引っ越ししてから、最初のことは、「サブローの新生活」で書きました。
その続きになります。ちなみに、また長いですから
学校が変わって10月30日から11月1日の1週目は、水・木・金曜日の3日間。
3連休をはさんで、2週目は4日間。
3週目、ついに、5日間の学校です。
11月11日月曜日。
15時。サブロー帰宅。
少したって、ママが連絡帳を開きました。
これに、今日の宿題、明日の行事、持ち物、今日の忘れ物などなど、情報がいっぱいあるのです。
今日は、先生からの文章がぎっしり書いてあり、驚きました
サブロー、休み時間に不調を訴え、泣いていて、
先生がよくよく聞いたら、学校のことがまだ全部わかっていないのに、お友達からきつい言い方をされたとのこと。
保健室へ行き、養護の先生、6年生の女の子、けがで保健室に来た同じクラスのお友達(名前が一緒)の子と話して落ち着き、教室に帰ってきたって。
きつい言い方をしたお友達は謝ってくれて、不安で慣れない生活をしているサブローを助けてあげようみたいな話になったそうです。
給食の時間には、お友達が楽しい話をしてくれていたそうです。
ママも、サブローの話を聞きました。
お友達から「早く行けよ」って言われたそうです。
でも、よく自分の気持ちを先生に伝えられたねって褒めました
夕方、先生からもお詫びの電話がきました。
「転入生に対して、目が行き届いていなくてすみません」って。
1年生からクラス替えがなく、このクラスで2年目だそうです。
だから、ちょっと入りにくいこともあるかもしれないね
いろいろあるだろうと、覚悟はしていたママですが、連絡帳をみたとき、先生から電話をもらったとき、涙がとまりませんでした
それでも本人は、気持ちを言えてすっきりしたみたいで、家では元気でした
心配した翌日の11月12日、朝は普通に行き、普通に帰ってきました。
ママは、連絡帳に先生に書きました。
漢字の宿題で、仙台で習った漢字を書いたら、ひらがなで書くようになおされました。
教科書が変わったので、習った漢字と習っていない漢字があるのです。
それから、「仙台で習ったこの漢字は書いていいのか」っていちいち調べて時間がかかるので、宿題の範囲だけでも許してほしいと。
あと、フルネームが覚えられないとのことで、サブローがわかる名簿かなにかもらえませんかって。
11月13日
昨晩、ちょっと不安なことを口にしていましたが、朝、玄関で涙目。
それでも、エントランスまで送って行ったら、登校班の列に並び、行きました
今日は、シロウよりもサブローのほうが早く帰ってきます。
ということで、みんなでシロウのお迎え。
そして、ちょっとサブローに気分転換させようと、寄り道して、マックでおやつ
おいしそうにシェイクを飲んでいたんだけど、写真は、ちょっと暗めな顔のサブローです
学校で、みんなが自己紹介カードを書いてくれて、お友達のことがわかるようになりました
11月14日
7時30分。サブローが「おなかが痛い」って言って、泣き出しました。
大泣きしています
これは無理だろうと思って、いそいで、連絡帳に「腹痛を訴えているので、遅刻します」って書いて、下に降りて、2年生の子に渡しました。
(学校への連絡は、連絡帳で行い、登校班の子に頼むのです。そして、早退だけでなく、遅刻のときも、保護者同伴で学校へ行きます)
きちんと話を聞いたら、朝のスピード勝負の計算問題が解けないとか、今日の漢字のテストの範囲がまだ習っていない漢字が多いとか、不安が多い日でした。
朝の計算問題の話は、初めて聞きました。
繰り上がりのある足し算や、繰り下がりのある引き算で、先生が黒板に書き、それをうつして計算するそうです。
サブローには、掛け算が遅れてはいけないと、掛け算ばかりやらせていたので、足し算引き算を忘れたようです
「まだ最初だから、気にしなくていいよ」って言ったのですが、そうはいかない様子。
まあ、できて当然だった生活から、わからないことだらけ、できないことが多いのは、やっぱりちょっときついかな。
シロウに、大急ぎで支度をさせて、みんなでサブローの学校へ行きました。
自転車で行きたいところだけど、サブロー一人を歩かせるわけにはいかないよね サブローがついてくるかわからないし
ということで、ベビーカーで行きました。
サブローの足取りが遅れるので、手をつないで行きました。
サブローがいつも出入りする校門に着いたら、開いてない
あ、もうひとつの門があったねって言って、そっちに回ってみても、開いてない
どうすればいいのーーーーー
連絡帳に、学校の電話番号が書いてあったはずって見たけど、あ!連絡帳は渡しちゃったんだ
パパに電話して、学校の電話番号を調べてもらおうかと思ったけど、電話に出ない
考えに考えて、上の階に住む、登校班のお世話役で、子供会の役員の人で、こっちで初めて連絡先をおしえてもらったママさんに連絡しました。
もうひとつ、門があるそうで、行き方も説明してくれました
たすかった~ 15分もロスしちゃった
でも、このママの大騒ぎぶりで、サブローの心配そうな顔がなくなりました
教室へ行ったら、先生が出てきてくれました。
説明したら、「気にしなくていいのよ。計算は、みんなはもう何度もやっていて、慣れた問題が多いから、早いのよ」って。
「ほら、ママもそう言ったでしょ」って言ったら、照れ笑いして、教室へ入っていきました
学校を出たときは、8時55分。大急ぎで帰り、途中だったお弁当を詰めて制服を着せて、自転車で幼稚園へ
10分遅刻で幼稚園につきました。
学校から戻るときに、登園するお友達と会っていたので、その子が伝えてくれていたそうです。「シロウくん、いた」って
朝から振り回されたゴロミ、11時からお昼寝でした
この日の夜寝る前にも泣いたサブローです。一緒のふとんに入ってあげただけで落ち着き、寝てしまうサブローです
11月15日
朝起きてから、「おなかが痛い」って言っていたサブロー。
「のどが痛い」「気持ち悪い」など、いろいろ泣いて訴えてきます。
最後に、「お友達の言い方がきつい」「仙台ではそんなことを言う子はいなかった」って、また言っていました。
それでも、今日は、登校班で行かせようと、エレベーターに乗りました。
降りた途端、泣き止んだサブローです。それはそれで、ちょっとかわいそうですが
「具合悪かったら、先生に言って帰っておいで」って言っておきました。
登校班で、並んで学校へ行きました
サブローが帰宅して、「やっと一週間が終わったね」ってのんびりしていたら、担任の先生から電話がありました。
連絡帳も見てなくて、慌てたママです
また泣いたそうです。
「学校がつらい」、「お友達がきつい」って訴えたらしいです。
ここは、下町と呼ばれる場所で、どうしても口の悪い子はいるようです。
ママも「仙台でほんわかと過ごしてきたので、ちょっと大変なのかもしれません」って言っておきました。
気の合う友達がまだ作れていないけど、やさしくて女の子にも好かれているという男の子と話すのが楽しいって言ったそうで、その男の子に、サブローと仲良くしてとお願いしてくれたそうです。
連絡網もちょうどもらったときで、その男の子のお母さんは、学級委員をされているそうで、お母さんも何かあったら相談してくださいって言われました。
サブローに話を聞いたら、お友達から「なにやってんだよ」とか、「ばーか」とか言われるようです
サブローがはなしていて楽しいという子は、帰りに一緒に帰ってくる子だって。あー。あの子ね
あ、毎日、お友達と別れる場所まで、迎えに出ています。
夕方。電話がなりました。
仙台のお友達、ゆうくんのママさんです。
メールで、サブローが泣いていることを伝えていました。心配して電話をくれたのです。
でも、つらいのはサブローだけでなく、ゆうくんもだそうです。抜け殻状態だったり、怒ったりぐずったり。
お互い、子供に代わりました。たくさんしゃべっていました
そして、部屋から出ていき、別の部屋でまたたくさんしゃべっていました
もう、ママは涙がとまりません
電話を終えたサブローに、「サブローのこと心配で電話くれたんだって。いいお友達がいるね。東京でも、いいお友達いっぱいつくろうね」って話しました。
11月16日土曜日。
お休みです!気分転換しましょう
パパが、サブローとシロウを連れて、パパの実家へ向かいました
たくさん野球をしたそうです
夕飯食べて、お風呂にも入って、食材をたくさん積んで、おじいちゃんおばあちゃんに車で送ってもらって帰ってきました
この日、ゴロミとママは小児科を受診。
サブローの帯状疱疹からちょうど2週間。潜伏期間を経て、ゴロミが水疱瘡です
(小児科は2回目。1回目は水疱瘡かと思って行ったけど、違うけどよくわからないって言われたもので、今回は本当の水疱瘡でした)
11月17日日曜日。
学校とは離れたことをしてあげたいですが、こうなるとは思わなかったので、子供会の行事に参加です。
子供会対抗の運動会です。
家族みんなでみるつもりが、ゴロミが水疱瘡なので、サブローとママだけが行きました。
ママは途中で帰るつもりが、一人欠席でお弁当が余っていると言われ、それを食べて最後まで付き添いました
それなりに楽しい運動会でした
そして、登校班が一緒の1年生と仲良くなりました
1年生といっても、サブローより背は大きいです
上の階に住む男の子で、4年生のお兄ちゃんとサブローは、同じ名前。習い事で野球をしているとのことで、いろいろ聞いたママです
11月18日
気分転換したから、今日はがんばっていきましょう
昨日仲良くした1年生も待っています。
って思ったのですが、残念。やっぱり泣き始めました
「学校ヤダ。行きたくない」 もう、学校全部が嫌になっちゃってます
あ、でも、帰りにはニコニコでお友達と帰ってくるんです。
なので、泣いていても、手をつないで玄関を出ます。なきやむサブローです。
一緒に帰ってくる男の子は、先生からサブローのことを頼まれた男の子。
別れ際に「明日の心配なことはなあい?」って聞いてくれていました
家に帰ったら、その子からお母さんに渡してって言われたと、手紙を渡されました。
携帯の番号と、メールアドレスがありました
早速メールしたママです。
登校班でも、社宅内でも、シロウの幼稚園のママさんでも、2年生はいます。でも、同じクラスの子ではなかったのです。ママもうれしい
夕飯時、サブローとじっくり話しました。
なんていう名前の子が、きつい言い方をするのか、どんなときに言われるのか。
前は名前を聞くことはしていなかったのですが、全部吐き出させようと思って、聞きました。
夜、お腹痛いとトイレにずっとこもっていたサブローです。精神的ではなく、本当にお腹を壊していたサブローです。
1時間ほどでおさまりましたが、原因は不明。
パパの帰宅で、エントランスのポストから手紙をもってきてくれます。
その中に、仙台のお友達のつっきーから来ていました
サブローへはつっきーから、シロウへはだんちゃんから、ママさんからママへも入っていました
ゴロミは、封筒のスティッチを持ち歩いていました
お友達ってうれしいね
サブローが寝る前、パパがおなかが痛いって、トイレにこもっていました。
そうしたら、サブローが言っていました。
「パパも会社行きたくないのかな。ぼくは、学校に行きたくないから、お腹痛くなるんだよ」だって
11月19日
昨日、全部話を聞いてあげたから、今日は大丈夫だろうと思ったら、また泣きました
ちょっとイラッとしたママです
もちろん、普通に登校班で行かせましたけど。
今朝は、「音楽で鍵盤ハーモニカがひけない」って泣きました。
「練習するから持って帰っておいで」って言ったら、楽譜は先生が保管していて言えないって
・・・前の日に言ってくれたらいいのに。大慌てで連絡帳に教科書と鍵盤ハーモニカを持たせてほしいと書きました。
朝ごはんを楽しませてあげようと思い、サブローの好きそうなパンを買いはじめたのもこの週です。
メロンパン、ツナマヨネーズのランチパック、あんまん、チョコチップ入りのメロンパンなどなど。
パパにこんな甘いパンばっかりって言われたけど、「サブローの楽しみを作っているから、しょうがないの!パパに何言われるかわからないから、パパが行った後に泣くんだから」って言っておきました。
なので、パパは、実際にサブローがないているところを見ていないのです。
サブローが泣き始めた週は、2段ベッドで寝始めたときと一緒です。
ママたち3人がごそごそしているとき、サブローは一人で上で寝ていました。それもいけないかなって思い、また狭い和室に戻しました。
でも、これがよかったのは、ママです。シロウもゴロミもよく寝てくれ、ママもぐっすりでした
ということで、しばらくはこの部屋で寝ることにしました。
話がそれましたが、火曜日は、6時間授業の日。
16時前に帰宅です。
そして、おやつを食べ、宿題を少しやり、出発です
野球教室の見学にでかけました
体験にしようかと思ったんだけど、「どうしてもヤダ」っていうので、見学だけにしました。
野球は、公園でやります。ネットがはってあり、一部が野球、一部がサッカー、一部が個人で子供たちが野球をして楽しめる場所です。
その横には、普通に遊具があります。
野球が始まる前に、公園で遊びました
そこにいたら、学校のお友達の男の子2人がいたようです。
サブローを見つけて、「○○○(サブローの名字)くん」って言われました
その子たちと、ちょっとだけ遊びました。
そして、16時半から野球が始まり、サブローは見ていましたが、シロウとゴロミが遊具が飽きたら、ママも見ました。
でも、すぐに暗くなり、ボールがみえませんでした
社宅のママさんにもいろいろ聞きました。
っていうか、親は、このお母さんしかいません。親の出番がない、本当に習い事の野球なのです。
対抗試合はなく、このチーム内で試合をするんだって。合宿があるそうです。
サブロー、野球を見ていて、やりたくなっていました
17時まで見て帰りました。
サブロー、帰り道にも、帰宅したパパにも、「来週、やってみたい」って言ったので、体験に申し込みました
11月20日
なんと、なんと、サブローが泣かずに学校へ行きました
公園でちょっとだけ友達と遊び、習い事に野球をやりたいって思ったのがよかったのかもね。
家の片づけのためだったり、学校に慣れるまでは、ゆっくり過ごしたほうがいいって思っていたのは、間違っていたみたい。
外に目を向けてあげたほうがよかったのかもね。
うれしくて泣けてきたママでした
帰宅後、「まあまあ楽しかったよ」って言っていたサブローです
宿題をしてから、昨日と同じ公園へ行ってみました
同じクラスの2年生が2人いて、一緒に遊びました
なので、写真はシロウとゴロミだけ。
11月21日、11月22日、
泣かずに学校へ行きました
11月25日、泣きました。
11月26日、泣きました。さらに、宿題や提出書類すべてを忘れていきました
授業や休み時間にマラソンをやっていて、それは親の許可がないとできないのです。
宿題だけだったら届けないけど、そのカードを忘れて行ったので、届けてあげることにしました。
忘れて行った原因は、朝やった赤ペン先生の問題用紙を、ママがクリアファイルの上においてしまったことですし
届けたら、先生とサブローが出てきました。
「お母さんに頼っていてはいけないって怒りました。お母さんにお礼を言わなくちゃね」って先生が言っていました。
この時期に、怒らないでほしいんだけどって思ったママですけど
「どうしたら忘れ物はなくなるか」を考えていたママですが、帰宅したサブローが、「朝出かけるとき、ちゃんと調べるよ。朝しまうものを書いておくよ」って言いました。
ちゃんと考えているんだって、感動したママです
心配していましたが、27日、泣かずに学校へ行きました。ランドセルの中を、何度も、何度も確認していました
28、29日も泣きませんでした
12月2日
あと5分で出発の時、泣き始めたサブロー。
「隣のクラスの子が、すれ違う時ににらんでくる」だって!
さすがにキレたママ。
「にらんだじゃなくて、見ただけだから!新しい子だって、見ただけだから!」って言いました
12月9日
先週、月曜日だけ泣いたサブロー。
今日はドキドキです。
でも、泣かずに下に降りて、もう、振り向いてママにバイバイもせずに、行きました
感動で、家までのエレベーターで泣いていたママです
もう大丈夫でしょうって思ったら、当たり
その週も、次の週も泣かずに行きました
サブローも、「心配なことはあるけど、泣くほどではない」って言いました
サブロー、25日が最終日で、冬休みに入ります。
サブローも大変だったと思うけど、ママもつらかったです。
長いブログ、読んでくれてありがとうございました
私も転校の経験がないから、ちゃんとわかってあげられないけれど、
大人が思う以上の重圧があるのかな。
優しいお友達も見つかったようだし、
多分、3年生に上がるときのクラス替えは、他の子にとっても初めてのクラス替えだから、そこで今よりもっとなじめるのかな、なんて勝手に思っています
大丈夫大丈夫
せっかくの東京、年末年始楽しんでくださいね
今回の帰省は、みんなで車で帰ることになってしまったので、ちょっと立ち寄れませんが、
今度新幹線で帰るときには、ぜひ遊びに行かせてね~
よいお年を・・
そうなんですよね。私も転校の経験がないから、全部わかってあげられなくて
給食袋をどこにかけるか、掃除で使うぞうきんのかけ方(洗濯ばさみが必要だったみたい)、漢字の宿題のノートの書き方などなど。ささいなことも、まわりを見ながらやることが大変だったようです。
先生も、そこまでフォローしてくれないようで
そうですね!クラス替えで、みんなにとっても「初めて」の中に入れたら、気分が変わるでしょうね!でも、両隣のクラスには、かなりの悪ガキがいるようですが
帰省の際には、ご連絡ください
そしてまた泣いたよぉ、ワタクシ。今年サブローくんが一皮むけて、楽しい生活送れるようになるといいねぇ。
連絡帳や、友達や母に送ったメールを探して、何日になにをしたって調べなおして書いたから、時間もかかってます