切ることです。出口は一つです。将来、電気自動車のユートピアが実現すれば、ここに停められる電気自動車は優に500台はを超えるでしょう。Dutch Oven が起きるのにはそのうちの1台で不良が生じれば十分です。

(20)電気自動車のほうがガソリン車よりもより頻繁に燃えるということはありません。そんなことは言ってません。しかし一旦燃えると、その結果は壊滅的です。

(21)Dutch Oven は、皆さんの近くにある大都市地下駐車場で将来起きうる悲劇の一つのモデルとも言えます。

(22)バッテリーパックについて言えば、たとえばテスラXには7000個の電池(セル)が搭載されてます。そのうちの一つでも不良が発生したと考えてみてください。松明に火が付いたようなものです。あっという間に他のセルに延焼します。そして回りの電気自動車、ガソリン車に延焼します。消防士ができることはありません。多くの人が命を失うことになるでしょう。大量の毒ガスが発生します。コバルトからも毒ガスが出ます。コバルトはガスを吸うまでもなく、肌に付着するだけで大変なことになります。

(23)駐車場の中にいる人だけが被害を受ける、というものではありません。毒ガスに襲われ、多くの人がドアに殺到します。中には小さな子を抱える人もいるでしょう。

(24)運良く歩道で犬の散歩をしていただけの人でも、排気口から出てくる毒ガスを吸い込めば終わりです。ビクトリア州で電気自動車火災に対応した消防士二人がコバルトの毒ガスを吸引したため、一生残る身体障害を被った事案がありました。

(ここで動画主はオーストラリアの政治家数人を取り上げ、彼らの怠慢ぶりを非難します。)

(25)電気自動車の充電装置を車庫の中に設置しようと思う人もいるかもしれません。車庫の上には子ども部屋か主寝室が来るかもしれません。ここでプロからのアドバイスです。それは止めたほうがいいです。電気自動車は充電中にメルトダウンする可能性が他の場合に比べて高いです。充電器はできるだけ居住区から離して設置しましょう。少なくとも外壁に設置してください。家の内側はダメです。

(26)次回、もし地下駐車場に車を停める時は、まず、できるだけ充電器から離れたところに停めてください。次に出口を確認すること。緊急事態が発生したときに車に乗って逃げることは現実的ではありません。とにかく足で走って逃げること。

*****

と、ここまで書いていて、突然、ディスプレイが消えた。パソコンが何故か強制シャットダウンしたようだ。

慌てて再起動した。結構なテキストをブログに書いたので、その労力が泡となったら目も当てられない。

幸い、強制保存が発動して、無事テキストは全部残っていた。

さて、上記動画が指摘するとおり、この船舶火災は電気自動車の危険を白日のもとに晒したと言える。

かって気球が世界を騒がし、熱気に包まれた時、ヒンデンブルグ号爆発事故が起きて気球はこの世から消えた。

今回の Dutch Oven もそんな歴史的な事故になるような気がする。

とはいえ、欧米各国の政府や大手自動車メーカー、そして既存マスコミは、その隠蔽、矮小化に必死かもしれない。

*****

今税理士事務所からメールが来て、私が昨日送った会計資料が問題ないとのこと。

少々訂正があるようなので、それを待つこととする。

*****

ホリエモンほどチャレンジを厭わず繰り返している日本人もいない。

何と言っても刑務所まで入っているからね。

今度は別府でお湯かけフェスをするらしい。

こちらにプレスリリースがある。

お湯を観客にぶっかけるらしいが、先日、大阪の韓国系フェスの放水事故で死者が出た。そんなことにならないように気をつけてもらいたい。

しかしこんなフェスに出かける人がいるのだろうか?