厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

活動に感情を乗せない。

2022-01-16 09:51:08 | 日記
い人類の歴史は怒りのコントロールの歴史だった。

宗教の存在理由もそこにある。

最近、「感情を乗せない」という表現を学んだ。

これまで「怒らない」、「冷静にする」など、いろんな表現を使って自分の怒りをコントロールしてきた。

この「感情を乗せない」という表現が一番しっくりする。「感情」は「怒り」はもちろんあるが、「喜び」や「悲しみ」なども含まれる。

こういう感情は実際の行動や活動にはノイズにしかならない。なので達成目標がはっきりしている活動に携わるときは、「感情を乗せない」ということを頭に入れておくと便利だ。

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トンガの火山爆発には息を呑んだ。衛星写真がこんな大規模な自然現象をこれほど鮮明に記録できるとは。それも爆発の瞬間を。

日本にも「津波」が到達した。しかしこの場合、津波というのは正確な用語ではないかもしれない。地震で海底が上下したことにより生まれる波と異なり、今回のは爆発が生む衝撃波が気圧に影響し、その気圧の上下が更に海面に及び波が起き、どんどんと勢力を増していく。そんなメカニズムらしい。

日本近海で地震が起きた場合、津波が来るか来ないかの判断だけはすぐなされる。これはその都度、気象庁が緻密な計算をして判断しているのではなく、過去のデータから、その場所でその規模だったら、津波は来ないことが分かっているからだ。

しかし今回のは、そもそも地震ではないし、場所も日本のデータの対象外であったこともあり、気象庁も正確な読みができなかったのだろう。

「怒り」を溜め込んだ無知な人が、そんな事情も知らずネット上で「怒り」を爆発させて、気象庁を罵ったりしている。こういうときにこそ「感情を乗せず」、今回のデータを貴重なものとして、今後の研究に役立てること、そしてそれを支援していくことが必要なんだろう。

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フランス在住の日本人ブロガーが昨日アップした記事から一部引用します。

『最近、「日本政府は、世界のニュースを見ているのか?」「子供の将来、日本の20年先、30年先の未来を考えているのか?」と感じることが多くなりました。
 
 いみじくも、「グローバル化しながらも内向きな国、日本」と酷評された日本政府は、現在の日本国内にいる日本国民にしか目が向いておらず、世界からのイメージのダメージには、無関心な気がしてなりません。これが進めば、世界の中での日本の役割は減少していきます。
 
 いざという時に日本のことしか考えない国を世界は、信用しなくなります。
 
 1日30万人もの感染者を出し、2ヶ月後には、2人に1人が感染している状況になると言われている国にいる人間が言うことではないかもしれませんが、長引くからこそ、数々の摩擦を起こしながらも、日常生活に近い生活を送ろうとしているフランス、ヨーロッパの姿勢を私は、嫌いではありません。
 
 日本政府には、日本国内だけでなく、世界の中にある日本であるということや、その未来をになっていく若者の将来、未来の日本を考えてほしいと思っています。』

この方のブログはフランスの内情を知るのにとても有益で、私はよく読ませてもらってます。


さて、上記の意見ですが、この方は逆に日本の事情にかなり疎くなっているようですね。

コロナ禍で日本人が抱いている思いは次のようなものではないでしょうか?

(1)先進国と思っていた欧米諸国やその国民のどたばたぶりにびっくり。日本に住んでいてよかった。
(2)グローバル化もほどほどにした方がいい。
(3)無闇に外国人を受け入れるの駄目。
(4)外国が日本を信用しなくなる?むしろ日本として外国が信用できない。
(5)『数々の摩擦を起こしながらも、日常生活に近い生活を送ろうとしているフランス、ヨーロッパの姿勢を私は、嫌いではありません。』と言うけど、摩擦を起こしすぎじゃない?共感できない。
(6)第二の鎖国をしたほうがいいのでは?

私はかっては外国志向で外国語も熱心に学び、私用、出張を含めてほとんどの主要各国には行ったことがある。しかし、今は (a) 今回露わになった他国民の幼稚な反応, (b) 必要以上のポリティカルコレクトネス、(c) 治安の悪さ、 (d) 必要以上のイデオロギー志向(宗教を含む), (e) 衛生環境の悪さ、などを考えると、とても海外旅行をする気にはならない。おっと、食べ物のおいしさも忘れてはいけないか。なんと内向き、とこのブログ主には非難されるかもしれないが、大きなお世話だ。

これからの日本は適度な内向き姿勢を維持しつつ、総力を上げて外国に負けない商品やサービスを次から次へと繰り出して外貨を稼ぐ。そのための海外対応部隊は磨き上げる。しかし無闇に外国人を導入しない。という方針が正しい気がする。ま、私は引退生活に入りますので、無責任なことを放言させてもらってますが。

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感情に乗せることなく、家事を淡々とやった。

昨日作った出汁の出し殻である昆布、煮干し、鰹節の塊をフライパンで煎って、乾燥させた。これはお茶漬けにするつもり。

ガス乾燥機の掃除をした。扉を開け、扉の裏側にあるアタッチメントを外して、それと扉側、両方をティッシュ、濡れティッシュ、更にはマキタの掃除機できれいにした。

洗濯機の洗剤、漂白剤、柔軟剤を投入するアタッチメントを外して、お湯できれいにした。更に洗濯槽にへばりついているフィルターを2つ外して同様にお湯できれいにした。

床の拭き掃除はbraava に任せた。信頼できる部下に仕事を委譲するのは大切。

このあとは、牛乳パックを切って展開してリサイクルに持ち込むこと。外回りの箒掃除。そうそう。トイレ掃除も。

買物はどうするか思案中。ツーシーターをぶっ飛ばしてスーパーFに行くのもいいかも。

自分の手の指の爪切りもそろそろせねば。

こんなところか。

外に植えたバラが流石に枯れたので、代わりの花を調達に行くものいいな。

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トンガの火山爆発。

トンガ国内の被害状況がなかなかはっきりしないようだ。いつもだとテレビ局が現地の日本人に電話して様子を聞くのだが、まだそれがないということはよほどの惨状か、インフラがやられているということだろう。

衛星写真を見る限り、国全体がすっぽりと噴煙に覆われているので、地上には火山灰がそれこそ山のように降り積もっているのではないだろうか?となると人の移動も車の移動も無理だし、電線や電話線などのインフラのライフラインも機能していないかもしれない。

この惨状を見て日本人なら誰でも「もし富士山が噴火したら」と思うのではないだろうか?これまで噴火のリスクを私的する学者や知識人はそれなりにいたが、国民全体が期期感を抱いて具体的な対策を考え始める、という雰囲気はなかった。この火山噴火で一気に国民の意識が変わるかもしれない。

個人的にはそれに加えて南海トラフ巨大地震のリスクいついては、切実な問題として捉えて欲しいと思う。

私自身は住む場所もリスク最小と思われる地方都市を選んで、最低限の対策はしたつもりだが、一般の国民の皆さんも、自分だけでなく、子どもたちのことも考えて真面目に居住地について考えて欲しいものだ。もちろん、個人でできることには限界があるので、国をあげての対策が必要だろう。

今の岸田政権にはあまり drastic なことは期待できない。是非、次の高市政権で頑張って欲しい。

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家事を終えて、車で市内のスーパー巡りをした。

まずスーパーF。これは成城石井みたいな店。

次にスーパーV。これは市内最大手。

その次はスーパーD。これはちょっと小規模の店。

最後はスーパーT。先日寄ったスーパーだ。

その感想をまとめると:

(1)しめじがない。今年になってからか、年末からか、よく分からないが、いつも行く西友から突然しめじが消えた。ぶなしめじはあるのに。これは西友の調達の不手際かな、と思っていた。しかし今日、スーパー4店を見て回って最初に気づいたのは、どこにもしめじがないこと。ぶなしめじはある。「しめじ界」で何かとんでもないことが起きているのでは?

(2) キューピーテイスティドレッシングの「バジル&チーズ」を発見!これはお気に入りのドレシングだけど、もう1年以上、西友でも他のスーパーでもお目にかからないので、キューピーが生産を停止したのかと思っていた。それが2年ぶりで訪れたスーパーVにあった!ヒデキ感激!(違ったか)

(3)どのスーパーも広い。横浜に住んでいた時は、駅前のスーパーで買物をしていたが、狭いスーパーで通路ですれちがうのも一苦労。当然品数も少ない。生鮮食料品も貧弱。そんなところで10年近く暮らしていた。今はこんな吹けば飛ぶような地方都市に住んでいる。しかしスーパーの店内は広いし、品数は多い。みな新鮮だし、駐車場は十分だ。言うことなし。これだけでも今すぐ首都圏を離れて地方都市に移住する価値と意味があると思う。

(4)スーパー巡りは楽しい。仕事を減らしてと思っていたが、いっそのこと仕事を全部畳んで、毎日スーパー巡りしたほうが、人生をよりよく楽しめるのでは、と思うほどだ。

(5)スーパーVが一番広くて、展示も優れている。品数も多い。ただ、「家族向け」の品揃えだ。私のような「準独居老人」には食品単位がちょっと多すぎる。普段は西友に行き、時々Vを訪れるのがいいかも。