福田豊四郎の傑出した作品には「豊四郎ブルー」という青の色を主体にして描いた晩年の人気の高い作品群があります。主に十和田湖を題材にした作品に多いのですが、もうひとつの題材に「松」を描いた作品があります。本日はこの松を描いた作品を紹介します。福田豊四郎が良く描いた画題 雪中の杉 福田豊四郎筆 色紙 その197紙本着色額装全体サイズ:横355*縦434 画サイズ:横242*縦272色紙の大きさの作品です . . . 本文を読む
当方の書斎に飾っているお気に入りの逸品・・・。福田豊四郎は郷里に近い十和田湖を題材にした作品を数多く描いていますが、独特なブルーを主体にして描いた晩年に描いた十和田湖の作品は人気の高い作品です。当方では似たような構図の作品を色紙の作品を含めて数点所蔵していますが、本日紹介する作品は小品の多い晩年に描いた作品の中で少し大きめの作品となります。お気に入りの逸品 十和田湖首夏 その4 福田豊四郎筆 その . . . 本文を読む
本ブログのサービスが終了するので作品整理を急いでいますが、当方の蒐集の本筋は郷里にちなむ作品がメインですので、平福父子・寺崎廣業・福田豊四郎・倉田松濤らの作品紹介が多くなります。本日紹介する作品も郷里の画家である平福百穂の作品で、絖本に描かれている額装の作品です。椿図 平福百穂筆 大正7年(1918年)頃 その143絖本水墨着色額装 タトウ+黄袋F8号 全体サイズ:縦554*横629 画サイズ:縦 . . . 本文を読む
男の隠れ家の車庫内も仕上がってきましたが、問題発生です。ここは外とは違い、雨天時の茶室(小間)へのアプローチになります。問題は車庫内の物置内に設置するボイラーですが、排気用の排気塔を外壁まで配管するのに高さがとれず、車庫内に露出するということです。提案された案にはNGを出し、ボイラーの位置を移動するという案の検討を指示しました。「男の隠れ家」には安易な妥協はNGです。外壁の排気塔の位置も再考ですね . . . 本文を読む
家を骨董作品で埋め尽くす、家を作品で飾りまくるというのはまさしく愚の骨頂・・。とくに玄関はすっきりと、しかも絶対に高価なものは飾らないことですね。我が家はクマガイソウが一番高価かも・・・・???さて本日は中村正義かもしれない作品・・・???極端にデフォルメされている作品の前の頃かな。南瓜 伝中村正義筆紙本着色額装 誂え:段ボールタトウ+黄袋 P8号 額全体サイズ:縦505*横625 画サイズ:縦 . . . 本文を読む
庭の牡丹も真っ盛り・・・。花の種類の少ない我が家の庭ですが、今は愉しい庭となっています。薫風の中で縁側は絶好の休息の場・・。今は義母が独占していますが・・・。さて本日の作品紹介です。題名の「虎兒」は「虎の子供。虎児・虎子」という意味ですが、作品はとても大きく、額入りで非常に重いので 全然かわいくないもの?です。同年代のコレクターの中には村松園、片岡球子だとか、絹谷幸二といったとても当方には手の出な . . . 本文を読む
本日紹介する作品は金島桂華の作品です。緻密な自然観察をもとに、四季の彩りを作品に織り込んだ金島桂華はまた、その鋭い眼差しを感じさせる素描類も多く残しています。日本における花鳥画の第一人者として長い期間、活躍した画家です。椿 金島桂華筆 色紙 その5金泥紙本着色 色紙 タトウ+黄袋額サイズ:横450*縦480 画サイズ:横240*縦270金島 桂華の画歴は下記のとおりですが、いわゆる純然たる日本画を . . . 本文を読む
大正期の女流美人画家の作品で、意外に入手が難しいのが島成園の作品のように思います。一時期、絵の活動を停止していたのも一因でしょうが、特異な趣の作風の人気が高いが最大の要因と思われます。本日紹介する作品は色紙程度の作品なので廉価にて入手できました。色紙の佳作 弥生 島成園筆 その4絹本着色色紙 共タトウ画サイズ:縦272*横241題名に「弥生」と記されている美人画ですが、この題は「三月」を意味するの . . . 本文を読む
色紙はいろんな額に入れた飾れます。下記の作品は黒柿でできています。紐は新調しています。発荷峠展望 福田豊四郎筆 色紙 その193紙本水墨色紙 3号 作品サイズ:縦270*横240十和田湖を訪れるルートは幾つかありますが、当方の郷里からは小坂町を通って発荷峠から行くのが通常のルートです。本作品には印章はなく、誰かの依頼かスケッチ程度の描いた作品と推定され、その落款の書体から昭和30年以降と思われます . . . 本文を読む
本ブログを始めてから16年以上経過しているようです。トータルで閲覧12,588,633PV 訪問者2,468,365IPとなるようですが、多いのか少ないのかは当方では解りません。フォロワーが53人ですからかなり少ないほうでしょう。もともと作品整理のために始めて、いまでも作品整理用のブログです。ガラクタばかりの作品数は3,800点超となっています。その結果、整理している作品もありますが、そ . . . 本文を読む
いつかは欲しいなと思っていた森田曠平の描く大原女などの美人画ですが、なかなか人気があって入手する機会を失ってばかりいました。この度縁があって小さめの作品ですが、入手できたので紹介いたします。初めて紹介する画家 立美人 千鳥模様 森田曠平筆紙本着色額装 黄袋+桐箱入F4号 額サイズ:横393*縦485 画サイズ:横240*縦330「立美人 千鳥模様」というのは仮題ですので、ご了解ください。額とは . . . 本文を読む
棟方志功の作品の真贋は難しい・・。絵馬 益子窯城内青不動明王 棟方志功筆杉板絵馬着色額装 誂:タトウ+黄袋 M10号程度 額サイズ:縦600*横440 作品サイズ:縦520*横360益子の不動明王:明治34年、現在地に益子小学校星の宮分校が建てられた後より、不動堂と不動尊祭りは氏子が守り続け現在に至っています。現在は星の宮公民館の側にありお不動様と不動尊参りで益子世間遺産となっています。不動明王: . . . 本文を読む
記録によると福田豊四郎は昭和39年7月に京都に取材旅行に行っています。その年の11月には東京プリンスホテル内のフジインターナショナルアートで「福田豊四郎 東洛風趣展」を開催していますが、その時の取材をもとに京都を題材にした作品を公開しているものと推察されます。断定はできませんが、本日紹介する作品はその頃の作品ではないかと推定しています。(上七軒?)街並 福田豊四郎筆 昭和39年頃 その175紙本着 . . . 本文を読む
今回の年末年始の帰省では除雪に時間と体力を使い果たし、男の隠れ家の展示替えがままならぬままにて帰京しました。それでも床の作品は手元にあった竹内栖鳳の「松魚」にしておきました。手元にある香炉は三代徳田八十吉の作品で、父が母に買ってきてあげた作品です。父が亡くなってからしばらくして、掃除の方が壊してしまったと母が残念がっていたので、小生が修復しています。下記の作品は福田豊四郎氏が母と父を描いた作品です . . . 本文を読む
新年が明けましたので、まずは本日は富士山の朝焼けの作品の紹介です。山元春挙の作品を本ブログで幾点か紹介していますが、その過程で門下でもあり、また甥でもある山元春汀(桜月)の作品にも縁があることがあります。本日はその山元春汀(桜月)の作品の紹介です。戦前から富士山を描き続け、富士山の観察とスケッチに没頭します。戦中は国家意識の高揚の面からもあったかもしれませんが、戦後は平和の象徴として富士を描き続け . . . 本文を読む