桃山期の作品は戦国時代の意気込みが伝わってきますが、時代が下がると平和な時代を反映してか、おとなしい作りになっていくのとは対照的です。
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帰郷に際して久方ぶりに扱った漆器・・。自宅にあった漆器も保存状態を再確認・・・。真塗茶会席膳 五客揃(三十人揃いの内)杉箱 幅360*奥行360*高さ40 杉箱入本日は本ブログでたびたび紹介している古染付の小皿です。伊万里の中皿、南京赤絵の小皿などらと共に普段使いに使えそうな皿類を気に入った作品があると入手していますが、本日もそのような作品のひとつです。古染付の作品はいくつか本ブログで紹介されてい . . . 本文を読む
頼山陽などはどうせ贋作だろうと疑うなかれ。要はチャレンジが大切ですが、集めるだけではなくいろいろと調べることです。当方でもまだまだ印章や書体の調査はまだです。感性で入手した作品で、入手金額は実は2万円もしていませんが、勉強代金と思えばいいものです。
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新たな蒐集が関連した過去に蒐集した作品について解ってきたりするのも面白いもので知識が深くなっていきます。小生のように物覚えの悪い者には手近に作品があることが肝要のようで、美術館で観たり、図集で眺めていては決して身につかないようです。
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今年の5月の連休は保管していた塗の保守にとりかかりました。隣の家が空き家になったので買い取って、そこを駐車場兼倉庫に使用して保管しています。男の隠れ家にある蔵を修繕する際に移した作品ですが、暇なときに手入れする程度でまとめてきちんとメンテしなくてはならないと思っていました。座敷にいくつかの保管箱を運び込んでメンテしました。漆器の手入れはほこりは厳禁ですし、手の汗などもいけません。まずは真塗(黒塗) . . . 本文を読む
「汗なき人生は堕落なり。愛なき社会は暗黒なり。」この言葉は子供の頃よく聞かされた言葉で今も忘れない。
常に前途に横たわる不安と、光明、人生の総ては試練の道場でもある。何時も初心を繰返し繰返し燃焼する事は、原点に戻る事でもあり、別の何かが新しく生まれて来る様に思います。
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コロナ禍で中断していた亡くなった母の遺品整理・・。家内の協力で一度遺品を見たのですが、再度整理していくとまたいろいろとあるものです。父が使っていた鞄・・。大きいほう(上記写真:左)は以前から見つけていて修理して保管していたのですが、もう一つ(上記写真:右)普段使いのものがあったようです。致命的な痛みのない状態ですが、かなり使い込んでします。大きいほうは皮製品の専門店で鍵カバーなどを直しています。父 . . . 本文を読む
真作なら印章と落款からは穂庵初期の明治期以前の作と推定されます。この時期の平福穂庵の贋作は少ないこと、資料的な価値があると思いながら入手したのですが、印章が僅かに違うように思われます。
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平賀源内は当然、当時の版本を読んでいたの相違ないでしょう。また図集の作品と違って、この作品に判も銘もないのは画集の昨比により前の初期源内焼である証拠であり、1774年以前数年間に作られたものかもしれません。
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ここで気になるのは「太子さんの御顔は青邨先生に描いて 貰いました・・・・鬚鬢を一本も描かなかった青邨先生に 頭を下げました」という部分です。お願いして描いてなかった鬚鬢を描いて頂いたのか、はたまた自分で鬚鬢を描いたのかもしれません。
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