オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【リールのOH・改造】セルフでは試行錯誤の連続を楽しめるかどうか。「結果」を求めるならプロに依頼しよう!

2018年12月22日 17時24分42秒 | オズマのバスタックル

 自分は,07メタマグの簡単な分解方法をセクシー加納さんにご教授頂くまでは,リールOHに手を出さなかった。

 それはもちろん「怖いから」であった。

 だが。

 へびんさんはじめ,八郎潟でお会いしたアングラーの多くが自己改造している。それは,立地上「頼るものがない」に等しいというところもあろう。

 そんなわけで,自分で少しずつ始めてきたが,それでもやはり「個体差」があり,試行錯誤を要求される

 わかりやすく例えれば,同じSS-SVであっても,新品に近いものと酷使してきたものでは「BB」との「わずかな隙間」が異なるという厳然たる事実だ。
 
 メトロリバーに移籍して主戦力となっているSS-SV。非常に軽量で150gなのに人気がない。人気がないが初代STEEZとの共通部品も多く,実は「いじりがい」のあるリールと評価している。

 同じダイワのベイトでも,ジリオンSV-TWSになると「ほとんど完成されていて何もやることがない」といってよい。

 それは,フレームの材質の違いがもたらす剛性,すなわち「たわみ」精度の違いに由来するものと感じている

 実際,SS-SVで抵抗の大きなものを巻くと「グワン」とたわむことがある。それは,もちろんSS-SVが「Mgとザイオン」なのに対しジリオンが「アルミ」だからでもあろう。

 だが,頑丈だからいいというものでもないし,軽量だからよいというものでもないのがリールだと感じている。

 さらに,素人がいじったリールが到底プロのカスタムに追いつくなどできないが,「組み方がうまくいけば」近づくこともある。

 2016年以降,ダイワのベイトはいざしらず,中古で安価なリールを購入してはOHして売ってしまうという「奇特な趣味」を発揮しているが,これもすべて興味がなせる技。

 いまでこそ,当初不可能と思われたスピニングのOHでさえ,一応シマノで3台経験した。

 ただし,何度も書いているが,僕の場合も「自己責任」である。

 ベアリングをあえて安価なものにするなど,通常は「やってはいけない」ことだろう。

 それでも「やってみる」のは「試行錯誤の連続が楽しい」からだ。そう,「釣り」そのものがそうであるように。

 真冬はバス釣りをやらないという人もいる。そういう場合,時間があれば自分でOHをやってみるのもオススメである

 ただし,なんだかんだと道具を買っていると,やっぱりプロに依頼するのが安全で確実であることは確かである


【ダイワSS-SV】魔改造からの脱出(ミネベアBBに交換,UTD純正ドラグへ戻し)!

2018年12月22日 16時37分28秒 | オズマのバスタックル


結局はスプールBBを「ミネベア」汎用品,ドラグワッシャは「UTD純正品」へ戻した。

 魔改造

 それはまさしく「魔が差した」ともいえる改造であり,諸刃の剣である。

 中古で14000円あまりで購入したのはよいが,ドラグ純正戻しに3000円弱,ベアリング交換に500円はかかった。手間賃は,ともに「気が大きくなりすぎない程度のアルコール」が必要だったが

 だが,実体験で得られるものは代えがたい体験である。

 素人として一番苦労したのが「ベアリングサイズ」を見定めること

 幸いググると,ヘッジホッグスタジオに対応表が掲載されていた

 SS-SVで必要となるのは「通称 1030」と呼ばれる汎用サイズ,つまりはJIS規格である。

 そこで,ここからは「ベアリング 1030 通販」などで検索する。

 なんのことはなく,アマゾンで普通に売っている。それも,1個300円するかどうかという価格

 とにかく今回のSS-SVのベアリングは摩耗が酷いのか「回らない,うるさい」と最悪。実際,キャストして飛ばないという事態でもあった。

 そこで意を決してベアリングをまずは4個購入。アマゾンポイントがじんわりたまっていたのだ。

 交換は,例の「HEDGEHOG STUDIO スプールベアリングリムーバー Type:R」にて行う。相変わらずスプール軸のBBはがっつり嵌っているので,いろいろな方向から入力して抜き出した。

 そしてBB交換,UTD純正ワッシャー(写真はないが,黒いもので400円)に戻す


ドラグがしっかり効き,スプールから異音が消えた。回転も文句なし。

 ミネベアについての評価は,ミニチュアベアリングで世界一のシェアを誇る事実が安心感

 もちろん「リール用」を購入してもよいが,安価な方法を探していたのだ。

 それにしても,このリールを魔改造した人は,やはり「UTDドラグの締め方」を知らない方だったのだろう。しっかり締めれば締まるし,何も問題ない。

 これでついに「防水性」「回転性能」すべてにおいて満足いくものが出来た。

 よし,年賀状作成も終わったし,明日12/23は久々にニシネ師匠と釣りに行ってくるか


スプール軸BB交換後。微調整して大回転。異音なし。


サイドカバーBB交換後。極めて簡単で異音なし・よい回転に。