京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のほっこり時間」

2017-11-25 09:37:41 | 時計修理

11月25日土曜日。北野天満宮の天神市の開催日。
お天気に恵まれて絶好のお出かけ日和になりました。京都駅から地下鉄に乗り今出川で市バスに乗り換えて行く。市内の道路は渋滞でこの二日間は交通手段として使えない。
一年で春に並び渋滞する特異日です。
工房もヒマ予測!
ということでブラックフライデーの昨夜はお出かけ。二日酔いでも大丈夫!
四条通りの新町、室町間の細い路地を上がって50M先を左に曲がる「円屋」へ焼き鳥を食べに行く。
瓢亭を左に見ながら上がる。ふたつ店舗があるのが紛らわしいが家族連れなので広いほうに行く。
初見!40年前からこの付近をうろうろしていましたが初めてこの横道路地に入りました。
込み入ったわかりにくい路地なので京都人だけお客さんなので安心でしょう。

さすがに金曜日の夜なのでお店は混んでいました。焼鳥が出てくるまで20分待つ!生中2杯分。
出てきた焼き鳥は京都の地元産で焼き加減は硬からず柔らかからず絶妙な焼き加減です。焼き鳥を目指すならこれからここに通うことになるでしょう。ただし名物「つくね」は売り切れるので早めにオーダーしましょう。
〆のザルそばも美味しい。このソバは食べて帰る事!
焼き鳥屋さんなので愛煙家には救いのようなお店です。今どき禁煙、嫌煙で愛煙家が締め出されていますが昔懐かしい最後の砦のようなお店。
私も10年前までは愛煙家でした。一本修理を仕上げては一服!一日1箱のヘビースモーカーだったので偉そうなことは言えませんね~。焼鳥よりもタバコのほうが美味しい?朗らかに一服していましたね~。

写真はカシオ。ソーラー電波。
時計修理屋の敵のようなモデル。ソーラー時計なので故障すると使い捨てられる運命にある。さらに 中国製なので文字盤のロゴ落ちやら水入り事故は普通の時計以上に起きます.そのたびに捨てられる運命なのでどこがエコ?かと思う。

最近困った依頼で増えたのが時刻合わせです。ポンコツクオーツなので冬場はアナログ針が遅れる。
お客は当然針を2~3分進めるだけなので無料だと思ってくる。実はデジタルとアナログ両方を合わせるだけで10分ほどかっかる厄介者だ。
忙しいときにゆっくりゆっくり進む針をイライラしながら押し続ける時間がもったいない。ネット通販が増えてきたので「買ったお店でやってもらってください!」ともいえない。悲しい時間が過ぎていきます。
国産メーカーはパーペチャル・カレンダーといい、ソーラー時計といい役に立たないろくなおまけをつけないで堂々とデザインで勝負してほしいものだと思う。
ヨーロッパと対抗できるのが唯一クレドールだけでは寂しいものだ。大相撲のようなものだ。

27日月曜日は十日夜(とうかんや)!旧暦10月10日ぞろ目のめでたい日。二条城では夜間公開中か?バスは混みあいますので地下鉄利用しましょうね~!




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