先日長男のお嫁さんが「フーッ」と可愛くため息をつきながら・・
庭のスギナが取っても取っても・・すぐ生えてきて生えなくなる方法はないものかしら?
えっ!スギナがあるの。。。もちろん無農薬だよね♡犬のオシッコなんてかかってないよね?
もちろんですよ・・・(`・ω・´)キッパリ!!
メディカルハーブで使うから取りに行くわ
ジャン・・・必殺ハーブ干し
きれいに洗って干しました。。。
英名はホーステール。。。馬のしっぽフサフサ尻尾
こんな雑草を(?_?)何故?って思ってしまた方に・・・すごいんですスギナちゃんは・・(ちゃん付ですよ)
カルシウムなんてほうれん草の155倍(°д°)マグネシウムが3倍,ビックリしますよね
カリウム、ビタミンA,C,Eを含み、鉄、亜鉛、マンガン、銅などミネラルなどを含有
1番の特徴はケイ酸を含んでいる事・・・
ケイ素は石英として存在していて一部が可溶化して植物に取れこまれケイ酸として含有される
ケイ素は人間の体のなかでは骨や軟骨の発育や・・・だから骨粗鬆症にも効果が期待できる訳で
コラーゲン、エラスチンなどの結合組織の強化に関わっていたりするそうです・・・美肌効果もありって事よね
薬効のあるものは必ず漢方でも使われている・・・スギナも「問荊(もんけい)」という名前でありました
解熱、咳止め、利尿などの使われているようです
ハーブの安全性はクラス2d・・・心臓、腎臓の機能不全には禁忌・・・となっています
パウダーの形態では小児には用いない、長期使用も避けたほうが良いが・・
煎剤はコロイド状の有機ケイ素を含むのでこの注意には該当しないと書かれています
効き目の強いものは毒にも薬にもなるって事ですね
私が興味深々なのは・・・コラーゲン、エラスチン・・・あの高級コスメに入っている成分よ!!
チンキを作ってローションやクリームを作りたい(((o(*゜▽゜*)o)))
そよそよベランダで揺れる馬のしっぽが・・・宝物に見えてくる
それとね・・・どこが不思議ちゃん?なのかって言うとね
スギナは酸性の土壌が好きなんだって・・・酸性の土壌は野菜などには適さない土・・
野菜はアルカリの土壌が好きなんだって・・・ここからがとっても不思議なの
酸性の土が好きな割に・・・
葉の中に実に豊富なアルカリ性のもとになるカルシウムを含み
(ほうれん草の155倍・・・って。。。どんだけ~スギナ1本でほうれん草155本?)
(昔から血液を弱アルカリ性のサラサラに保ち酵素やホルモンの働きを高める効果があり
がん予防になると言われている・・・すごいよスギナちゃん)
スギナは酸性土壌で育ちながら、アルカリ性の葉は冬になると枯れて土に落ち・・・
いつの間にか土壌をアルカリ性に変えていってしまう・・・と、住みにくくなるので
又住みやすい酸性土壌を求めて移動していくんですって
植物だって自分が生き残るためには、虫に食べられないように匂いを出したり
他の成長を邪魔したりして・・・はびこって生き残るのに。。。
どんどん土壌を改良して行ったら。。。住むとこなくなっちゃうよ
どうして(_Д_)そんな生きにくい道をわざわざ選んだんだろう・・・不思議だ??
いつか魔女修行を積んで植物と話せるようになったらスギナちゃんに聞いてみよう。