今日は肌寒いが、風がないので庭に落ちた落ち葉の掃除をした。外回りの落ち葉も片付けた。「落ちた落ち葉」というのはいかにも工夫のない表現だが、他にどう言えばいいのだろう。英語なら "fallen leaves" でそれこそ tautology なく方がつくが、「落ちた葉」では間が抜ける。単に「落ち葉」だけだと「落ちた」というニュアンスが微妙に出ない。
落ち葉掃除は面倒だが、嫌いではない。
大体天気のいい日にやるので、気持ちがいい。いろいろと考え事もできるし、または何も考えない、という結構貴重な時間も作れる。
18歳で予備校通いのために上京した時、新宿から御茶ノ水まで中央線に乗っていた。毎日。
今でもあるのだろうか、途中釣り堀があって、平日の昼中でも釣りをしている人が少なからずいた。
暇なのだろうか?というのが最初抱いた疑問。
やがて「ほとんど釣れないだろうに、何が楽しいのかな?」というのが次に湧き出た疑問。
社会に出てから、釣り堀ではなく海釣りファンにも出会うことになった。
同じ会社に勤めていたY氏は、仕事はなんか適当にやっている感じだったが、週末は必ず海釣りに行っていた。何がそんなに楽しいのですか、と聞いたが、やはり我々凡人いは理解できない楽しみがあるらしい。
最近、庭仕事をしていて、なんとなく釣り堀や海釣りの楽しみも分かるような気がしてきた。
実は12月、友人らと海釣りをすることになった。私にとっては生まれて始めてだ。
楽しいのかどうかよく分からないが、海釣りは結構危ないので、資産情報を整理して、息子に分かるように残しておこうと思う。
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