先週末は良くない連絡が2つ・・、ままにならないのが人生、何が起こるか解りません。何が起こっても前向きに生きるしかありませんが、生きることにも限りがあることですからそこが一番つらいハードル・・。そのハードルを考えるとなんとつまらないことばかりに人間はこだわり、そのハードルを越える前に助走できないでいることか。
本日は季節はずれであろうと少し前向きになる作品を選びました。
非常に優れた作品を残しながらも社会的には殆ど知れることなく南画家として一生を終わった女流画家。せめて地元の人々がもっと再評価してもよい画家のひとりです。本作品で三作品目の投稿です。
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磊々(らいらい)=磊落(らいらく)道人と落款に記されています。磊落とは度量が広く、小事にこだわらないこと、そのさまをいいます。下記の説明にもありますように「磊落居士」という号はありますが、「磊落道人」という号があるかどうは不明です。「就」は名です。同じ落款名は所蔵作品「雲仙普賢岳」に記されています。筆跡が少し違うように思われ、本作品の出来のほうが上に思われます。はてさて本作品の真贋やいかに・・。
シミ跡がありますが、染み抜き再表具が必要です。釧雲泉の作品は保存状態が良くないものが多いのはなぜでしょうか?
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「ハート」紋様の印花のある作品です。ロマンチックですね、どうも正体不明の作品特集になってきました。今度は影青の香合です。洗って、補修して、箱をあつらえて、ホワイトデーでの家内へのプレゼント? . . . 本文を読む
本ブログでなんどか投稿した「影青」の作品です。白磁を製作する過程で鉄分が抜けきらない釉薬が薄い青に発色した作品ですので本来は白磁が製作可能になる前の時代、非常に古い時代の作品群です。
後日追記:コメントを参考にし当方では、下記の作品は模倣品、影青と称するなら「贋作」と判断しております。
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先日中島誠之助の本をブログで簡単に紹介しましたが、先日のNHKの日曜美術館で早速その特集紹介をしていました。お茶をやられる方に限らず、日本人の常識としてこの本を読まれることを勧めます。
本日の作品は源内焼として売られていました。当方は型からの抜けの悪く、紋様が不鮮明になった源内焼の作品と判断して購入しましたが、どうも釉薬が源内焼とは違うように思えます。
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高島北海:政府の仕事でフランスのナンシーという街に三年間留学していた時に、現地で創作活動をしていたエミール・ガレと出会うことになった。高島は政府の官僚であり地質学や植物学に精通した技師だったのですが、芸術にも造詣が深く自らも南画を描きました。二人は親交を深め、ガレは高島北海から日本人の 「 自然観やアニミズム 」 に大きな影響を受け、北海が描いた植物や昆虫などを自分の作品に積極的に反映させるようになったのです。フランスでは高島北海の功績は非常に高く評価されており、アールヌーボーの作品を多く所蔵するナンシー派美術館には高島北海が同地で残した作品が多く展示されている。 . . . 本文を読む
武陵桃源という言葉をご存知でしょうか? 簡便に桃源郷といういったほうが馴染みがあるかもしれません。
人は一度は自分の理想郷はどこだろうかと考えるのではないでしょうか? 自分の理想郷を見いだし実践できた人は数少ないと思われます。
そろそろ早いところでは梅が咲き始める報が入ってきそうです。桃源郷を楽しめる旅の季節がやって参ります。
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本ブログを読まれた方からのコメント「儒学者の松崎慊堂に賛を乞うたのかもしれません」にて新たなことが解りました。情に厚く、弟子の渡辺崋山が下獄したとき、身の危険をも顧みず、赦免を求めて東奔西走した儒学者です。
写真も写りが悪かったので、再度撮影し投稿します。 . . . 本文を読む