京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のちゃっちゃの時間」

2019-10-15 08:43:16 | 時計修理

10月15日百万遍「手造り市」の開催日。
明日は水曜日工房の定休日。
預かり品を届けて工房入りするので10時ちょうどくらいの京都着予定です。高額時計は手運び。
治安環境の変化で手運びが増えました。
自然災害も温暖化で集中豪雨被害も九州から中部・東北へと移ってきたようです。
安全な地域は予算たっぷりの山口県だけでしょう。

連休も終わり忙しい時間が戻ってきました。
そんな時にNHKラジオニュース後のグダグダ・トロい番組にイラつきます。
「チャッチャとしゃべらんかい!」と突っ込みを入れる。
東京人の話はとろくて長くてオチがない三拍子。
朝からトロトロと話すようなゲストはいらない。
大学の講義でも関西は会話のスピードが速い。特に連休明けはトップスピードの頭脳が必要になります。
上洛した当時講義の会話スピードが速すぎておろおろした。
これには半年くらいですぐに慣れるので安心しましょう。人間の対応力はすごいものです。

NHKラジオのとろとろ番組はニュースが終わるとすぐにチャンネルを変えた。
トロトロの代表的なのが「ふかわりょう」氏です。とろくて中身がない、のんびりした日曜の午後でもこいつだけはいらない。

京都で通用にないのが「災害被災者のとろとろ苦労話」です。
自然災害が起きない土地柄なので長州藩がやらかした蛤御門「どんと焼け」以降、被災の経験がない。
最近の「広島・長崎原爆被災」「終戦直前の大阪空爆」やら「阪神・巨人戦のぼろ負け災害」などなど~。
まるで京都人とは話しが通じない。京都に巨人ファンが多いのにびっくりや~。
とにかく朝のNHKラジオゲストは麒麟の川島さんだけでいいと思う。

写真は懐かしいIWCポルシェデザイン・チタンモデル。
ソ連・アメリカの冷戦が終わりミサイルなどに使用されたチタンが一挙に平和利用で材料が流れてきた。
軽くて錆びない金属のチタン。
今ではゴルフクラブにも使われるようになったがすぐに飽きられる。このチタンカラーが地味すぎたのでしょう。

写真のモデルはチタンが大量に出回る以前のモデル。30万円ほどの価格で販売されていました。
とても高額なので高嶺の花。
そこで同じチタンモデルのロンジン・コンクェスト・クオーツモデルを買ったがそれでも20万円ほどでした。
ところがこれが大失敗。
セイコーに対抗して年差精度を追及したばかりに10年ほどでザラ止まり故障になってしまう。
歯車を替えない限り同じ故障を繰り返す。分解掃除だけではクレーム多発の迷惑時計トップクラスに浮上する。
「人も時計も無理をしないことです。」
精度で一世風靡した自動巻きモデル、キング・セイコー10振動モデルも今では瞬間お断りモデルになっています。
「働きすぎはあかんよ~!」

「京都人は人の苦労がわからない」と他府県からの移住してきた人の評価が厳しい。
自然災害のハンデがない安心、安全な街だ。
京都タワー、駅ビルなど異様な建物による視覚災害にも無関心。
京都人は京都駅にはいかないのだから気が付かないのだという人もいる。
そこで「京都にこいつはおかしい!」という人がいない?裸の王様状態が続いています。

受験戦争にしても今回台風被害に遭った東北の受験生と京都の受験生を比べると明らかに差がでる。何とかできないかと思う。
同じ公立高校卒でも隣の大阪と京都では環境が違いすぎるのでテストで同じ点数なら大阪の受験生を合格させたい。

大阪の受験生は10振動思いっきり背伸びしたキングセイコー、すぐに切れやすい。京都はゆとりの6振動ジャガールクルトキャリバーのカルティエか?
今日ものんびりと生活できる幸せを感じながら精いっぱい頑張りましょうね~。
























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