夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

古伊万里 金襴手小皿七客揃 江戸中期?

2021-11-24 00:01:00 | 陶磁器
古伊万里に金襴手なる作品群が生まれたのは、江戸時代元禄年間とされています。江戸時代元禄年間にて好景気を迎え、経済力を蓄えた町人を中心として元禄文化が発展しますが、贅を好む風潮の中で、色絵を施した豪奢なうつわを求める気運が高まり、そうした需要に応えるように、この頃に伊万里焼に「古伊万里金襴手様式」が成立します。 . . . 本文を読む

大津絵? 青面金剛図  

2021-11-08 00:01:00 | その他
「庚申待」とは道教では、「人間の体内には三尸という3種類の悪い虫が棲み、人の睡眠中にその人の悪事をすべて天帝に報告に行く」という説話があります。 そのため、三尸が活動するとされる庚申の日(60日に一度)の夜は、眠ってはならないとされ、庚申の日の夜は人々が集まって、徹夜で過ごすという「庚申待」の風習がありました。 . . . 本文を読む