京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-01-05 10:05:52 | 日記

あけましておめでとうございます!今日から仕事始めです。
『ヌーベル・パスティーシュ時計修理工房』の開店です。

晴明神社の狛犬の写真からスタート。

元旦の京都御所と賀茂川。

賀茂川・出町柳の新年「のどかなネコ!」
今年も朝から日向ぼっこ。のどかな元旦でした!


晴明神社の『晴明井』
『千利休』のお屋敷跡の井戸です。この水を頂いて今年一年の元気をもらう。

毎年、年明けは家族全員『今宮神社』へ初詣に行く。
玉の輿神社のご利益もあるので若い女性が多い。

私たち家族も午前零時に娘たちと一緒に向かいます。

今年は好天に恵まれて人がいっぱい!入り口付近まで長い列でした。
御参りを終えて帰る。

下の娘が手をつないでくれました。
今年で29才になるね~!。いきなり彼氏が出来た!と報告される。
早速、ご利益が~!

一眠りして仕事先に向かう途中おまいりを済ませます。

「晴明神社」から御所の『白雲神社』へ。
『西園寺公望』公屋敷内の神社です。

代々、楽器「琵琶」の家系ですので『弦楽器』の神様として人気です。
頼まれたお守りを頂く。私もチェロのケース用にいただきました。


そのまま北へ「同志社大学」を抜けて『相国寺』に入り西へ。
このあたりは旧『薩摩藩』の藩邸でもある。

戊辰戦争の慰霊碑に向かいます。
145年前、1868年のお正月に始まった戊辰戦争。
遠く鹿児島から京都に来て戦闘で犠牲になった人たちの慰霊碑です。

この人たちのおかげで私たち一族が生き残る事が出来た。
私のルーツが薩摩藩だそうなので遠回りしてもここで手を合わせます。

毎年、誰かがワンカップお酒がお供えしている。うれしい。
静かに手を合わせて仕事場に向う。お正月の恒例行事になりました。

元旦は『今宮神社』『晴明神社』『白雲神社』
2日。『近江神宮』『松尾大社』『北野天満宮』
3日『伏見稲荷』『下賀茂神社』

4日『上賀茂神社』『久我神社』最後に『貴船神社』
その後、パスティーシュ工房で工具調整。5日の初仕事の準備を済ませます。
今年は順調に進みました。

しごとの関係上、午前中に御参りをすませる。
午後から得意先に行き修理工具を調整したり電池交換を一気に仕上げるのです。
日の光が強い間の午前に御参りに行く。

ところで、最近のヘナチョコ『オヤジ』たちが気になります。
①御参りの手法がヘナチョコ!
「二礼二拍一礼」の御参りがまともに出来ないのです。

30秒以上延々とお願いをしている人がいるので列がなかなか前に進まない。
基本、無病息災に『感謝』をする場所なので10秒以内で終えたい。

②『松尾大社』の嵐山から『嵐電』に乗って白梅町の車中の出来事。
有名な絹布屋さんのバックが目立つ、身なりはしっかりとしたオヤジが一人中央で立っていました。
ほぼ満車なのだが座れないことはない状態。

なんと、片手に「から揚げ」の袋。片手につり革オヤジが一人だけ立っている。
時折、から揚げを袋から取り出し食べている。つり革が油まみれになるのを乗客の皆で観察していました。

心配する乗客の皆様。チラチラと危ない『から揚げオヤジ』を見ていました。
駅に着くたびに電車が揺れる。よろよろと危ない。
とうとう、手に持っていた『から揚げ』が床に落ちてしまいました。

落ちてしまった「から揚げ」、さすがにそのままでは社内のみんなの視線が気になるのか、床から『から揚げ』を拾った。

なんとそのまま、コートのポケットに入れたのです。上等なコートのポケットの中はネチョネチョで油だらけだろう。キモチわるいよ~!

その手がまたつり革に~!
皆さん息を呑んでこの光景を見ていました。

③おばかオヤジのお話。
『伏見稲荷』ご存知全国のお稲荷様の総本山です。

今年は一人だけの参拝でしたので2時間かけて山を巡る。
結構、厳しい山登りです。ヒールの高い靴の女性がかわいそう。

各、祠の前で『竜頭』から流れる名水で手を清めます。
ここにも『迷惑オヤジ』を見つけた!

外科手術前の医者のように延々と手を洗っているのです。
うしろに並んでいる人たちの事など気にしません。

右手、左手を入念に洗って水をしっかりと飲み込む事を繰り返していました。
私はその祠をパス!
外人の参拝客と並んで進みます。

いよいよ最後の下り道、トイレの休憩所を過ぎたあたりで出会ったオヤジにはびっくり!
なんと『犬』を連れてきていた!
ここは『稲荷神社』のお正月。動物は『アカン!』場所だ。ましては狐狩りに借り出される犬はもってのほかなのだ。

柴犬が気分悪そうによたよたと登ってきます。
「あーあ~。祟られて死んでしまうやろうな~!可愛そうに。」うしろのほうから小さな声が聞こえてきました。

今年は『北野天満宮』でもペット持込を見かけた。
もちろん、入り口にはペットの散歩は不可と書いてある。

なぜダメなのか?法律で決める問題ではない。本当に残念なことです。

日本人が次第に壊れてきているのでしょうか?オヤジたちの常識がない。
御所の通で「第三のビール」を飲んで歩いている親父もいた。

普段、観光客が来ない西陣地区で生活しているのでこの光景は驚きの連続。

『京都』の「ハレの日」。しっかりと姿勢を正す節目の日でもあります。
勘違いしないようにしてください。

最後に、阪急電車の桂駅「嵐山行きホーム」は危険です。
人があふれて危なく線路に落ちそうな人もいました。
人員削減を優先しているのでしょうか係りの人はいませんでした。

「安倍内閣」の平均年齢は「57,7歳」だそうだ。
おかしなオヤジには気をつけましょう!





















コメント
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