オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

「マンガでPart2ものは成功しない」のセオリー,とは。

2010年12月23日 08時29分56秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 新約『巨人の星』は,『新 巨人の星』と同じく最終回はあっけなかった。

 さて,何度も引用しているが,標題について必要な原典を載せておこう。


このセリフである。短いが本質が詰まっている。


サルでも描けるマンガ教室=サルまん,これが必携だ。

 『サルまん』は実に20年近く前の作品である。オズマが学生時代のマンガである。このマンガはあまりにも本質に迫りすぎたためいろいろな問題を抱えてもいたが,少なくともオズマの友人一同毎週欠かさず読んでいた。

 さて,なぜ「Part2」ものは成功しないのか。

 一つに,「前作の偉大さ」を超えるのが難しいこと。読者の期待度が猛烈に高いこと。キャラがもう「一人歩き」(キャラ立ち)している例が多く,作者が手を加えられないことが多いこと。

 一つに,「安易な企画であることを読者に見抜かれること」。安易な企画はすぐに見抜かれる。展開が読まれる。すなわち読者は毎週ドキドキしながら次の展開を待つ,ということがない。購入につながらない。

 こんな理由だろうか。

 とにかくボクも「Part2」ものが成功した記憶はない。オズマの勤務する会社での商品もそうだ。前作の偉大さを超えられない。期待度の大きさに耐えられない。だからいう,この本を取り出して。付け焼き刃だと。

 とにかく,商品開発などに関わる人たちは,この「サルまん」は必携です。時代が変わっても本質は変わらないので。20年前の言葉がいまでも染みてくるものです。