京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「ネコの梅春・単身赴任」

2024-03-16 20:21:05 | 時計修理

コタローを京都の自宅においてきて2ヶ月経ちました。猫の単身赴任・お仕事は癒し、アウェーの生活を頑張っている猫なのだ。

今日も晴れたので工房の修理設備を組んでいました。午前中が気温一桁で相変わらず寒い。それでも雨さえ降らないなら作業が出来ます。昨日は花粉とホコリを吸い込んでしまいアレルギーが出る。春は油断大敵なのだ。

「梅の木の ココロ静かに 青葉かな」一茶。

もう、寒さに震えていたのに梅の木に若葉が見えてくる時期になりました。昭和時代ではこの「梅春」の時期には目覚まし時計の修理が増えるし売れた時代に生きていました。目覚まし時計の修理では投げられる落下事故ばかりで可哀想、腕時計は待ち合わせに時計が不可欠、遅刻の理由のトップクラスに時計が壊れたという言訳がまかり通っていた時代です。時計と車の故障は言訳の定番でした。時計屋なので時計の故障のいいわけ技は使えなかった!

「梅春」は冬と春の間の季節で今は死語ですかね。女性用の場合時計が腕から顔を出す季節でもあるのでよく壊れていました。寝ぼけ眼で取り扱うのでよく落とします。機械式時計が主流の1970年代落下事故で時計が止まったら天真折れを疑います。一落ち1万円の被害額に泣く春なのです。

ネコはいいね!時計を持たなくてもいいのだ。一日寝ていても誰もクレームを言わない。

「恥じ入りて 平たくなるや ドロボ猫」一茶。

猫でも恥じ入るのに和歌山の政治家は面の皮が厚いね~、確定申告をしないでいいお仕事です。税金ドロボウでも忘れてしまえばいい。明日は日曜日!あいにくの雨予報です。庭仕事も一休み、恵みの雨になりそうです。

 

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