
昨日は家内の両親とともに高尾山へまさしく物見遊山・・。
本日の作品はちょっとしたことで新たなその作品の描かれた経緯が解った作品です。
福娘之図 綾岡有真筆
絹本着色 軸先鹿角 古箱
全体サイズ:縦1840*横560 画サイズ:縦1120*横420

この作品については以前投稿しました。

綾岡有真の婦久女之図は他にも存在し、思文閣墨蹟資料目録「和の美」第459号の作品NO29に掲載されていました。その説明によると、還暦を記念して百の福女図を描いたようです。
全く同じ図案でありながら鶴の配置と襦袢の文様が違います。思文閣掲載のほうが詳細に描かれ、柴田是真の息子である梅沢隆真の描表具、軸先蒔絵であり共箱でもあります。

また円窓の表現がされており、折鶴を外に描いた「だまし」の手法を用いているとのこと・・。私は別にだましの手法とは思いません。いつもながら思文閣の説明は少し誇張過ぎるのが難点です。
本作品が思文閣の作品に劣るものではなく、全身が描かれている点は評価できます。
思文閣の作品はカタログ金額で45万
私は○万円で入手しています。この差は目利き代金と言うことになります。ただ売却した場合にはそれほど高くは売れないようです。
いろんな資料を紐解くといろんなことが解ってくるのも骨董の楽しみの一つです。

また以前投稿したお茶碗で一服・・。
本日の作品はちょっとしたことで新たなその作品の描かれた経緯が解った作品です。
福娘之図 綾岡有真筆
絹本着色 軸先鹿角 古箱
全体サイズ:縦1840*横560 画サイズ:縦1120*横420

この作品については以前投稿しました。

綾岡有真の婦久女之図は他にも存在し、思文閣墨蹟資料目録「和の美」第459号の作品NO29に掲載されていました。その説明によると、還暦を記念して百の福女図を描いたようです。
全く同じ図案でありながら鶴の配置と襦袢の文様が違います。思文閣掲載のほうが詳細に描かれ、柴田是真の息子である梅沢隆真の描表具、軸先蒔絵であり共箱でもあります。

また円窓の表現がされており、折鶴を外に描いた「だまし」の手法を用いているとのこと・・。私は別にだましの手法とは思いません。いつもながら思文閣の説明は少し誇張過ぎるのが難点です。
本作品が思文閣の作品に劣るものではなく、全身が描かれている点は評価できます。
思文閣の作品はカタログ金額で45万

私は○万円で入手しています。この差は目利き代金と言うことになります。ただ売却した場合にはそれほど高くは売れないようです。
いろんな資料を紐解くといろんなことが解ってくるのも骨董の楽しみの一つです。

また以前投稿したお茶碗で一服・・。