京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間

2014-09-11 09:19:33 | 時計修理

9月11日
「二百十日」台風、災害の日。
「災害の京都時間」
写真は水入り時計。ユーザーは防水時計だと信じていましたので当然のように水が入っています。
ユーザーにしっかりと説明をしていないと電池交換時のミスだと誤解されるのでくどいほど時間がかかる。
ちなみにダイバーの防水性能はセイコー、シチズンなど国産時計が優れているのは潜水士などプロのダイバーの間では世界的に常識。
ところが10年ほど経過するとロレックス、オメガなどが安心できると言う。
国産時計は防水性能がいいだけにいったん入った湿気が抜けないので内部から錆びる。

最近、災害用の実用時計ならやはりカシオか?
G-SHOCKが出たときには世の中の災害救助にかかわる人たちの主婦が喜んだ。
時計にかけるお金が浮いたのだ。当時は本当に喜ばれた!
お金でなく人のための物つくりの時代のお話。
台風なら48時間守りきるために時計を犠牲にしてきた時代もあったのです。

京都ではこのところ政治災害が厳しい。
ガソリン、パンや食品は天井知らずで上っていく。

最近の日経新聞を読むと大企業と貧困層の私たちの感覚の差がよく分る。
「遺伝子組み換え作物、10年間で40%増加」の記事。
食料自給率に朗報でよかったね~!と日経らしい。

トウモロコシの組み替え飼料で奇形の子牛が増加したり、殺虫剤機能を持つ花粉でミツバチが大量死していることは問題外!驚くような記事でした。
組み替え植物に耐性を持つパワフル害虫も出現している。大企業の日本モンサントは日本人の健康と農家を食いモンにして荒らす。
ヨーロッパではほとんど輸入禁止のカテゴリーなのだ。

遺伝子組み換え飼料で育った食肉を人間が食べる連鎖の影響、花粉を受精するミツバチが死ぬとフランスの農家に与える影響ある。
何も考えないで使う日本人が気持ち悪い人種に見えてしまう。
フランス人は虫たちが大好き。虫が安心して生きられる社会は日本では望めないようです。

また「政党へ企業献金が進んでおめでとう!」記事も見かけた。
政党助成金の代わりに企業の献金をやめたはず。
なんと知らないうちに企業献金が復活してきた。二重取り政治家の自浄能力は見込めない。
政治家は大企業の操り人形、今度は集めた年金を株屋のばくちに使うようだ。

反面、障害者、女性、30歳前の若者。台風災害より厳しい環境だ。
社会的弱者はさらに切り捨てられていく。
大阪の図書館では新聞までが盗まれるそうだ。
「日経新聞だけは盗まんといてや~!」
「悪党達の手口が一番よう分る新聞なんやで~!」

視覚障害者は歩いているとこかされ蹴られる。盲導犬は刺される。
「タバコのポイ捨て」には神経質なのに「ナガラスマホ」には無関心!

大宮商店街の19時。シャッターが閉まり人もいない。
人通りもなくなった道。突然、暗闇にボーっと蒼い顔をした女性の顔が浮かんだ。
「でたぁ~!あばけだ!」と思ったら「歩きスマホ」の女性が道の真ん中をふらふら歩いていました。危なく自転車でひき殺すところだ。

さらにブラック企業では「残業代ゼロ」時代を見越して非正規社員を正規社員として切り替え。一昔前の「なんちゃって店長」手法を今度は堂々と使える。うまくいけば中国へ送り込みたい!見え見え記事。

残業で疲れはてて町に出ると自分より弱いやつを見つけてそいつをいじめる。
「人間のくず」大量生産時代に入っているようです。
クズは中国製のコピー時計だけにしてくれ~!
ヨーロッパでは石鹸、洗剤など低価格の日用品のコピー品まで増えたそうだ。

市条例で「歩きスマホ、自転車スマホ」は厳罰3000円!これは貧乏人には痛いでしょう。
京都市が先ず始めましょう!




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