菅総理はよく頑張っていると思う。誰がやっても今のコロナ対策よりもよくはできなかっただろう。コロナはなんと言ってもたちが悪いから。
とはいえ、菅総理が一般受けするパフォーマンスは得意ではないことは確かだ。元来日本人は薄っぺらなパフォーマンスは嫌う国民だったが、国民自体が薄っぺらになってきているのかもしれない。残念だ。
さて、最近、フランス在住日本人の方のブログをよく見る。
こちらの方のブログは、フランスの現状もよく窺い知ることができて、有益だ。この方はフランスは何でもかんでも素晴らしいという人ではなく、それなりに客観的にフランスを見ていて、時にはフランスについて批判的だったりする。
バランスが取れている。なので私も時々覗くのだ。
しかしマクロン大統領の演説などは絶賛している。その対比として、日本の政治家の原稿読みスタイルを毛嫌いしているようだ。
私に言わせれば、政治家は結果がすべてなので、演説がうまいかどうかは二次的なことだと思う。今のフランスのコロナ禍での現状は日本よりもはるかに悪い。デモも頻発しているし、テロも日本では考えられないほどだ。
いかに大統領の演説が素晴らしくても、結果が出てない、と私は思うのだが。
日本は政治家の見栄えはよくないかもしれないが、コロナの死者数は先進国の中で圧倒的に少ないし、テロなど聞いたこともない。このような厳しい状況でも国民は落ち着いているし、フランスと比べるまでもなく、よく統治されている。
こういうことを客観的に見ることができる人が少ないのが悲しいね。今回の横浜市長選の結果を見ると、日本人に対する信頼が薄れてしまう。
同じフランス在住の日本人女性のブログでも、こちらのブログは一味違っていて、なかなかおもしろい。フランス移住を心から後悔されている。早く諸般の事情が片付いて日本に帰国されることを願ってます。
こちらのブログのブログ主女性は、無事フランスを脱出し、今は日本で穏やかな生活を送っているようだ。しかし現政権を徹底的にバカにし揶揄するパヨク特有の体質は明らか。この方は英語を仕事にするかなりのインテリのように見受けられるが、インテリを標榜する女性は大体、体制批判に回る。それが客観的に的確な場合もあるが、この方のように、とにかく日本人男性や日本人政治家は、理屈抜きで大嫌いということが多い。知性がとても薄っぺらな印象を受けてしまう。頭はいいんでしょうが。
さて、自民党は総裁選挙に突入する気配だが、女性候補者を見る限り、ちゃんとしているのは高市さんだけ、という印象だ。野田聖子は問題外だし、稲田さんも最近は挙動不審になっていて、とても国政を任せる気にはならない。
高市さんは以前から芯がある人という印象があった。薄っぺらな知識や正義感を振りかざす素振りがない。今回、いくつか政策の指針を表明したが、いずれも結構なものだ。
菅さんとの一騎打ちになる可能性も出てきたが、是非頑張ってほしい。
今いる女性政治家の中で、歴史上最初の女性総理になる器になれるのはこの人くらいでは?
蓮舫などの野党の女性政治家は論外だが、保守系の中でも小池さん、野田聖子、稲田さんあたりはもう筋が悪い。
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