桜庭戦績 in PRIDE おさらい

少し冷静になったところで、桜庭の戦績を振り返ってみました。
下から上へ、シウバに初めて負けてからの戦績です。


○ 美濃輪 育久 1R 9分39秒 TKO 羽根折固め PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI- さいたまスーパーアリーナ 2005.12.31

○ ケン・シャムロック 1R 2分27秒 KO PRIDE.30 さいたまスーパーアリーナ 2005.10.23

× ヒカルド・アローナ 2R終了 TKO(ドクターストップ) PRIDE GRANDPRIX 2005 2ndROUND さいたまスーパーアリーナ 2005.06.26

○ ユン・ドンシク 1R 38秒 KO パンチ連打 PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦 大阪ドーム 2005.04.23

○ ニーノ・“エルビス”・シェンブリ 3R終了 判定 3-0 PRIDE GP2004 2nd ROUND さいたまスーパーアリーナ 2004.06.20

× アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 3R終了 判定 3-0 男祭り2003 さいたまスーパーアリーナ 2003.12.31

○ ケビン・ランデルマン 3R 2分36秒 腕ひしぎ逆十字固め PRIDE GP2003決勝戦 東京ドーム 2003.11.09

× ヴァンダレイ・シウバ 1R 5分01秒 KO PRIDE GP2003開幕戦 さいたまスーパーアリーナ 2003.08.10

× ニーノ・“エルビス”・シェンブリ 1R 6分07秒 KO PRIDE.25 横浜アリーナ 2003.03.16

○ ジル・アーセン 3R 2分08秒 腕ひしぎ逆十字固め PRIDE.23 東京ドーム 2002.11.24

× ヴァンダレイ・シウバ 1R終了 ドクターストップ PRIDE.17 東京ドーム 2001.11.03

○ クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン 1R 5分41秒 スリーパーホールド PRIDE.15 さいたまスーパーアリーナ 2001.07.29

× ヴァンダレイ・シウバ 1R 1分38秒 レフェリーストップ PRIDE.13 さいたまスーパーアリーナ 2001.03.25

ヒーローに勝たせたいという興行側の願いとはいえ、こんなにどうでもいい相手と戦ってたかな?と思うぐらいショボイ相手がずらり。
シウバ(負け)→門番相手→シウバ(負け)→門番相手・・・ を繰り返してたんですね気がつきませんでした。
これは体重・クラスだけの問題なのか? 
谷川が
“もっといい活かし方があるのに” と思うのはその通りかもしれません。
PRIDEでのミドル・ウェルターのもっといい選手との闘いも見れなくなっちゃったのが残念です。

ヒーローとして負けることは辛いことですが、そこには負けも美しい桜庭、とDSEにアピールできなかった本人のプロデュース不足 っていうのもあるでしょうし、一部で言われてる 「武士道参戦への拒否反応」 があったとしたら、カード組み合わせも難しいですよね。
HERO'sでどんなカードが組まれるのか楽しみです。

<追記>
10・9 横浜アリーナ(決勝) 見に行くことにしました。 PRIDEとどんなふうに違うのか見ものです。 
ウッチーいないかな いるわけないな・・・・

その他の心の格闘ばなしはこちら。

 

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5・5無差別GP 1回戦終了直後、榊原談話

榊原社長談話 2005/5/5

――桜庭選手の件に関してなんですが…。 出展
「話すと長いんですが…試合を見るまでいろいろ考えていましたが、喋るのがバカらしくなっちゃったなと。
 今回の試合に上がるための選手の生き様を見ても、PRIDEのリングに上がるためには準備をしなければいけない、そのためにいろんなものを諦めなければいけない過酷なリングなんです。そういう覚悟を持った男たちでなければ、このリングには上がれないんです。それを今日は痛感しました。
 桜庭選手への想いは僕にもスタッフにもいろいろあります。例えば僕自身がHERO'Sに行くという選択肢はないんです。桜庭選手もそういう人だと思っていました。家族を愛する、兄弟を愛する気持ちっていうものがあって、そういう風に生まれてくる事は自分では決められないんですね。そういう家族だと思っていました。
 僕らの気持ちと桜庭選手の気持ちに溝があったという事ですね。愛する気持ちは上手くいってる時はいいけれども、時には憎しみになったり、エネルギーになったりするんです
。僕個人は裏切られたという気持ちです。桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか、という感じですね。僕らが一方的に家族みたいに思っていただけなんだ、と。それは契約云々ではなく、信頼関係があれば契約は必要ないと思っていましたから。
 いろんな事がありますが、今日の試合を見てその試合がすべて現実です。命を賭けて闘っている選手たちが、今の家族・兄弟なんだと。そういう人たちと世界最高の舞台を創り上げていきたい。藤田選手や高阪選手の生き様を見ていただければ、そこでしか真のヒーローは生まれない事が分かってもらえると思います。
 裸一貫で殴り合うという原始的なものが格闘技なんです。そこで勝ち続け、闘い続けなければ真のヒーローは生まれない。我々は今まで以上に頑張りますので、よろしくお願いします」

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◆感想・・
5・5の素晴らしい無差別での闘いありきのことですが、上記発言はとても自然に思え納得できます。
昨日まで、サクのいないPRIDEなんて・・・無差別なんかどうでもいい なんて思えてた自分が恥ずかしい。
あの藤田、高坂、吉田の闘いぶり、ヘブン君の無謀ぶりを見て今のサクが・・・ もうやめましょう。彼は今でもヒーローです。
2chにもあったように「イノキボンバイェのヒョードルの件から外国勢はがんじがらめ
の契約で縛られてる。桜庭はそこまで契約で縛られてない」まさにその通りのようです。
 確かに五味・美濃輪・吉田なんかを流出しないよう契約で縛るってのは理解できるけど、一時は自らPRIDE副部長を名乗ってた彼ですから、そこまで 「契約でしばらなかったDSEの不手際」 と評価するのは酷でしょう。
選手というより興行側に近いし、DSEの人たちもそう思ってたみたいですよね。

なんかやっぱり、いろんな意味で残念です。

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