フリッツル事件として知られるオーストリアで起きた実話を基にした映画。
父親が娘を24年間監禁し、その間暴行と強姦。娘に７人の子供を生ませるという鬼畜な事件です。
『子宮に沈める』に匹敵する鬱映画。
まず、これが実話ってのが凄い。マジで小説より奇なりだよな。
製作スタッフ、出演者の方々に敬意を。
特に父親役の人。俺だった絶対やりたくねーｗ これぞプロ根性だよな。
子宮に沈めるはドン底まで行くが、今作は救いがあって本当に良かった。
最後、彼氏に再会するとこ、本当にカッコいい。さすがに彼氏も独身ってことはないやろが、下心なく会いに来た感じ。男はこう生きるべきやな。
ただ、エゲつないのがこれでもまだ事実には及ばないってことだよな。
物語は娘が18歳になってからですが、実際は娘が11歳の時から虐待を始めてたそうで……地下室で７人出産とありますが、その内、３人は流産と早逝です。
まぁ、描いちゃいけない部分もあるわな。
やはり小説より奇なりです。
では、また。
