音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

第23回 翠会ヘルスケアグループ 地域精神保健学会

2018-11-17 18:26:52 | 介護 日記
介護職の齋藤です。



毎月1600人ほどの方がこのブログを見ているらしいので頑張って更新していきますよ。
ちなみにアクセス数はもっと数がすごいです。




では今回は毎年グループ内で行われている。地域精神保健学会に参加してきましたのでお伝えいたします。


今年は練馬地区が主催。練馬駅前bにあるココネリホールで行われました。


私自身の事ですが近年は毎年参加させていただいておりますので、知り合いの方がたくさん増えました。


つながりが増えることはとてもいいことですね。




音羽台でのここ最近の発表は、食べる力や看取りなど、音羽台で新しく取り組んできたことを発表してきました。

やはり今年は介護現場の主役である介護職員から発表していこうと満場一致になり、日々取り組んでいる認知症ケアについて発表する機会をいただきました。


音羽台レジデンスでは各ユニット持ち回りで、認知症の事例検討会をしています。その中から、職員間で検討し5Cユニットの事例研究の発
表で臨むことにしました。


もともとの発表していたものがありましたが、少し視点を変えて学会発表用にアレンジしてきました。

初めはやはり、意欲的に取り組んでいたとは言い切れませんでしたが、時間をかけてスライドなどの資料の内容が良くなるにつれて、自信もついて顔つきが変わってきたのがみえて成長しているのがとても実感できました。

プレ発表も2回実施に何度も手直しし、また前日も本番を想定し、台を用意して練習を行いました。







学会当日。




今回初参加の栄養課職員!想定外に会場が大きい!!!初めての発表にはちょっとかわいそうなぐらい大きい。。。。


しかも今回は高齢者分科会の最後のとり。。。。

しかし私たちの心配は無用でした。。発表時には堂々と臆することなく発表しており(発表時の写真撮影はNGなのでありません。ごめんなさい。)

質問にも堂々と答えて、とてもたくましく成長したなと涙がでそうになりました。

発表後は皆に「おつかれさま」「とってもよかったよ」などなどたくさんの人に声をかけてもらっていました。





発表後の発表者のみなさん。







分科会が終わった後は特別講演とシンポジウム。

病院の学会なので精神科の話が多かったですが、今後は精神疾患を患っている方が高齢になってきているのでより一層、医療と介護の連携が必要だと実感しました。



学会後は懇親会。

おいしい料理に舌鼓。一番手前は音羽台で一番の食いしん坊。








懇親会のメインイベントはアームレスリング。

個人情報関係で大きく見せられませんが、屈強な男が集まる中でなんと1回戦突破。準決勝で負けましたが大健闘。

詳細が知りたい方は本人に聞いてみて下さい!!




懇親会のあとは2次会へ。

主役方たちをねぎらいました。



学会で発表した3人の方、本当にお疲れ様でした。


みなさん3人に施設であったら「よくがんばったと!」褒めてあげてくださいね。












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第三回 ふらっと音羽台

2018-11-11 05:52:00 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

11月はじめ、第三回「ふらっと音羽台」が開催されました。


ふらっと音羽台は、誰もがふらっと立ち寄れる勉強会です。有志の三人が運営し(講師含む)、勉強したい人たちに勉強の機会を届けたいと、まぁ地道に(笑)に行なっています。初回の開催では7名(運営含む)の参加から始まりました。
私としては、本当に素晴らしい内容の勉強会です。ぜひ、多くの方に届けたい。でも、ふらっとな勉強会ですから、「まぁ参加が自分たちの三人でも楽しみましょう」と決めています。
でも、講師は川崎 初美さん。本当にすごい授業ですよ。NHKでたまに放送している「奇跡のコーチ」という番組がありますが、そんな感じ。(説明が雑ですね)
音羽台の方だけではなく、地域の方やちょっと離れた場所の同業者の方なども来てくださっています。本当に誰でも参加OKです。ぜひ、足を運んでください。三人でお待ちしております。授業のあとも繋がりの場となると嬉しいです。


いつもように、こちらに備忘録として講義の内容を添付いたしますね。

ふらっと音羽台 第三回 「人間関係を考える〜なんでわかってくれないの?〜」
平成30年11月1日(木) 18時〜19時
講師:川崎 初美さん 合同会社「一歩」代表 理学療法士

今日は第三回目となります。今日のお話は、ヘルーパーステーションのサービス提供責任者の方向けに作った資料を、リニューアルをしてもってきました。

一番最初はゲームです。4角形のピザパイ。正確に四当分してください。
「正確に」がポイント。
3つにしてから、思い込みになる。
三つを四つにする。
これができる要素は、素性もあるけれど、「知っている」こと。「知っていれば」できる。
情報は知っていることが何よりも強い。知るか知らないかで雲泥の差になる。

たくさんの方と出会い、たくさんの情報を交換することで、知ることが増える。そんなことと一緒。

1〜100まで順番に考える。
情報は体系化して学ぶ。
情報はたくさんある。悩みも検索すれば出てくる。答えが出て消えも、自分の知りたい情報がどれだかわからない。
情報は体系化して見つけやすくする。

いったい、どんなことが悩みなの?
悩んでいることリスト サ責→登録さん
①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
②頂き物を断らずにもらってしまう。
③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。

①仕事の範囲を超えて、自分で判断して要望に応えてしまう。
・良い面…優しい人 困った人を放っておけない人 自己犠牲を厭わない人 度胸のある人
・悪い面…上司の判断を仰がない ルールを守れない 指導に従わない 家族よりにたちすぎる人
良い面と悪い面をそれぞれ出して、それがこの方の場合はどれに当てはまるのか見立ててから「あなたの良い面には、⚪︎⚪︎だけれど、今回は●●となってしまうよね」と言ってみる。

②頂き物を断らずにもらってしまう。
・私だけもらえる優越感 断れない敗北感 相手を傷つけるよりは自分が怒られようという犠牲感 バレなきゃいいだろうとういうギャンブル感
→隠れている気持ちごとに対処しましょう。別の方法でその気持ちを達成させてあげる。
真ん中二つについては、コミュニケーション技術の向上にむけた学習を促す。
仕事として感情だけで処理をしないことを学ぶ。
四様あるけれど、対応は異なることを学ぶ。

③優しく言葉を選んで注意したのに、問いただされたと言われる。
・ジョハリの窓。
自分が知っていて他人が知っている窓。→
自分が知っていて他人が知らない窓。→
自分が知らないで他人が知っている窓。→他人とのギャップ→盲点→思ってものと違う結果
自分も他人も知らない窓→
感情のズレは、盲点がポイント。

「豊」
個性
個性が豊かな人ばかり。
個性を持つことは悪いことではない。
しかし、その個性も相手に不快を与える部分は修正すべきである。
手豆
口豆
足豆
豆な動きをプラスさせることで、自分の個性も生きてくる。

「正」
何かを決めるときには、みんなで意見を出し合う。
強引に何か一つに決めてしまうと、思考が止まる(もっとよくならない)。チームが分解する。
「正」から「一」を引くと「止」になる。

リスクがあれば予防しなければならない。
個性を知ること
出された意見を肯定して受け止める
職業的なプライドを高める
個人技で終わらせない
力を出し合える関係性を築く

コインの裏表
良いと思って話をしていても、実は、それは全然ダメと置き換えても話をできる。
例えば、血液型。A型。几帳面はいい感じ、細かいよねはネガティブな感じ。同じ内容でも見る面で解釈の仕方が異なる。解釈は真逆まで行ってしまう。
自分の解釈の仕方では物事の受け止め方が違う。実は、それは真実ではなくても良い。例えば自分へのバッシング。「私を鍛えてくれている」との解釈をしてもいい。自分の中だけの解釈で済ますことができる。常に良い解釈し続けることができるか。ゆとりがあるときはできる。ゆとりがないときはできない。すぐにカーとして反応するときはゆとりがないとき。言葉に出して反応する前に、自分のゆとりと相談する。バロメーターにする。

コミュニケーション技術向上は何の役に立つのか。
報連相は新人が最低限身につけるスキルだけではない。
実践できている人は意外と少ない
報連相か?報連連連相か?
報連相のおひたしをを知っていますか。
報連相の「連」は、水平展開。「報」は上への展開。
報告は部下から上司へ。上司から部下へのフィードバックがない。
報告があったら、「おひたし」で返す関係性はマナー。
「お」 怒らない
「ひ」 否定しない
「た」 助ける(サポート)
「し」 指示する(促し)

複雑な仕事をシンプルに。
同僚の仕事を理解する。
まとめ役を強化する。
権限を与える。
行動の振り返りを促す。
相互関係を深める。
協力を促す(失敗を責めずに、非協力を責める)なんで自分一人でやったの?なんで相談してくれなかったの?と非協力のところを責める。「行動は良いよね。次は相談してよ。」

援助者に必要な七つの力
捉える力
気づく力
考える力
整理する力
まとめる力
伝える力
振り返る力
どれが得意なのか。全部不得意でもどれが良いか。

自分ごとを考えて行動すること。

ケーキ屋さんの話
私はケーキを売っています。92歳のトメさんがよろよろやってきました。何にしますか?と聞きました。トメさんは「これとこれ」と言っていますが、私は、トメさんが、どれをさしているのかわからない。「名前で言ってください」と聞くと「トメです」と。
→トメさんはゆび指さすことでわかってほしいとの思いを、店員さんがわかってくれれば。どうして、トメさんの側に来て、一緒にトメさんのゆび指している側に来て、トメさんと一緒に確認しないの?トメさんの気持ちを自分ごととして捉えれられば、きっとそうしたはず。

雪の日の訪問の話。
訪問介護のスタッフが、雪の日の訪問で遅れて、利用者さんにひどく怒られた。
訪問看護の人も遅れました。それでも、来てくれたことへの労いがありました。
訪問リハビリの人も遅れました。「先生、足元が悪いの来ていただいてありがとう 来なくてよかったのに」と言われました。
これの差は?
介護は、生活を支えている。時間単位で。遅れると本当に困るサービス。絶対に必要な存在。ナースは時間は問題ない。その日の健康は相談したい。リハビリは?そこまで必要ないということ。

それぞれの専門性をどう捉えるか。
大切な視点は、生活の視点になれているか?
組織を変えていくには、何かを作っていかないといけない。変えたいと思ったら、議長になって矢面をたつ。ひとりで辛いからサポートを作る。自分ごととして捉える強い力。

地域作りは、あの時のあの人ねから始まる。
課題に思っていることを声に出して言って見る。相談してみると、そんな風に思っていたんだと周りがわかる。自分の窓を開けていく。
仲間を募る。文句言っていても変わらない。自分でやらないと変わらない。自分ごととして。議長になって行う。会議で決める。

ありがとうございました。

次回は12月6日(木)18時からです。「トランス ポジショニング」について。身体の触り方について。
皆様お待ちしております。
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学ぶこと 知ること 

2018-11-10 20:59:20 | 相談員 日記
相談員の高橋です。
秋は学びの季節。
学ぶことは知ること。知っているか知らないか。ずいぶんと結果が変わるはずです。

翠生会は、年に1度、翠会ヘルスケアグループが主催する精神医学学会に参加しています。今回は、音羽台レジデンスの介護職員が「認知症ケア」について発表をいたします。
この学会発表のために、みんなでもう何回も原稿を変更し、プレゼン資料を作り変えています。発表のための資料作りは、考えて考えて作りなおせば作り直せば直すほど、新しい発見があり、結果的には自分たちのケアの振り返りになります。
仕事を終えた後に何時間も残り、休みの日も出勤しなど、その時は本当に苦しいときもありますが、必ず終わりのあること。山を乗り越えた時の満足感、達成感はやったものしかわからないかもしれません。
今回発表する若者が、きっとこの経験を後輩に引き継いでくれると思います。


発表は来週の金曜日。残すは本番のみ。

本番の様子も報告します。

そして、先日のブログにあった通り、私と介護長で、実務者研修の指導者の研修にご縁があって一日だけ参加させて頂きました。何年ぶりかで、ふらっと音羽台でおなじみの川崎初美さんの講義を1日受けました。私が、介護支援専門員の実務研修の時の先生が川崎初美さん。もう、10年以上前のこと。当時、その講義で介護感が変わったのを覚えています。
そして今回。「腑に落ちる」とはこのこと。自分がしたいことが、そんなに間違いではないと思えました。このタイミングでこの講義を聞けたのは繋がり。ありがたいです。私もそんな繋がりを作れるようにありたい。
楽しかった。これを、仕事に活かさねば。
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成増で葛西臨海公園 

2018-11-10 20:36:42 | 相談員 日記
相談員の高橋です。

雨上がりの空気を吸うと、冬が近づきつつあることがしっかりと感じます。この時期が好きです。
春はなんとなくそわそわして疲れます。
秋から冬に少し入ったこの時期の落ち着きのあるのんびりした感じが好きです。

さて、先日、音羽台レジデンスに、もとい、成増に葛西臨海公園がきました。


大きなトラックと大きなバンでたくさんの魚とともに。


お兄さんたちが準備をしてくださいます。徐々に葛西臨海公園になっていきます。今日は寄り道カフェが水族館。


開店と同時に、近隣の保育園の子どもたちがたくさん遊びに来てくれました。


音羽台の周りには3箇所の保育園があります。

子供達の楽しそうな声がたくさん聞こえました。
当日はハロウィン。お菓子のお土産をもらっってさらに上機嫌。

近所の児童館にいらしたママや赤ちゃんたちもたくさん遊びに来ました。


「こんな光景は初めてだよな…」としみじみ。「こういうのしたかったよな」と。近所の方達が足をとめ、水族館を眺め、自然と音羽台の中に入り、音羽台のカフェにできた水族館で遊んでくださいます。


学校帰りの中学生。


少し私たちも成長できているのかもしれません。
葛西臨海公園のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。



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創立10周年記念 寿司パーティー

2018-11-05 19:36:24 | 介護 日記
ご無沙汰しております。

介護職員の齋藤です。

今回は創立10周年記念寿司パーティーのお話です。

早いもので、音羽台レジデンスが開設されてから早10年経ちました。

開設は平成20年10月1日です。成増厚生病院内科と併設されていた前三園ホームより50人の入居者の方たちと一斉に引っ越しをしたのを覚えています。
当時は従来型からユニットケアへ転換し、ケアの方法からすべて0からの出発でした。

10年たった今でもユニットケアをしています。と自信をもって言えるかといえば言えないかもしれないですが10年前より進化しているのは確実です。

20年、30年と歴史のある。特養にしていきたいですね。ちなみに翠生会自体は昭和の時代からあります。昭和60年3月に設立。かなり歴史が長いですね。。。


さて本日の本題は寿司パーティーです。

実はこのアイデアは入居者さんが出してくれたもので「お祝いでお寿司パーティーをしよう」と提案してくれたところから始まりました。


栄養課のみなさんと作戦会議をして、同時に3フロアは無理があると判断。月をまたいで3回に分けることにしました。10月は3階、11月は4階、12月は5階。今回は10月の様子をお伝えします。


まずは今回の板長は栄養課の村山さんです。
以外にもお寿司を握るのは初めてと。。。しかしながら長年の調理のスキルを生かしなんなくこなしていました。
さすがです。








ネタは決められて5品でしたが、主要なものはおさえています。はまちがプリプリでしたよ。


寿司だけかと思いきや、食後にデザートビュッフェも用意されていました。栄養士さん素敵です。色とりどりのケーキやムースなど食べやすいのをチョイスして種類もたくさん用意してくれました。秋なのでマロンムースもありましたがすぐに完売しました。





3階担当ケアマネさんです。


最初は行列ができてしまい、待たせる結果になりましたが、やはり寿司の力はすごいですね。みんな笑顔で大満足。職員もお腹いっぱい食べれたので大満足でした。



次回は11月25日、4階です。家族会もが開催される日なのでたくさんのご家族様が来られるのをお待ちしています。




こちらの画像は先日の土曜日に研修にお邪魔させていただいたところです。
実務者研修などで介護過程を教える先生になる研修でした。本来のカリキュラムは50時間ほどかかりますが、今回は1日だけの研修に特別に無料で参加させてもらいました。
だいぶレベルが高かったですが謎が解けた感じで府に落ちました。ケアマネジメントと介護過程の違い。。。ケアを手順化して一つ一つに意味を持たせることが介護過程。。。詳しくは一緒に参加した高橋統括Mがブログで挙げてくれると思います(笑)
専門性をあげてこれからの介護職員の地位をあげるのに避けられない必要不可欠なものだと思いました。音羽台で近い将来できるように頑張ります。


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