本作品を眺めていると、まだ当方が若かりし頃、セミの鳴く縁側で母らを交えて、叔父とお薄を頂きながら骨董談義したことが昨日のように蘇ります。
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違うと言えば違う、同じと言えば同じ。所詮、印章の確認とはそんなもの。鑑賞する側の心がけ次第で作品の真贋は決まるようなもので、この作品を「筋のよいもの」としている小生の審美眼、鑑識眼のレベルは今はこのレベル
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菊地容斎の門下で渡辺省亭とともに再評価されるべき画家に鈴木華邨がいます。20世紀初頭ヨーロッパで北斎以来の日本画家とされ、もっとも知られた日本画家と称されました。また小林一三が高く評価していたため、大阪府池田市の逸翁美術館にまとまって作品が収蔵されています。
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